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    ポモドーリからトマトソースの作り方2

    2007-08-31 22:18 / Category: 食べる☆イタリアン
    前回のポモドーリからトマトソースの作り方の続きです(クリックで前回へ)

    トマトからトマトソースになってきたところからの続きです。

    ここで、

    tomato16

    トマトソースマシーンを使います。
    これは少し大きめですが、7月中頃からはミラノの近所のスーパでも
    トマトソースマシンや保存用ビンなどの小物が売られています。
    あ~、イタリアの夏だなぁなんて感じます。

    tomato18

    ジョウコの口に「トマトソースになってきたもの」を入れます。
    トマトソースマシンは皮と中身を分けてくれます。

    tomato20

    ここで、出てきたソース(黒いバケツ側)が正真正銘のトマトソース。
    そして、脇に出てきているの(赤いばけつ)が、分離されたトマトソースの皮。

    tomato19

    つまりカス。

    アモーレ家では1度目に分離されたカスは
    もう一度マシンにかけます。
    皮側と言っても、1度の分離では実がまだまだついているからです。
    2度目に分離されたカスは後で、畑の肥料として撒かれました。

    tomato21

    さて、これが出来立てのトマトソース。
    トマトの香りがあたり一面に広がっています。


    ここからは一般的に大きく2種類の方法があります。
    ○ここで味付けして、ビン詰めし、瓶ごと熱湯で沸かし沸騰させる
    ○トマトソースを沸騰させ味付けし、ビンに詰める。

    アモーレ家では後者の方法。
    では、さっそくこのトマトソースたちを火にかけます。
    ここでも叔父さんは活躍します。

    tomato22
    赤い水acqua rossoを飲んで、まだまだ余裕の叔父さん


    沸騰する頃。
    今年のトマトソースの味を確かめる叔父さん。

    「今年は結構塩味してるなぁ」

    と言ってそして味付けが始まりました。叔父さんは塩を入れました。そして味見。
    最後の味の微調整はマンマがします。

    味付けはこれでおしまい。

    今回200Kgのポモドーリに対して、1Kgも塩は使っていませんでした。
    トマトの味は毎年変わるもの。
    だから、自分の味覚だけがたよりに味付けをします。

    私の感覚としては、
    「ほんの少しだけ塩辛いぎみ」ぐらいが
    アモーレ家のトマトソースの味だと思いました。

    けれど実際料理につかうと、他の食材との絡みもあり丁度いい味になります。
    まさにマジック。


    味付けを完了したら、再度沸騰させ、
    1便つづ入れていきます。

    tomato24

    この時ソースを入れるビンは初回使用でも必ず洗い、
    熱湯消毒をしたあと乾燥させたものを使います。
    これも美味しいトマトソースのためには欠かせないことです。

    tomato23

    こうして出来上がったトマトソース。
    彼らにはまだ、大事な作業があります。

    ビン詰めにされた彼らは、温かい毛布にくるまって、1週間ほど寝ること。
    毛布の上から彼らを触ってみたら、ものすごくあったかかった。
    2日後、3日後も温かく、1週間たった頃ようやく常温になっていました。

    もちろん、トマトソースが出来上がったその日から
    ソースは美味しくいただけます。
    「寝かせるから美味しくなる」というわけではなく、
    「出来立ても美味しい」んだそうです。


    200Kgのポモドーリがすべてトマトソースになるには、
    トマトを鍋にかけて潰して、マシンにかけて、味付けをして~という作業を何回も繰り返します。
    食べ物を作ることは、作るために働いて、食べ物のありがたみも分かるという素敵な作業なんだなぁ。


    今年のトマトソースは最高の出来だったようです。
    トマトの味が濃い!!と言ってました。
    そして、家族のみんながこう言ってくれました。


    「あなたが幸運を連れてきたのよ!porti fortuna!」



    あ~、素敵な言葉。



    いえいえ、とんでもない。
    家族みんなが楽しい作業だったから、美味しいトマトソースになったんですよ!
    こちらこそ、こんな素敵な時に一緒に居させてもらえてうれしい限りです!




