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    LUGANO スイスのルガーノ2

    2008-04-30 18:01 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    LUGANOからの続きです~

    LUGANOの小さい町にある公園を散策することに。
    この花々した景色が素敵♪
    lugano11

    と、歩いていたら、


    こんなものが。
    しばらくこの子がじっとしていたので、置物かと思っていたら、
    lugano12


    チェスが動いた!

    lugano13

    イタリアの公園でもテーブルの模様がチェスの碁盤模様になっていて、
    そこでチェスを楽しむ人を見たりします。
    (駒はたぶん、テーブル前にある売店が貸してくれるんだと思う)


    そういえば、こちらには、将棋サロンや囲碁サロンの様な、チェスサロンとかあるのかしら?今度調べてみよー。


    というのも、こちらではBarによっては、いつも誰かれやってきて、
    カードゲームやチェスを楽しんでる人たちが居ます。
    そして、Barの飲み物(まぁ昼まっからなので、コーヒーなどですが)などを賭けあってます。
    つまり、ここが大人の(男の?)社交場となってるようです。

    アモーレは、こういった光景は南イタリアではどこのBarでも見られる光景だよって。


    とにかく、こんな絶好のロケーションでチェスがうてるなんて、頭が冴えそう!


    公園でしばしの休憩をとるアモーレ。今日の渋滞は疲れたね~。
    lugano14

    まだ6時すぎなのに、アモーレが「あかん、休憩しすぎた、大丈夫かなぁ。町へ戻るぞ。」と言った。
    なんでもスイスのお店は閉まるのが早いらしい。

    きっと大丈夫よ~。

    と言って町のメインストリートに戻ったら、
    閉店。閉店。閉店。閉店。(笑
    5時閉店と書かれているお店も結構あった。

    スイスでまた牛乳買おう!とか言ってたのに、スーパーさえもしまっていた。

    スイス人は夕食の時間が早いんだよ、
    いつも6~8時くらいはこうして町に人が居なくなる。とアモーレは言う。


    しょうがないので、また散歩して帰ってきた。

    これゴミ箱。牛乳入れみたい♪
    lugano15

    夕方7時30分くらいかな。アルプスの白が綺麗。
    lugano16

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    LUGANO スイスのルガーノ

    2008-04-29 01:31 / Category: 旅 ☆ ミラノ近郊
    お休みの1日目は、ルガーノLUGANOに行って来ました。

    通常2時間弱で着くのだけれど、この日は連休初日の大渋滞にひっかかったため
    倍はかかったかなぁ。

    ルガーノはスイスです。
    先日散策したスイスの町からさらに30分くらい行った町です。
    ここでも公用語はイタリア語。

    この町は小さいけれど、お金持ちの町として有名です。

    イタリアから一番近いリッチタウンなので、
    バカ儲けしたイタリア人が、世界に名高いスイス銀行に預けたりするのにも、
    利用しやすい町なんだそうです。

    ははは。縁がないなぁ。。。

    町にはカジノも2つあります。
    1つはイタリア側、1つはスイス側が運営しています。


    対岸に見える大きい建物はカジノ。
    lugano1

    ちょっとだけのぞいてみたけれど、同じバクチでも
    パチンコ屋さんとは雰囲気が違いました(笑

    入ってくるお客さんも、ご年配のお友達同士で、
    手にはそれぞれシャネルのバックをさらっと抱えてくるような人たちで、
    香水もプンプンしてるんだれど、妙に似合ってる。


    と、言っても場所によっては私達一般人も、カジュアル服で入店可能なんですが、
    カジノで遊ぶ気になれなかったので、
    そのうち、すっかりミラネーゼになれたら挑戦してみたいと思います(そんな日が?

    そういうわけで、
    小さな、小さな町の散策だけを楽しみました。


    アルプス山脈の雪をバックにスイス国旗とスイスアーミー
    lugano2

    ほら!ごらんなさって!
    やっぱりスイスは綺麗!ゴミ箱のシステムまで綺麗にみえちゃう!
    町中のごみもほとんど落ちてません。
    lugano5

    スイスと言えばチョコレート。
    lugano4

    さすが時計大国。
    小さい町でも時計屋さんはたくさんありました。
    オメガ屋さんはオメガの時計が飾ってあります。
    スウォッチもたぶん安かったと思います。
    lugano3


    ここは観光客の町でもあるので、こんなかわいいバスが走っていました。
    このバスについていくと公園があります。
    lugano6


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    イタリアのGWと高速道路

    2008-04-28 08:30 / Category: イタリア生活☆見聞録
    4月25日は開放記念日という祝日です。
    これは日本より先に第二次世界大戦を終えたイタリアの終戦記念日。

    25日のお休みと土日合わせて工夫してイタリア人は休みを取ります。
    今年は25日が金曜日だったので、連休が取りやすい年でした。

    そしてイタリア版GWがはじまります。

    来週は5月1日のメーデーです。ここも土日を合わせて3、4連休をとるのが一般的です。

    ということで、短い連休が2回あるのがイタリア版GWです。


    ちなみにこの各ガクにある連休の間にある平日を「ポンテ()」と呼びます。

    例えば木曜日が祝日の場合、平日の金曜日はポンテとなります。
    このポンテは有休を使ったり、会社が休みになったりで、
    結局のところ連休にしてしまう場合が多いです。


    それなら、1つ目の連休と2つ目の連休をポンテと考えて合わせて10日間くらい休んだら?
    と思うのですが普通の企業勤めではあまりいないですね。


    私のナマケ者指数は、イタリア人を超えたのかも?!(笑


    私達は1つ目の休みは、日帰り旅行に2回行きました。


    1日目は休暇のために移動する人たちの渋滞にすっかり巻き込まれ、
    行き先の倍の時間はかかりました。

    2日目は、休暇でミラノを脱出した人が多いことから、渋滞はそうないだろうと
    踏んでいたら、事故で渋滞。
    またまた時間がかかりました。


    さて、


    私はアモーレを全面的に信じているのだけれど、
    ただ1つ、

    運転に関してはちょっと。。。(すまん


    イタリア人の運転マナーはひどい(あ、それだけじゃないけどね♪)