    次の日、出来立てのトマトソースでパスタを作ってくれました。
    うまかったぁ~!!
    tomato26


    2007年 夏のバカンスCalabria(クリックで別の話)
    カラブリアCalabriaについて
    おばあちゃん
    ナウシカの居た場所~Parco Archeologico di Scolacium
    サボテンの実 アーモンドの木
    ポモドーリからトマトソースの作り方1

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    ポモドーリからトマトソースの作り方

    2007-08-28 18:38 / Category: 食べる☆イタリアン
    イタリアの食材で欠かせないトマトソース。

    アモーレ家ではこのアモーレ家の夏の風物詩
    家族みんなでつくるトマトソース。
    今年は私も一緒に作りました。

    パパの畑の土は水もちが良く、トマトソース用のポモドーリ(トマト)には適していません。
    毎年、ポモドーリを購入します。
    その量、ど~んと




    200Kg
    (4,5世帯分くらいかしら?とマンマは言っていた)






    通常イタリアではたくさんの種類のポモドーリが並んでいます。
    特に夏はポモドーリの季節。陳列される種類も増えます。
    トマトソースを作るには、写真のような細長い種類を使います。

    tomato2


    さて、トラックで運ばれてきたこの子たちは、
    ソースを作る日まで保存しておきます。

    tomato1

    保温と、遮光を兼ねてマンマは毛布をかぶせました。
    これはポモドーリの熟成を止めるためです。
    光に当たっていると熟成は進みます。
    トマトソースには、赤く、硬いポモドーリが必要です。
    熟したポモドーリは使いません。

    こうして、ポモドーリが手に届いた時からトマトソース作りがはじまっています。

    マンマはそう、教えてくれました。


    作業当日。
    tomato4

    200Kgのポモドーリをすべて洗ってざるにあげておいたマンマ。
    (その間、お昼ご飯作って、スーパーに買出しに行った私。働いたぜ?)

    いつもより早めにみんなでお昼ご飯を食べたら作業が始まった。


    まず、このポモドーリすべての中身をチェックします。

    tomato3
    何十年もソースを作っているおばあちゃんの作業は早い!!

    tomato11
    家族みんなと親戚もよんでみんなで作業です。
    ワイワイ話しながら作業します。アモーレも作業しています
    おばあちゃんの頭巾。
    カラブリア女が作業をするときは伝統的に赤色が入った頭巾をするそうです。
    日本のように手ぬぐいではなくバンダナでした。


    トマトソースの味を左右する大事な作業です。
    半分に割り、ポモドーリの芯などの赤くない部分をすべて削除します。
    また、ポモドーリを握ったときにやわらかいものは削除します。
    綺麗な赤でないポモドーリ(オレンジっぽい)ものもあります。削除します。
    部分的に痛んでいるところも削除します。

    tomato6
    削除された部分


    そうして、トマトソースに使う部分は、色が真っ赤で、硬い部分のみになります。

    tomato5


    アモーレ家の厳しいチェックメガネに合格したトマトたちを火にかけます。

    tomato7


    大変な作業です。力作業です。叔父さんが毎年担当するらしいです。
    叔父さんが、冗談を言いながら、自分も人も笑わせながら作業しています。

    tomato8


    だから、思ったより簡単そう!私もやってみたい!と変わってもらいました。

    tomato12
    私も、頭に伝統色の頭巾をつけて作業していました。伝統ですから。うふっ。

    腰が抜けそうになったので、3秒でやめました。
    記念に写真だけ撮りました。(作業の邪魔かも。。)
    そして、叔父さんに勝手にバトンタッチしました。


    tomato9

    やっぱり叔父さんは余裕があります。


    火にかけてる間中トマトを潰しながら、ひっくり返しながら混ぜていきます。
    トマト(ポモドーリ)から、トマトソースになってきました。

    適当にポモドーリが潰れてきたところで、一度こします。
    ざるに布を敷き、あつあつのトマトソースをそちらに移します。
    この時のトマトソースは熱いです。50度前後でしょうか?
    沸騰ほどではありません。
    あくまでも目安は、ポモドーリが潰れてきたらです。

    tomato10

    tomato13
    「適当につぶれたトマト」の目安
    原型は残っています。

    こしていると、ざる目からにごった水のような液体がちょろちょろと出てきました。

    「これはトマトが持ってる水分なの。
     この水分を除いてあげる手間をかけると
     とさらに濃厚で美味しいトマトソースになるのよ」

    とマンマが言いました。

    ここまでの作業が終わったところで、ちょっと休憩。
    飲み物が振舞われました。

    誰かが、

    「ナビアちゃん~、何飲む? 赤い水がいいacqua rosso? 」


    と言ったので、


    何それ?ジュース?


    あ!!分かった!!今トマトソース作ってるんだもの!!
    トマトからできた何かの飲み物のことよ!!


    と、珍しくカンが働いていたら


    アモーレが
    「ただのワインのことやで。」と。


    おっさんという人種は万国共通ですね。
    「ガソリンが必要や(アルコールを飲むとき)」とか、
    「麦茶行こうや(ビールのこと)」とか、
    「美味しい水飲みに行くで~(日本酒もしくは焼酎)」とか。


    今日は、イタリア式おっさん用語まで習ってしまった。


    トマトソース作り、つづきます~(コチラ)



    2007年 夏のバカンスCalabria(クリックで別の話)
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    おばあちゃん
    ナウシカの居た場所~Parco Archeologico di Scolacium
    サボテンの実 アーモンドの木


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    サボテンの実 アーモンドの木

    2007-08-24 18:05 / Category: 食べる☆イタリアン
    フィキデンデアfichi d'indiaを食べました!
    これはサボテンになる実。
    saboten2

    saboten1

    saboten3

    saboten4

    fichi はイチジク、indiaはインド。
    つまり「インドからきたイチジク」という名前がついてるんだけれど
    インドにサボテンってあるの??

    刺のある皮を剥いたら、そのままいただきます。
    食感はキューイのようで、
    水分があり、味は少しだけ甘いです。
    この種、硬くて噛むにはあごが疲れます。
    種を口の中ですりつぶしながら食べていたら
    「かまない。飲み込むんだよ」
    だって。


    パパの畑には大切に育てた
    たくさんの野菜たちが実りの時期を迎えていて、
    マンマが毎朝食べる分だけを収穫してました。
    贅沢すぎる
    畑の面倒をなにも見ないのに、美味しいものだけを食べに来てる私は
    まさに「美味しいとこどり」なわけで

    「働かざるものくうべからず」

    って言葉を思いだしましたが、一瞬で追い払いました
    農業は偉大だ!!!


    アーモンドって背の高い木になるの知ってました? 私、初めて知りました。
    アーモンドの実は剥いたら、クルミのように硬いからがあります。
    それを石でたたいて壊します。
    そしたら、見たことのある茶色いアーモンドが出てきます。
    茶色の渋皮をむいたら白いアーモンドになります。

    amondo1amondo2amondo3amondo4amondo5

    この手間 アーモンドが高いわけが分かりました。
    だから、そんなアーモンドをすりつぶしたアーモンドミルク(クリックで別の話)
    昔はきっと贅沢な飲み物だったんだろうなぁ。

    あ~、まさに大地の恵み。
    食べ物はありがたくいただこう。


    2007年 夏のバカンスCalabria(クリックで別の話)
    カラブリアCalabriaについて
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    ナウシカの居た場所~Parco Archeologico di Scolacium

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    ナウシカの居た場所~Parco Archeologico di Scolacium

    2007-08-23 20:16 / Category: 夫の実家はカラブリア
    「風の谷のナウシカ」をアモーレと一緒に見た時、
    いい映画!!と頷いたあと、
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    (2003/11/19)
    島本須美、納谷悟郎 他

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    「どうして姫の名前をナウシカとつけたのだろう。」