    最初にアモーレと一緒に高速に乗った時に、
    「私が死んだら、灰を温かい海の底に~」と頭によぎったもの。

    日本では高速に乗ったりすると、つい、うとうとしてしまうタイプだったけれど
    (免許を持っていないため)
    ほんとにギンギンに目がさえちゃう。去年トスカーナに行った時なんてほぼ4時間カーレースだった。。。

    高速は3車線あって(全ての場所はどうか知らないけど)、右側通行のイタリアでは
    一番左が追い越し車線。
    一番右がゆっくり車線。
    で、大概の車は真ん中か左にいる。

    追い越し車線に行く時は、指示器を出して行くんだけれど、大体真ん中車線でも120Kmは出てる。
    一番左の車線では140Kmってこともしばしば。

    これはアモーレの車のメータを見ている。
    そんなアモーレもどちらかといえば、抜かされる方の部類。
    なので、他の車はもっと出てると思われる。


    イタリア人、かなりせっかちで、「オレ最高!」って運転をするもんだから、
    みんなぶんぶん車線変更していく。
    車の台数に余裕があるときはそれでもいいんだけれど、
    結構つめつめでも、ぶんぶん車線変更する。


    さらに、イタリア、追い越し車線に流れる時は必ず指示機を出さないといけないらしいのだけれど
    (あたりまえです)
    ゆっくり車線に入るとき、つまり右に流れるときの指示機は任意らしい(アモーレ談)
    (おかしいでしょ?)


    そんな訳で、「オレ!オレ!」運転の人たちが急に目の前に飛び込んでくる。
    前触れ(指示機)もなしに。

    そして、急に前に入られたほうは
    「われ~何考えとんじゃ~!」と怒りでライトをカチカチさせている。


    極端な話、日が落ちると高速中どこかで「カチカチ」させた光がついてる。


    ほんまに怖いですよ。

    阪神高速の環状線の運転がマナーが悪いと言いますが、
    あの感覚でみんな100Km以上出してる状態を想像してもらったらいいかなぁ。


    そんな訳で、今年の1回目の連休旅行は、
    渋滞が続いたのでアモーレは余計大変だったけれど、
    私はよかった。

    アモーレも、あと10Kmでもスピード緩めてくれたらええんやけど。

    あ、結局どこ行ったか書くの忘れた(笑
    また明日。

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    子供な大人の育て方

    2008-04-24 22:30 / Category: イタリア生活☆見聞録
    今朝はミラノの地下鉄の一部(centrare~p.ra genovaの間)が不通になったので
    電車の中や駅で30分程待っていた。
    しばらくして電車が動き出した。そうして次の駅に止まった。

    その駅には多くの学校がある駅なので、中学生や高校生くらいの子たちを良くみかけるのだけれど、
    今朝は、先生付で見かけた。遠足だったのかもしれない。

    日本でもバスや電車に乗っている時に、
    子供の遠足らしき集団が乗り込んでくると、
    ちょっと、

    「あ、ミスった。。」

    と思ったりしたんだけれど、

    今日はほんまに「大ミス」でした(笑


    先生1人で、1クラス20人くらいだったかなぁ。乗り込んできたのは。
    人数はそんなに多くないのに、
    ほんまにうるさい。うるさい。


    ま、イタリア人は大人たちも声を張り上げて話す人が多いのだけれど。 はははは。


    生徒がでっかい声で話しまくってる横で相槌うって、
    さらにでっかい声で論議しているのは担任の先生。
    すげーな。と、一瞬で理解に苦しんだ私はやっぱり日本人だと思った。


    ところで、この生徒達、20分くらいしたら出ていった。
    電車がまだ動いてなかったから。
    先生はどこかに電話していたので、行き先のルートを変えたのだろう。


    そうして、電車の中に静かな波が戻ってきた。

    +++

    ある日、日本のアニメを見ていたときにがアモーレが教室のシーンを見て、

    「なんでこんなに(1クラスに)机があるの?」と聞いてきた。

    私の頃1クラス43人とか45人とかいた。
    だから、「それは日本では普通よ」と言うと、

    「そんなの無茶やろ!子供やで~!
     軍隊じゃあるまいし!
     担任1人で40人もの子供見れる訳がないやん?」

    と言った。

    イタリアでは25人くらいまでのクラスが普通だとも言った。


    私は、そういう風に育ったから何の疑問もなかったけど、
    言われて見れば子供40人の面倒を見るのは大変だ。
    だけど、先生はきちんとコントロール出来てたよ。
    と言うと、

    アモーレは言った。

    「え~!信じられへん、担任の先生大変やったで、
     こっちで私語初めて注意したら、別のところでまた始まって。止まらない。」

    「壁に落書きしたり、授業中居なくなる子とか追いかけてたら他の生徒どうするの?」

    「ほんま動物園みたいやったで!」

    と言った。


    なるほど。。。


    そりゃ、イタリアは少人数制じゃないとあかんね~。
    小さい頃から大して制御すること習わんで育つんだ~、
    そしてそのまま大人のイタリア人になるんだ~。
    と妙に納得してしまった。

    笛の音ひとつで形を作る組立体操のビデオとかネットで探して見させてみよう。
    きっと、「軍隊」って言うだろうな。

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    パルマハム

    2008-04-24 00:54 / Category: 食べる☆イタリアン
    イタリアのハムとして有名な「パルマハム」
    パルマというミラノから列車で1時間強の町で作られているハム。
    もちろんイタリアでも立場は強く、
    ハム屋さんでも、スーパーでもいつでもちょっと高い。

    味も香りも最高級品のイタリアが世界へ誇れるものの1つ。

    この「最高級」のハムたちの中でも少しずつランクがある。


    セレブな女、この私。実は、このハムたちのランクがよく分かるんです。
    「利きハム」っていうのかしら。

    パルマ産の値段の違うハム数種類買ってみると、どれが一番高いのか良く分かる!
    パルマハム特有のソムリエ、ハムリエになろうかしら(そんなのあるのかしら)


    どうして、ぴたりと値段の味を当てれるのかというと、


    食べてみて「うわっ。。石鹸くさっ。」って感じるのが一番強いのが高いんです。
    そして、高価なものほどしょっぱい。
    めっちゃ味覚音痴なのかしら?