    とアモーレはとても興味を持った。

    アモーレの田舎にはナウシカアに関する神話が存在する。
    「ナウシカ」とは「ナウシカアNausicaa」からいただいた名前らしい。

    紀元前にホロメスによって書かれた抒情詩で
    もっとも有名な「イリアス」と「オデュッセイア」

    イリアス〈上〉 (岩波文庫)イリアス〈上〉 (岩波文庫)
    (1992/09/16)
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    ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)ホメロス オデュッセイア〈上〉 (岩波文庫)
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    松平 千秋
    「イリアス」では主にトロイヤ戦争の話。
    この中でトロイの木馬を指揮し、戦争を勝利へと導いた
    オデュッセウスが、戦後、帰還する際に10年という歳月漂流してしまう。
    この漂流中のオデュッセウスの話をつづったのが
    「オデュッセイア」という話。

    つまり、「オデュッセイア」は「イリアス」の続編で、
    ナウシカアという人物は、「オデュッセイア」に出てくる姫の名前。

    ナウシカアが侍女と浜で遊んでいるところに
    オデュッセウスがナウシカアの国に漂流する。
    怖がって逃げる侍女たちとは逆に
    オデュッセウスを助けて、城に運び込み看病する。

    彼女のおかげで、帰国できるだけの船や物品を与えられるオデュッセウス。
    彼に恋心を抱きながらも彼を見送るナウシカア。

    「オデュッセイア」には心優しく、聡明なナウシカアという人物がいます。
    (まだ読んでませんのでシッタカ)

    そして、

    ここカラブリアはナウシカアの国であった場所の1つだと言われています。

    ナウシカアが踏んだ土地。
    そして、ナウシカアが居たとされる街。
    そんな神話がある遺跡
    アケオロジコ ディ スコオラチウムParco Archeologico di Scolacium
    (クリックでサイトへ)


    この遺跡は、アモーレの家からほど近い。
    これだけ家の近くにナウシカアを語る土地があって、
    小さい頃から神話として聞いていたから、
    遠く離れた日本の映画に彼女の名前が出てきたら少し運命めいたもの感じるたんだろうなぁ。

    nauscicaa3

    nauscicaa4

    nauscicaa5

    nauscicaa6
    この石畳は、何世紀前に舗装されたのかなぁ

    nauscicaa7

    nauscicaa8
    また、このあたりの遺跡はむかし、むかし、
    ギリシャ帝国が、第二のギリシャ帝国の地として整備した場所で、
    現在のギリシャでも見られない昔のギリシャ建築が保存状態がすこぶる良く残ってる場所なので、ギリシャ建築を勉強している人が訪れる場所なのだとか。

    現在見ることの出来る遺跡跡は
    ギリシャ帝国 ---> ローマ帝国 ---> ビサンティン帝国(中世ローマ帝国) の跡。

    紀元前からの長い長い歴史。

    今は柵が出来て遺跡の内部にずけずけと入っては行けない。
    アモーレが子供の頃には遠足の際には
    お昼ごはんを食べるのはこの遺跡の柵内だったとか。

    さらに倒れている遺跡に上ったり飛び跳ねたりして遊んだそうな。

    すごいな。。。

    7年前から、夏の夜の間だけこの遺跡は劇場になり、
    古代の遺跡をバックにした演劇を見ることが出来る。

    ベローナ(ロミオとジュリエットの町)の夏の野外オペラや、
    タオルミーナ(シチリア島)の野外オペラは有名だけれど、
    チケット代も高い。

    ここでは、オペラではないけれど15ユーロから見れる。
    15ユーロ(約2200円)って安くないですか?

    友達たちと行ってきました。
    nauscicaa9

    nauscicaa10

    夜の10時から始まり、深夜に終わる演劇で、
    この日は海からの強風で寒いわ、イタリア語分からないわ、話の内容も悲劇やわ。
    だったけれど、

    ここはナウシカアの居た場所。
    ここは長い、長い歴史の途中。
    そんな土地に月の光と共に座っていられるなんて素敵

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    おばあちゃん

    2007-08-22 22:26 / Category: 夫の実家はカラブリア
    アモーレの実家は2世帯住宅で
    1階にはアモーレの祖父母が住んでいる。

    おじいちゃんはまだまだ元気で畑仕事にでかけたり近所で
    談話してたりするのを見かけたりした。

    おばあちゃんは持病があるのと、以前階段から転んで骨を折ってしまってからは
    外出が困難になったらしく、1日のほとんどを家の庭で過ごす。

    パスクワに会った時から私に一番興味深々だったのは
    おばあちゃんだったかもしれない。

    この土地で生まれ育ったけれど貧困だったため
    おじいちゃんと子供達を連れてスイスに渡り30年間生活していたおばあちゃん。

    だから外国に居ることの難しさ、
    外国語が通じないもどかしさ、
    スイスや日本に比べてのイタリアのシステムの悪さ、
    などを分かってくれるようで、

    それに加えて、子供のような好奇心で

    私の日本での暮らし、家族のこと、今のミラノでの暮らし
    「この言葉は日本語ではなんていうの?」
    などの話を聞きたくてたまらないという様子。

    言いたいことに詰まると、

    「ピアノ、ピアーノでいいからね」

    といつでも言ってくれる、優しいおばあちゃん。


    おばあちゃんとは、毎朝喋った。
    大体私の方がアモーレより起床時間が1時間くらい早かったため、
    この時間は庭に出ておばちゃんと話をして過ごしていた。

    「ジェラート食べない?」

    孫達や私に食べさせたかったらしくたくさん買ったから食べなさい。と言う。
    (ちなみに、アイスキャンディー系もジェラートと言う)

    「今、朝ごはん食べたからいいです。ありがとう」

    と答える。

    3分後に、おばあちゃんは

    「ジェラートどう?」 と進め直してくれる。

    ただでもカラブリアに来ると食べまくるので食事の時以外は食べ物を口にしたくない。
    けれど、おばあちゃんの誘い。食べておこうか。。
    いや、いや、気を使って食べずにはっきりお断りしよう。

    という葛藤で、おばあちゃんのジェラートを
    1時間で80回以上断わった頃
    アモーレが起きてくる。

    おばあちゃんは言う。
    「アモーレ、おはよう。ジェラート食べなさい。」

    アモーレは言う。
    「ええ? いらんわ。」

    おばあちゃんも言う。
    「そんなこと言わんで。おばあちゃんいっぱい買ったから」

    アモーレは言う。
    「いらんって。食べたい気分ちゃうねん」

    と言って、別棟の家に去っていく。


    おばあちゃんがちょっと寂しそうに私を見る。
    そして言う。
    「ジェラート食べない?」


    アモーレ(゚Ω゚;)
    身内って、なんであんなにひどい言い方できるのかしら?
    私が1時間かけて断わり続けてたの水の泡でしょ。

    こんなお目目で私を見るおばあちゃんを目の前にして食べたくないって
    言える勇気は私にはなく。。。いただきました。何日も。


    アモーレに、食べてあげてよ。と言っても
    「食べたい時は食べるから」
    ですって。
    ほんと、どうなんでしょ 男の子って。




    イタリアでは毎週日曜日、ローマ法王のミサがテレビで放送される。
    日曜日、いつものように庭に居ると
    おばあちゃんが、
    「ナビアちゃん、こっち、こっち」
    と手招きをした。

    一緒に居たアモーレは、ピンときたらしい。
    「ばあちゃん、何? 何でナビアを呼ぶの?」

    おばあちゃんは言った。
    「ちょっといいことがあるから、こっちおいで」

    アモーレは
    「ばあちゃん、ナビアはミサなんて分からんで。それにカソリックちゃうんやで、何もいいことあらへん」
    ときつめに言った。

    一緒にいた、アモーレの叔父さん(つまりおばあちゃんの息子)も「ばあちゃん!1人でみぃ~!」


    おばあちゃんはとぼとぼと、松葉杖を突きながら部屋に入って行った。
    この手の番組はアモーレも、叔父も、アモーレの家族も一切見ない。
    だから、おばあちゃんだけの楽しみなんだけど。。。


    お昼ごはんの時、この話を私がパパとママに話した。
    アモーレも、叔父はそのときの情景とおばあちゃんの表情を
    詳しく追加説明していた。
    パパとママは大笑いした。
    そして私達も大笑いした。