    昔っから、パルマハムを食べる度に紙石鹸を思い出してたんですが、
      (ハムを食べたあとに鼻から空気を吐くと石鹸っぽい香りが口の奥に残る)

    あぁ、これはきっと日本で食べてるから鮮度が落ちてるんだ。

    と思い込んでました。

    で、イタリアに来て、ハム屋さんでスライスしてもらい、新鮮なパルマハムを食べてみると、


    「うわっ!もっと石鹸や!紙石鹸や!」
     (薄くスライスされていてもふにゃふにゃではなく1キレづつがピンとはっている為、紙みたい)


    と、改めて思いました。


    人に言っても「それはないやろ」と言われるのであんまり人には言わないんですがね。
    そんな訳でわたしは別のハムの方が好きです。
    でも、パルマハムのこと分かるのってちょっとした特技です。えへへ。


    ※パルマハムは美味しいものなんですよ~。是非食べてね~。
      そのうちアモーレとパルマハムの故郷行きますよ~♪

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    宅配ピザ

    2008-04-22 23:20 / Category: イタリア生活☆見聞録
    宅配ピザを頼んだ。
    イタリアで初めて頼んだ。 のは私だけではなかった。


    アモーレも初めてだった。



    というのも、アモーレの住むところいつもピザ屋さんが近くにあったので、
    (実家も歩いて2分のところにピザ屋)
    ピザを食べたい時は、買いに行っていたらしい。


    こちらでは、宅配ピザの会社は日本ほどたくさんない。
    それに広告チラシもごくたま~にしか入らない。いや、入ったことないかも?


    イタリアとはピザの国なのに、宅配ピザっていう便利なシステムがそれほど乱立してないなんて。

    と思ったけれど、

    よく考えてみれば、私達とイタリア人ではピザに対する感覚が違うのかもしれない。

    私達は、スナックのようなジャンクフードのような感覚を持って、
    友達を招いてパーティする時、時間がないとき、疲れた時なんかに、

    「今日はピザにしようか」

    と、ちょっと手抜き感を持って食べるけれど、

    イタリア人にとってピザはきちんとした食事。

    だから同じ、「手抜きでピザ」を食べるとしても、
    わざわざピッツエリア(ピザ屋さん)に出向いて
    注文してお持ち帰りをして、
    「手抜きピザ」を頂く。

    そんなわけで、どこのピッツエリアも、レジの横にはお持ち帰り用の箱が積み重なっている。


    私達も「手抜きをしたい」時は、そうしてきた。
    帰宅してから、「今日はピザにするか」と決めたときなんて、
    わざわざ着替えて、コートを着て、レストランに行ってピザを買う。

    めんどくさいけれど、ここではなんとなくそうなので、
    「宅配頼もうよ~」とも1度も思わなかった、流されやすい私(笑


    この日は、宅配ピザの話をしていて、そういえば頼んだことがないなぁという流れで頼むことにした。

    フリーコールに電話して、ピザを決めたら待つこと30分。

    40cmのピザにコカコーラがサービスで10ユーロ(1600円)。
    2人で食べておなかいっぱいだったので、満足。
    1人800円で運んでくれて満腹だったら安いですよね。
    (ピッツエリアでピザを頼んだ場合1枚6ユーロ前後~)

    このお店、ミラノにいくつか店舗があるのだけれど、電話注文の際のフリーコール番号は1つだけ。
    ここに電話して注文すると、注文先から一番近い店舗からピザが運ばれてくる仕組み。
    これって、いい仕組みですよね。


    大阪でピザ頼んだときに、
    「あ、そこのエリアは別のエリアの担当になったんですよ~、
     今から番号言いますからそちらに掛け直してください。」

    って言われたことがあったんですけど、まぁ、どっちの店舗からも行ける距離だったんですね。


    ここでは勝手にエリアを振ってくれるので、
    いつも、全てがダメダメなイタリアのシステムなのに(笑、
    この日はちょっと「ほぉ~」と思った。‘

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    デザインウィーク salone del mobile

    2008-04-21 08:05 / Category: ミラノ de オサンポ
    今年もミラノの街にデザインウィークがやってきました。
    (去年の話はここ)

    明日までの1週間、家具や生活空間のデザインの見本市があるため
    デザイン買い付け等の仕事で来ている外国人の姿が多い。ので、
    この時期はホテル宿泊もちょっと困難だったりするんですよ。


    私達も3日に分けて散策してきました!
    と言って、写真をたくさん載せたかったけれど、


    先週1週間のお天気は悪かった。気温は低く、雨。
    だから、写真を撮るより、ブースを歩くより、温かいものが食べたかった。
    2日目なんて、寒さと雨で、最後の1時間くらいお互い喋る気力もなかったですね(笑

    じゃぁ、帰ればいいんだけれど(笑、

    なんか、「これ面白い!」と思わず人に言いたくなるようなデザインのブースに出会えなくて、
    「こんな天気の中せっかく来たんだから1つぐらい、お気に入りのもの見つけよう」と歩いたのだけれど、
    最後まで見つからなかった。


    なんて言うとたいそうですが、


    あ、私達、さっぱりど素人です。。。。


    ただ、今年は触れたり、いじったり出来る「体験型」のブースが少なかったので、
    ど素人としては、つまらなかった。


    それと、今年は


    アペリティボ(試飲ほどのビールや、ワイン、おつまみ)があるブースが激少。
    (去年は結構飲めたの)


    楽しみが減ったわ。とアモーレに30回くらい言ったっけ。


    この設置会場は中庭。
    1枚1枚のパネルは白いのだけれど、紫外線と反応してブルーに変色するのだとか。
    青空が見られない冬場に欲しい!
    salone1
    暖炉も進化する
    salone2

    奥がトイレで、手前がビデ。ちょっといいな。
    salone3

    日本人デザイナーのブースの入り口。
    竹だけだと中国とも思えるのに。ステンレスと組み合わせてるかな、
    日本っぽく感じた。
    salone4

    1つ1つはパセリやハーブなどが植えられてるだけなんですが、
    これは壁になってるんです
    salone5

    作品の上でホネ休みするお客さん。
    salone7

    街で見かけたブラックスーツ。
    salone8

    どっかの宣伝のようです
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    二枚舌

    2008-04-18 21:47 / Category: イタリア生活☆見聞録
    どうして

    平気で前言撤回するようなことを言えるうそつきを二枚舌と呼ぶのだろう。

    うそは心でつくのに。
    うそは頭でつくのに。
    どうして、舌でつくという言葉になったのだろう。



    今週はイタリアで総選挙が行われて、ベルルスコーニが3度目の首相に決まった。


    まぁ正直、政治経済に明るくない上に、まだ2年目のイタリアなので、
    それがどれだけ「こりゃ、いかん」ことなのかは分からないけれど、


    よい噂を聞かない人が首相になることで、
    経済状態、雇用状態が改善されず、たぶんますます悪化するんだろうなということも
    イタリア人たちは予想している。

    話好き体質のイタリア人は、老若男女問わず政治の話も好き。

    そして、イタリアの体制がよくないという結論で話が終わっている(と思う。)


    テレビの討論番組や、街角のBARでの立ち話でも、反応は似ている。


    けれど、ベルルスコーニの党に4割近い票が入って当選。


    ってことは3人に1人はベルルスコーニに票を入れたということ。


    うん? うそつき?


    ホンネとタテマエ?いや、、、それとはちょっと違うな。

    次の総選挙の時には選挙についてイタリア人並のウンチクを語ってみたい。

    まぁ、次の総選挙までイタリアに居るか分からないですけどね。あははは。

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    午後の日曜日

    2008-04-16 00:11 / Category: イタリア生活☆見聞録
    日曜日、晩御飯の準備をアモーレとしていたら、家のベルがなった。
    ドアを開けると、近所の子が3人。
    うちにお花を持ってきてくれた。
     (ここの共通の庭に咲いている花をぶっちぎってきてたん。(°∀°))

    そうして、何か言いたげにもじもじしていた。
    アモーレは「何?何か相談にのろうか?」と言ったら、「私達の親には言わないでね」と話だした。

    実はこの子たち、最近ローラースケートを買ってもらったみたいで、
    これを履いてここでよく遊んでいる。
    けれど、庭にはジャリがひいてあるので、その上をいつも歩いている。
    各家の扉の前には、コンクリートで固められたスペースがあるので、
    そのわずかな場所を4,5歩歩いてはジャリに着いていた。

    だから、外の舗装された道路で遊びたかったみたい。
    でも親からは同伴じゃないときは絶対ダメだと注意されてる。


    で、


    「アモーレが子供の頃、親の言うことを聞かなかった悪い子の時を思い出しえて答えて。
     アモーレだったら外に出て遊んだと思う?」

    と、意見を聞きに来ていた。



    この、かわいい訪問者たちは、
    彼らなりに真剣に考えて、親ではない大人の意見を頼って来た。



    アモーレは答えた。



    「悪い子の時なかったよ(子供達はうっそ~と言ってアモーレと一緒に笑っていた)」

    「でも僕なら出ないな。外に出たのが1回バレたら、それからは絶対出してくれないからね。
     (だから、バレないように出て行くのよ~と子供達)」

    「バレないのは難しいね。門の鍵(家の鍵とは別に敷地の鍵がある)は誰が開ける?
     開けないと出れないよな?僕が開けるの?う~ん、共犯?
     (いいのよ、そこまでお願いする気はないわ と子供達)」


    そうしてしばらく、彼女達は、
    他に外に出る方法がないかとか、
    私達は道路でローラスケートをしても大丈夫よ、ちゃんと注意するもの。
    なんて話をアモーレとしていた。

    アモーレは「外が危険だからダメ」だとは一言も言わなかった。
    「勝手に外に出て約束を破ったらもっと自分が立場が悪くなる」という話しかしなかった。


    アモーレの態度見ていてマネしたいなと思った。
    というのも、こういう時私なら、「危険だからダメ」って言うと思う。
    でも、「危険だから」などという決定的な「否定」する言葉は子供にはあまり響かないんだと思った。
    だって子供は子供だと思ってないんだもの、ちゃんと自己管理できるって思ってるんだもの。
    でも、その自信を崩したらだめなんだ。
    「ちゃんと自己管理が出来るなら約束は守ろうよ」と言われるほうが
    何の事も誰の事も否定してないし、子供の自尊心も守られる。


    これがアモーレ式の子供の接し方なのか、それともイタリア式なのか。
    とにかくちょっと感心。


    しばらくしたら外に出ないことで納得したか、子供達がうちの晩御飯に興味を持ち出した。


    「何作ってるの?」


    そう言って4歳のエレナが玄関から入ってきた。(ほら、ここ、家庭内土足ですから。)
    そうすると、そのお姉ちゃん(7歳)と、もう1人が

    「入っちゃだめよ!」と注意していた。


    アモーレが言った。
    「入って、入って!今日は日本食だよ。そうだ!お箸の使い方習いたい人はだれ?」と言うと


    3人とも、あっという間に入り机のまわりに張り付いていた。


    一通りアモーレがお箸の使い方を教えたところで、
    今日の晩御飯を味見させようとした。

    彼女達は「うちもご飯があるからいいの」と断わった。


    いつものことながら、ご近所さんのしつけはしっかりしてる。
    挨拶もお礼もいつもきちんとしている。
    そうして晩御飯も断わることもちゃんと躾けられている。一番下のエレナを除いて(笑


    私達は言った。


    今日はスペシャル料理なんだから、1口だけ食べて行きなさい!
    とっても美味しいんだから!


    と、お皿に取り分けたら、彼女達もやっぱり子供。
    興味深深でお箸でつつきはじめた。
    でも、まだまだお箸は使えない。

    アモーレが、フォークを出した。
    エレナは、両手を口に当てて「フォークがある!使えるの?!」と驚いていた。
    この子どこまでもかわいいでしょ(笑


    そうしてみんな1つづつ食べた。感想はもちろん「ボーノ!!」



    そりゃそうでしょ。だって、この日の晩御飯は







    たこ焼きだったんだから。







    たこ焼き、世界進出か?!