    おばあちゃんって、万国共通で大きくて暖かい存在だなぁ。

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    カラブリアcalabria

    2007-08-21 20:27 / Category: 夫の実家はカラブリア
    彼の実家はカラブリア州というところにあります。
    calabria

    イタリア地図でいうとブーツのつま先近辺になります。


    カラブリアは唐辛子が有名です。
     
    カラブリア料理には唐辛子を使った料理があり
    韓国料理なみ、いや、以上?に辛いのがあったりします。
    辛いもの好きにはたまらない

    私の大好きなドゥーヤnduja。
    nuja
    サラミと唐辛子をまぶしてペーストにしたもので
    パンにぬったり、パスタのソースに使ったり。
    ミラノではビン詰めのドゥーヤを買うことができます


    ヌテッラの(ヌテッラ?と思われた方。詳しい話はこちらをクリック)
    nutella

    パロディー版 ドゥジェッラ(中身はドゥーヤなので辛い)
    なんかは購買意欲がそそられます。
    nujello

    夏。この時期は唐辛子の実りの季節です。
    なので家の庭先やお店では(下の写真は写真はお店にて)
    唐辛子を干している光景を良く目にしました。
    青い空に、青い海。そして赤い、赤い唐辛子。
    カラブリアの名物です。
    tougarashi

    ところで、ダークな話をすればカラブリアと聞いてマフィアを思い浮かべるイタリア人も多いです。
    これは、マフィアのアジトが多いからだそうです。

    日本では本籍地が大切で、パスポートにも、免許書にも必要ですよね。
    イタリアでは本人の出生地、つまりどこで生まれたが大切です。同じくパスポート、免許書にも必要です。
    (留学のVISA取得時、私達も出生地を記載しました)

    アモーレのパパはマフィアのアジトで有名な場所で生まれたらしいです。
    パパは冬には猟師もします。
    銃などを購入する際は必ず出生地記載のIDカードが必要ですが、
    パパは出生地のおかげで必ず、必ずすんなり購入できないそうです。

    購入したものをマフィアに流されれないかと
    細かい質問をたっぷりかけられて購入になるらしいです。
    警察もパパもお疲れ様です。。

    同じくシチリアもマフィアのイメージがありますが、
    かつ、いくつもの美しい有名な観光地が存在するのもイタリア人は知っています。
    だからプラスイメージも濃いです。

    がんばれ!カラブリア!!

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    バカンスしてきました

    2007-08-20 16:36 / Category: イタリア生活☆見聞録
    2週間強のバカンスから帰ってきました。
    アモーレの同僚達は3週間のバカンスをとっている人が多いそうです。

    今回はずっとアモーレの実家でお世話になったのですが
    実家でのアモーレの滞在時間が長いというのは離れて暮らしている親子にとっては最高の親孝行。
    だと思いました。

    長いバカンスはいいですね。

    毎日海へ行って、昼寝して、夜、家族との団欒が終わったら
    同じように帰省しているアモーレの友達と会って。
    こうして毎日が過ぎました。


    長いバカンスはお金だってたくさん使います。
    (飲んだり、食べたり、小旅行したり。。。)

    だからバカンスが終わる頃には
    「働かないとなぁ」
    という気分になるみたいです。

    日本では1週間の夏休みを取るのも難しい状況で
    土日を挟んで5日間とれたらラッキーだったので、
    もし5日間夏休みを取れたとしても、楽しみめたのは、
    夏休みが始まる前日と、夏休みの最初の3日間だけでした。
    後の2日間は少しどんよりした気分でした。
    「働きたくないなぁ」と。

    私はイタリア式バカンスを支持します(笑

    しばらくはバカンスの話におつきあいください

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    甘い誘惑

    2007-08-14 23:27 / Category: 食べる☆イタリアン
    ----
    ただいま南イタリアでバカンス中です、 年中やけど。。ブログをタイマーでUPしています。
    ----

    砂糖に対する罪悪感が低いイタリアでは、

    朝のエスプレッソには明らかにコーヒーの容量では溶けきれない分量の砂糖を入れる。
    飲み終わった後、エスプレッソカップに砂糖が溜まっていることは多い。
    そんなに甘い物を飲みながらドルチェを食べれる。