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    ハーブ使い

    2008-04-14 22:15 / Category: イタリア生活☆見聞録
    最初にイタリアのスーパに行った時に感じたのが、
    ハーブコーナー(ドライフルーツ、ドライな食べれる種を含む)の多さ。

    ドライハーブはもちろんのこと、
    野菜のようにパックに入った摘まれたハーブや、
    苗ごと(小さい植木鉢に入っている)なんかは野菜コーナーにある。

    私はハーブティーが好きで良く買って飲んでいた。
    たいていグラム売りで、高いものも多いけれど、ちょっとしたオシャレ感覚で買っていた。

    けれど、

    ここではオシャレ度は低く、もっと生活に根付いた使い方をしている。
    アモーレも「オシャレ」ではなく、ハーブを料理に使う。
    ハーブをスパイスの一種、野菜の一種として使っているのだと思う。

    実際、本を探すと、ハーブ本のコーナーに分類されている本もあるけれど、
    「野菜料理」の本の中でハーブ料理が載っていたりする。

    そして、スパイスよりも薬用効果があることも知っているので、
    体調が悪いときなんかには、

    胃に優しいホワイトパスタのハーブ和えを作ってくれたりする。

    日本では不調の時はおかゆさんを食べるけれど、
    アモーレはパスタを作ってくれる。
    なんでパスタ?!(笑

    なんでもパンよりパスタの方が消化にいいらしい。おかゆの方が絶対に消化にいいと思うのだけれど、


    「Nooooo!不調の時のご飯は胃に良くない」


    と言う。やっぱりイタリアはパスタの国のパスタ党。体調悪くてもパスタは食べる。

    パスタを湯がいて、少しのオリーブオイルもしくはバターと、ハーブ(ローズマリーだったかな?)を混ぜる。
    それだけ。それがホワイトパスタ。

    病気の時の代表的な料理らしい。


    そういえば


    こちらでは病気の時に決まってカモミールティーを飲む。
    紅茶のコーナーにも、必ず数種類のカモミールティーがあって、
    箱のパッケージも嗜好品としてのパッケージというより、
    リラックス効果等をうたったパッケージの方が多いと思う。
    今うちにあるのも、月と夜空のパッケージ。良く眠れそうでしょ(笑
    camomilla

    こちらに来たばかりの時、イタリア人に「生理痛がひどい」と話したら、
    彼女は鎮痛剤の名前を紙に書いてくれた。
    そうして、「この鎮痛剤をカモミールと一緒に飲むのよ。」と説明した。


    そんなカモミールティーはどこの家にも常備薬の用に必ずある。

    体調不良 = カモミールを飲む

    というのはこちらではみんなが知っていること。
    小さい頃からそうして、病気の時は対応してきた。

    だから

    アモーレはカモミールが好きではない。
    私が体調良好な時にカモミールを飲むと、苦い顔をする。

    そして、どこも悪くないのによくカモミールなんか飲む気になるな。と言う。

    アモーレの記憶ではカモミール香りは病気や体調不良で苦しい時の記憶と重なるみたい。
    多分、これはアモーレだけではない。
    友達が遊びに来たときに、

    「お茶入れるね、日本茶、イチゴ紅茶、ブルーベリー紅茶、カモミール。どれがいい?」

    と聞いたら、

    笑って「なんでカモミールが選択肢に入ってるの」と言った。


    ハーブを使ってきた彼等らしい返事。
    イタリアではハーブ使いの層が厚いとみえる。

    私も興味を持ってもっと、いろんなハーブを見てみようと思う。

    そうそう、ここでは夏の蚊取り線香には、
    ハーブのお香があったり、
    ハーブの香りを溶かしたロウソクがあったり。夏になったらUPしますね~。


    ※カモミール効能 : リラックス効果、安眠効果、胃を整える、生理痛などの婦人系にも効果あり

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    招かない猫

    2008-04-12 01:10 / Category: イタリアーノな彼
    うちには日本から持って帰ってきた親指ほどの大きさの招き猫がいる。
    manekineko

    初めてアモーレが日本に来たときに、いかにもな「お土産屋さん」を覗いてみると
    あるわ、あるわ、招き猫のお土産。

    招き猫、招き猫の柄、招き猫つきなどなど。

    もともと猫はイタリアでも愛らしいシンボルだけれど、ここまで猫のモチーフで溢れているのが気に入ったらしい。

    これは招き猫って言うのよ、
    右手(を挙げてるの)はお金で、左手(を挙げてるの)はお客さんを招くから
    お店では使い分けたりするのよ、黒の猫は魔よけなのよ。

    と説明すると、この猫たちに意味があるということにますます関心を持った。

    そういえばイタリアのお土産や雑貨に多く登場するのは
    馬やねずみだと思う。
    お目めが大きいキャラクターっぽい馬や、かわいくはないけれどプラスチック製の馬の玩具なんかがある。
    おかしかったのが、タイシルクらしい象が織り込まれた柄(写真みたいな)の布のばったもんで、
    タイシルク---(素材:シルク 模様:) に対して
    ばったもん---(素材:ポリエステル 模様;) フェラーリみたいな駆ける馬の形 だった(笑。
    話のネタに買おうかとも思ったけれど、使うことはないだろうと思い直した。


    ねずみのモチーフも人気が高い。
    いまいち理解できないのが、台所用品にもねずみのモチーフが多様されていること。
    調理用スプーンの柄にねずみがひっついていたり、
    お皿やコップにねずみが引っ付いていたり、
    チーズを保存する「チーズ入れ」容器にチーズに噛り付くねずみがついていたり。

    ねずみというのは汚いイメージがあって、台所にはNGなイメージがある私には
    ちょっとびっくりするし、こちらは買おうとは思わないけれど、かわいい。

    文句なしでかわいい。

    こちらではねずみはトポ(topo)という。愛嬌を込めて呼ぶ。
    というのも、愛嬌なしに「鼠」を指す時(例えば鼠が害をなしたとか、溝鼠とかのでっかい鼠とか)は
    ラット(ratto)という。