    夕食後にリモンチェロやコルセッコと呼ばれる甘いお酒を飲みながら、
    食後のドルチェを食べる組み合わせも多い。


    甘い飲み物 × 甘い食べ物 = 美味しい
    というイタリア人方式にまだ慣れていない。

    今は夏真っ盛り。ジェラートが美味しくてたまらない
    美味しいジェラテリアはたくさんあって、いつでも人だかりができている。

    イタリア人は、私達のように「暑い時は、まず冷たい飲み物」より

    暑い時はジェラート
    さらに暑い時は、ジェラート2回食べる

    という感覚らしい。
    子供みたい

    gelato

    ジェラートは最低2種類のフレーバーから選べるので、
    ショーケースの前で

    「これ、食べたよ。美味しかった。あれ、食べた?」

    などと大声で友達と相談しながら、どの味にするか決めてる
    おっちゃん同士友達や、
    ご年配同士友達を見ると


    あ~、イタリアいいなぁ。と微笑んでしまう。


    ジェラテリアの前では、老いも若きもジェラートを
    ぺろぺろ舐めている。


    甘い物を堂々と食べれて、幸せそうに話しているおっちゃんたちは
    日本では見かけにくい。

    甘い誘惑に誘われまくっているこの日常、好きだなぁ。

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    ピンパPimpa

    2007-08-07 17:57 / Category: イタリア生活☆見聞録
    以前、2001年度、2002年度のNHKのイタリア語の語学番組で紹介されていた絵本

    ピンパPimpa(公式HPへ)

    という犬の女の子のお話は日本でいうドラえもんなみにみんな知っています。
    アモーレ世代でピンパを知らない人はいません。

    もちろん今も人気のお話で、書店にはピンパのコーナーが大きくあります。

    pimpa

    ピンパは1975年に生まれた漫画で、
    作者の娘さんが小さい時に
    「パパ、ワンちゃんが欲しい」
    と言ったけれど、犬は飼えなかったので
    変わりに犬のお話を書くことを思いついたのだとか。

    絵本もアニメも色づかいも、お話もかわいすぎて
    目も口もゆるみっぱなしになるくらい愛らしいお話です。

    たまたま語学番組を見ていて勉強してみようと思ったけれど、

    でもね、見てただけ~で、
    記憶に残るは、雑談のコーナーの雑談だけ。

    そしてピンパへの興味。

    ピンパのお話を全部読みたい!と思って探したけれど、
    すべてはイタリア語。
    イタリア語ができたらなぁ~、これ全部買って読むのに~。
    作者に直訴して日本語通訳させてもらおうかしら。
    こんなに色が綺麗で、話がかわいくて、自然とお友達のお話はなかなかないわ!
    これは日本に広める価値がある!!

    なんて、イタリア語がさっぱり分からないくせに
    ピンパへの思いは熱かった


    イタリア語が必要になった今、ピンパが幼児向けのお話だってことは
    百も承知なんですけどね、話を見たり読んだりすると辞書引いたり、
    アモーレにフレーズを確認したりと。


    あ~、子供ってこんなに難しいレベルのことを見聞きして覚えるんだなぁ


    と子供の偉大さに感動する今日この頃です。
    大人になってから出会った絵本だけれど、ピュアな気持ちにしてくれる本です。


    イタリアのNHKのような放送局ライRai(HPへ)より
    ピンパの物語のいくつかがパソコンにダウンロードできました(今は?)。

    同じものがYouTube(動画サイト)にもUPされていたので
    お暇なら見てみて。 そしたらとりこになりますよ~


    ***

    PS---以下、下記YouTubeをご覧になられる方用に
      この動画のお話のあらすじです。
     
    雪の降る寒い日、外に出たピンパが出会ったのは小鳥。
    小鳥は小鳥語(インマルレーゼ語)を話してピンパに答えます。
    小鳥語に興味がわくピンパ。
    小鳥はピンパに「うちにおいでよ!他の言葉も教えてあげるよ」と
    2人で小鳥の家に向かいます。