    ちなみに、あの世界のミッキーマウスはトポリーノ(topolino)という。

    勝手に名前を変えてしまっている。

    で、ミッキーマウスの彼女、ミニーちゃんのことは


    トポリーナ(topolina →女性名詞なので語尾がaに変わる)と呼ぶ。















    わけではなく、普通にミニーという。
    え?なんで?(°∀°) とイタリア人に聞くけれど、


    「だって、ミニーはミニーでしょ(^-')b」


    という答えがフツーに返ってくるのがオチだったりする。


    ****

    さて、うちの招き猫。時々アモーレに怒られていたりする。
    思った以上に出費が多かった月なんかは、アモーレが

    「招き猫を買ってきたはずなのに。。。なんでお前は働かない?」

    などと言われたりしていてお気の毒。

    その後には「働け~」と願懸けされていたりして、見ている分には楽しいけれど
    親指だいの招き猫は反論するわけでもなくお気の毒だった。


    そんな招き猫に今は仲間ができた。


    それはだるま。


    だるまの片目はすでに入れられている。
    何を願懸けしたの?とアモーレに聞くと、「それを言ったらかなわないから」と言って内緒にしている。
    だるまについては私は説明していなかった。
    どうやらネットで探したらしい。


    次日本へ行ったらどんな縁起物を買うんだろう。
    こうして1つづつ買っていくのが密かなアモーレの楽しみだったりする。
    私はアモーレの楽しみを奪わないためにビリケンさんとか七福神とか買ってあげたくなっても
    買わないで、「これも縁起物なのよ~」と説明だけしている。

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    白無垢~挙式の衣装決めでの写真

    2008-04-08 23:33 / Category: ニッポン de ウェディング
    白無垢というのは単に白色の着物なので、まさか自分がこれをどれにしようか悩むなんて思ってもいなかった(笑

    ちょっとやそっと白無垢が黄ばんでたとしても、当日「白」を着けるのは私だけなんだから
    なんでもいいや。って思ってたんですが。

    ドレスと違って形に大差ないんですよ。形なんて一緒で単に白い着物なのに。
    ところが何点か見せてもらうと微妙に印象が違ってね。
    この「微妙」っていうのが微妙でね(笑
    「白」ばかりを並べられると、やはり顔色が明るく見えたり、好きな柄を選びたくなる(笑


    で、デジカメで写真をとり、帰宅してから選考することに。

    写真のほとんどは白無垢の柄が良く見えず、単に「白い着物」として写ってる。

    そしてこう思う。

    そっか。こんなことで悩んでも仕方がない。やっぱり「白」は「白」だし、
    当日きちんと着付けしてもらうんだし、何を着ても綺麗にしてもらえるわ。

    そう思って、再度お店を訪れる。

    そうして、別の白無垢を見せられると、「あ~、これもいいな~」って思えて、それの繰り返し(笑


    それに
    「この柄は年中いけるんですよ」とか
    「この花は12月頃にいいんですよ、今でしたら、こっち(別の)の着物の柄がいいんですよ。
    季節よりちょっと先の柄を着物に取り入れるのが着物のオシャレでしょ音譜
    とか。ちょっとした着物の粋さを教えてくれたりするんですよ。

    着物っていいですね~。日本の歴史や文化がいっぱい詰まってますね、
    詳しく説明してくれる着付けの人や社長さんが、なんだか立派な人に思えてきて。
    伝統に携わって深く知るっていいことですよね~、うらやましかった。

    同じ白でも例えばこんな柄や
    kimono26

    白無垢全部に刺繍されたこんな柄
    kimono27

    こんな鶴だけの柄っていうのはどちらのレンタル屋さんもお値段安めからありました。
    鶴が舞うと幸せが舞って来そうだから私はこんなのが好き。
    kimono28

    これはかなりゴージャスな白無垢。
    ちょっと変わった方式の刺繍がされていました。のでお値段も高いです。
    他の白無垢より重たかった。

    白無垢は基本的に重たいです。
    薄めのお布団まとってる感覚です。
    kimono29

    同じ白でも、純白の真っ白やちょっとピンクかかったものも。
    私は、シルクの絹の色のままの色のほんの少し黄色かかった色を選んだ。(黄ばみでなくて(笑 )

    衣装が決まったところで、これも決めなくては。

    さて、

    この写真の頭の上にあるのは角隠し。
    kimono30

    そしてこれが綿帽子
    kimono31

    式の最中、角隠しを着けるか綿帽子を着けるかは本人の自由。
    (挙式の最中には「花嫁の角を隠すため」頭を覆っておくのでどちらかは必要)

    通常、本人からは綿帽子の希望が多いというのが納得。
    というのも角隠しは顔がでっかく見える。

    多分三角顔の人なら素敵に見えるかもしれない。
    かつらでさらけ出てしまった丸顔の私には
    角隠しは何も隠してくれない、さらに頭が大きく見えるだけの膨張色の白い布。

    私も当然綿帽子がいい。 なんといっても慎ましく見える。

    と、思っていたら、以外と婚礼関係者(衣装屋さん、写真屋さん、着付けの美容師さんも)
    からは、いや~角隠しのほうがいいと思いますよ~。と言う。

    挙式当日に綿帽子は、意外と顔が見えなくて
    写真が撮れにくかったりするんですよ、
    それに結婚式にはみんな花嫁さんを見にくるんだから
    顔は出したほうがよろしいよ。と言う。

    それでも、慎ましくない私が慎ましく見える1度のチャンス。
    綿帽子にしようかな。

    そう思ってアモーレに衣装屋さんのサイトに載ってる写真を見せたら、

    角隠しの写真を指して「おお~!日本のイメージや~!めっちゃきれ~!」

    と言うので、私はあっさり角隠しにすることにした。

    結婚情報サイトのBBSなんかでも「悩んでます。角隠し?綿帽子?」
    なんて書き込みを何度も見たのでここは衣装と同じくらい悩みどころかもしれない。

    ところで、「角隠し」は着付けする美容師さんが用意するもので、
    「綿帽子」は衣装屋さんが用意するものっていうのがちょっと以外だった。

    綿帽子は衣装扱いで、
    角隠しは「美容小道具」扱いとのこと。

    ちょっと面白いね~。

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    色打掛け2~結婚の衣装決めでの写真

    2008-04-07 08:00 / Category: ニッポン de ウェディング
    色打掛け1からの続き~

    結局人並みに、いや、ネットで衣装を探してる時間を合わせたら人並み以上に打掛け選びに時間をかけたかもしれない(笑

    私が衣装を借りることに決めたお店の決め手は、なんと言っても物がいい。
    目で見るだけでも生地がちがったし、織も違った。
    それに、仕事が丁寧だったってことは本当に気持ちが傾いた。
    2回行ったのだけれど、2回とも簡単な化粧と、文金高島田のかつらをかぶせてくれたので、
    挙式当日のイメージがすごく沸きやすかった。

    衣装をまだ迷っていたときに、着付けをお願いする美容師さんへ予約の電話をした。
    (神社で挙げる場合は婚礼会社を通さないかぎり、全部個人で連絡をとります)

    その際に衣装屋さんを迷ってると伝えると、
    迷うんだったら、あそこにしはったらよろしいよ。
    あそこは、貸衣装の「箱」からしてきっちりしてはりますよ。
    ほとんどの会社は「桐」の箱は使いませんけど、あちらさんは使ってますし、
    肌襦袢や帯紐ひとつにしても違うから私達ものすごい着付けしやすいんですよ。

    と言われた事もも気持ちに後押しした。

    で、決めたレンタル屋さん。ここの社長は、ほんまによくも悪くも京都の人だった(笑

    なかなかの商売人気質で、商品に絶対の知識と自信があるのがプンプン伝わる喋り方の人で、
    ちょっと怖さを感じるくらい強気な社長だった。

    でも、その社長が言うだけのことはあるサービスがここにはあったので、ここでお願いすることにした。


    やっぱり赤が好き。
    ちょっとおとなしすぎる柄に思えた。
    kimono11

    華やかな黒。
    これも年齢オーバかな、大奥みたいになってるよ。
    ちなみにここでは、写真を撮るときに立ち方や、お扇子の持ち方を直したり、
    後ろ姿を写真に撮るときも着付けしてくれた先生が、
    毎回私の体を形作りしてくれました。
    おかげで着物が綺麗に見える写真がとれました。
    感謝です。
    kimono12kimono13

    お店のパンフレットにも使われた一押しの打ち掛け。
    柄の花がちょっと若い気がするんですが。
    とたずねると、
    パンフレットのモデルさんはハタチ前の人でした。とのこと。
    だろうな。私にはちょっとかわいすぎる。
    kimono14

    これはかなりしっくりきたんですが、
    おかんが、「黒の面積が多いわ」と言うので他を探すことに。
    kimono15

    これは黒の面積だらけなんですがね(笑
    あまりにも織がすばらしかったので羽織らせてもらいました。
    鶴が舞ってました。素敵ですね。
    kimono16

    ものすごく気に入った着物です。
    希少な織り方の着物なので値段が高かったので借りることが出来ませんでしたが、
    せっかく気に入ったので記念に羽織らせてもらいました。
    kimono17kimono18

    別の赤い着物。毎回このように写真を撮るたびに先生方がポーズをつくってくれました。
    お陰で素敵な記念です。重ねて、ありがとうございます!
    kimono20

    1回目に行った時にこの着物を仮予約しました。
    大正モダンちっくなところが気にいったんです。

    やっぱりもうちょっと赤が欲しいと思って、仮予約を解消。
    2回目の来店になりました。
    kimono21kimono22

    さんざん迷って決めたのはこの打ち掛け。
    赤色に鶴が舞い飛んで、金糸が張り巡らされて。
    私の若くない肌への顔写りもよかったし(笑
    典型的な古典柄で「いかにも」っていうところがアモーレうけしそうだなと思ったので。

    それに、これにはおまけがあるんです。

    出来ることなら打掛けを海外に持って行って、私達の2回目のカラブリアでの結婚式の際に
    カラブリアの人が見たり触ってもらうために飾れたらいいなと思っていたので、
    レンタル落ちで買い取れたら。。。っていう話をしたところ
    レンタル落ち予定の着物が数点あるから見てみるか。って話になって、
    この打ち掛けを出してきました。

    ということで、縁があって、この打掛けは今うちにいるんですよ。

    実は、私たちはすでにここで白無垢と紋付を借りることに決めていたので、
    「レンタルすることは必須」の上での購入契約でした。
    つまりレンタル代 + 購入代を払いました。
    ただ単に、レンタル落ちの購入というわけにはいきません。
    すごく商売上手な社長でしたから(涙
    強気な社長。それだけ着物は本当にすばらしいものでした!!
    kimono23kimono24

    あ~、こっちの教会でドレス着ないで、この打掛もう一回着ようかな。
    やっぱり「赤」「鶴」「金糸(=光ってる)」は
    私の心を捉えてます。

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    色打掛け1~挙式の衣装決めでの写真

    2008-04-07 07:00 / Category: ニッポン de ウェディング
    ちょっとほったらかしだった結婚式準備の話。
    一通り書いておこうと思っているので、書き終わるまでは忘れたころにUPしたりします。よろしく~。

    今日は私の着物の写真ずくめでいこうと決めました。
    。。。興味ない?見たない?。。。せっかくやから見て帰って(笑

    挙式の衣装は白無垢と色打掛でと決めていたし、
    挙式に関して何の憧れもなかった私は、「一番最低金額の中でぱっと決めよう」と思っていた。

    ところが実際見に行くと、あるわ、あるわいろんな色、柄。

    あんなのを見ると、憧れがなかった私が悩んだんだもの、
    ちゃんと段取り決めて結婚式に取り組む人は、エンドレスに悩むだろうなとすぐに分かった。

    どの着物も素敵で、とても1回行っただけじゃ決められないので、
    他の人たちがどんな着物着てたのか見たくて、ネットで探してみた。

    そうしたらウェディングドレスの結婚式の写真は結構ある(ネット上に)んだけれど、
    打ち掛けの写真ってそれほど豊富ではなくて。
    それでも結婚式の様子の写真やブログをUPしているサイトを探しては着物の写真を見つけては、

    おかんと一緒に
    「こんなのいいわね、この色はあんたには似合わないわね、この柄はあんたには地味ね」

    なんて言いながら、他の方の打ち掛け写真をとっても参考にさせてもらいました。
    で、私も、同じように「打ち掛けで悩む人が参考に出来る」写真をUPしてみようと思います。
    打ち掛け写真をUPしていた名前も知らない皆さん、ありがとうございました!