    家に帰ると小鳥のおじいちゃんが家の雪かきをしています。
    一緒に手伝うピンパ。
    家も綺麗になったころ、南の島に行っていたお友達が帰ってきます。
    彼女はすっかり日焼けして南の島をタンノウ。
    お土産にお花をみんなに持ち帰っていました。
    お花を広げるとそこは雪が溶けもう春。

    彼女は春を連れてきました。

    旅で疲れたわ~と眠りにつく彼女を見て
    ピンパも帰宅することに。
    今日覚えた小鳥語をアルマンド(ピンパの飼い主)に教えてあげようとわくわく。


    「だ~れだ?」と小鳥語で話すピンパ。
    「ピンパでしょ。」と答えるアルマンド。
    「ピンパじゃないよ!」とすねて答えると
    「あ~、ごめんね。ピンパじゃなかったね~小鳥語は知らないんだよ~」とピンパにのるアルマンド。

    機嫌を取り戻したピンパが今度は
    「何か食べたいなぁ」と小鳥語で話すと
    シリアルのような食べ物を取ってきて左手で差し出すアルマンド。

    だけど、ピンパは
    「できたら、ミルクのほうがうれしいなぁ」とまた小鳥語で答えます。

    アルマンドの右手にはミルクが注がれたコップを持っていました。

    そしてこう言います。
    「うん、そう言うと思ったよ」

    そう言ってミルクを差し出しながら小鳥語で答えます。

    アルマンドは小鳥語を知っていたんですね

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    バカンスしてきます

    2007-08-03 21:30 / Category: イタリア生活☆見聞録
    今からバカンスしてきます。

    アモーレの実家に行ってきます。
    今年はマンマと一緒に初めてのトマトソース作りです

    海が近いので水着用意しました。
    今回は2週間くらい行くので、もしかしたら「日本食が食べたいわ」
    と言われた時のためにカレーも1箱持っていきます。

    (今、カレーかよ!!って心で突っ込んでくださった方へ。。。  あ~、カレーだよ!!(笑 )


    イタリア語で
    プレゼントはレガーロregaloといいます。
    ちょっとした小さいプレゼントはレガリーノregalinoといいます。

    マンマたちにお土産になるものは、旅行に行く度に買って用意していたので、
    今回はレガリーノを用意しました。

    マンマにはバラの形のキャンドル。
    ノンナ(おばあ)には髪留め。
    4歳になる姪っ子にはブレスレット。
    1歳になったばかりの姪っ子には水玉のワンピース。

    みんな喜んでくれたらいいのになぁ~。

    パパやノンノ(おじい)は、次の機会でということで。。。(笑


    ---
    今回バーゲンで買ったお気に入りのブラウスもつめました。
    この服を着る日、2人でアモーレのご両親に結婚の話をするつもりです。

    緊張するかなぁ~。


    では、行ってきます!
    皆様もよいバカンスを~!!

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    仕事をサボるとき

    2007-08-02 05:35 / Category: ブログ

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    PCや携帯電話での入力ミスは、注意力散漫な私にはよくあることで、
    このブログだって山ほどの誤字脱字がある。はず。

    友達のねーねーさんはブログをUPすると誤字脱字を見つけると
    「五時連絡」
    という誤字メールのタイトルをつけて間違いを指摘してくれたりする。
    このセンス。素敵。どうもありがとう


    たまにはインテリ目指して、わざと違う漢字を使うことだってある。
    でも、ブログを書きながら我ながら

    かっこつけてる(・・。)ゞ

    と恥ずかしくなって、UPする頃には普通の漢字に戻していたりする。


    でも今までで一番恥ずかしかったのは

    仕事をサボるときに書いたメール
    (もちろん普段は電話連絡です。社会人1年生の方マネしちゃやーよ)


    「おはようございます。那比です。本日体調不良のため午後より出勤させてください。」


    と書いた。
    確かにそう書いたのに

    「おはようございます。那比です。本日体調不良のため







    午後よ失禁させてください。






    となっていた。。。


    朝からエロエロですよね~(・∀・)
    はずかしわぁ(*v.v)。

    というわけで、夏ですし、暑いですから皆さんも頭がボーっとすることあるだろうけれど
    誤字脱字には気をつけて夏をお過ごしください。
    いや、冬もね。

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