    レンタルショップにて。
    私は赤が好きなので赤の着物を羽織ってみました。
    kimono1

    紫も好き。でもこの色は年齢制限ありますね。
    私の歳になると、ちょっと極妻。
    新婦って感じじゃなかったな。ははは。
    kimono2

    懲りなく紫を指定する私。
    こういう色は色白の人には似合うんですよね。
    私?あはは。顔色が悪く見えただけでした。
    (ガングロだからさぁ)
    kimono3

    これ気に要って予約したんですが、結局キャンセルさせてもらいました。

    アモーレにいくつかの(私の写っていない)着物の写真を見せたら
    この着物に関しては「綺麗だけど、イメージが違うなぁ」
    と言って、他の古典柄の着物の方を気に入ったと言ってました。

    洋風な柄の着物でとてもモダンで素敵なんですが、
    「着物の柄にもう少し和の雅があったほうがいいだろう」
    と思い直したんです。
    kimono4kimono5


    下にある写真たちはリサイクルショップです。
    ネットで見つけた京都のショップまで足を運びました。
    とても親切なお店で今ある着物を見せてくれました。
    丁度、ここの奥さんの息子さんが9月に結婚式をしたということで
    立ち話ならぬすわり話をして相手をしてくれました。

    そして、奥さんと着物が気に入ってこの着物を購入しました。

    が、

    箱が届くと襟のところに20cmくらいのほころびがあったんですね。
    これがぱっくりと開いて結構大きかったんです。

    で、

    リサイクルということは重々承知だけれど、
    やっぱり挙式にはほころびてない着物で参加したいと
    メールしたら、丁寧な口調でもし気にいらなければ
    返品ください。着払いで結構です。とくくられたメールが届きました。

    ちょっと残念でしたが返品させてもらいました。
    向こうもバツが悪いと思ったようで、その後、わざわざお菓子を送ってくれました。
    おかし、美味しかった。
    kimono6

    ここでも紫挑戦しました。
    この紫はあざやかで。
    やっぱり極妻。ははは。
    kimono7

    この赤もあざやか。
    同じ赤でもここまで鮮やかだと
    若い肌じゃないとほんまに似合わない。
    この赤に自分の肌がくすむんですよ(涙
    kimono8

    では、白というか、シルバー色は?と思って着てみると
    こっちの方がなじみますね。
    けれど、白無垢着るし。
    せっかく着替えてもあんまり変化ないかということで
    やっぱり色ありにすることに。
    kimono9

    じゃぁ、いったいどの着物にしたかっていうと、、、、
    次に続きます。

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    お?なんだ?なんだ?

    2008-04-04 01:16 / Category: ミラノ de オサンポ
    とある夕方、ミラノでお散歩。

    この群集はなんだ??
    sanpo1



    あ~ なるほど。




    ヒントはこの写真。店内のモニターを見てみると。。。
    sanpo2

    みんなサッカー中継に夢中だったみたい。


    ここは電気屋さん。ヨドバシカメラよりショボイけれど、大きな電気屋さん。
    電気屋さんのテレビはスポーツ!これ常識!

    こんな時、大阪ではほんまに、いつでも阪神戦なんやけど。
    ここはカルチョ(サッカー)の国だから。

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    イタリア領事館指定の伊訳の翻訳者

    2008-04-03 20:35 / Category: ニッポン de ウェディング
    領事館からもらう翻訳者リストの中から自分で選んで電話します。
    私は数人に電話したけれど、なかなか繋がらなかったのでちょっとあせりました。
    3日くらいしたらようやく1人繋がったけれど、彼は現在翻訳の仕事をお休みしているとのこと。
    他をあたった。

    2人目に連絡がついた人からはOKが出た。
    翻訳するのを急いでも10日くらいかかると言われた。
    さらに宣誓する日は翻訳者が領事館にアポイントをとらなければいけないけれど、
    彼の空いてる時間がないので、2週間くらいは見てほしいといわれた。

    問題ないのでよろしくとお願いした。
    翻訳してもらう書類は3通ある。1通あたり5000円くらい、宣誓料別だったと思う。
    全部で30000円くらいか。
    次の日彼に、書類をFAXした。
    あとは待つだけ。


    と思ったら。


    2日後、彼からFAXの文字がつぶれて見れないって連絡しようとしたけれど、
    出張が入ったから連絡できなかった。
    急ぎの仕事が入ってしまったからすくなくともあと2週間は翻訳できないと言う連絡がはいった。


    そこまで言われたらしょうがないので、別の翻訳者をあたることにする。


    領事館のリストの連絡先では、どうやらこの翻訳者は滋賀にお住まいらしい。
    電話した。何度か電話したら繋がった。

    とても感じのよい彼女は、翻訳を5日ほどでやってくれるという。
    うれしい驚きで、さらに料金も彼女の方が安かった。
    宣誓料込みで20000円いかなかった。

    自分の書類に、読み仮名をつけていく。
    その原本と仮名をFAXと彼女宅へ郵送で送った。
    そうして翻訳内容を彼女がメールで送ってくれて確認する。

    そして間違いがなくなると、彼女が宣誓に行ってくれた。
    私も大阪なので、彼女にお支払いがてらに領事館まで行って、お会いしてお礼を述べた。


    ※多分、領事館のリストを持ってる方は翻訳者がどなたか検討がつくと思います。
      2007年末時点では滋賀に住んでらっしゃる翻訳者は1名でした。
      個人的にはこの方にお願いできてよかったと思っています。

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    ナカNaka3 ロマンスの訪れは

    2008-04-02 01:00 / Category: 夫の実家はカラブリア
    ナカ1(クリック)ナカ2(クリック)からの続きです。

    教会の前でナカが通るのを待つ人々
    naka14

    子供はどこでも同じ。お祭りにおもちゃや風船が欲しいよね。
    naka13

    昔の風習や伝統を大切に守る片田舎のイタリアの町。

    パニーノ(イタリアンサンドウィッチ)や、ジェラートを食べながらパレードを見る人たち。
    風船を買ってもらっておとなしくパレードを見る子供。

    遠い昔もきっとこんな感じだったんだろうな。


    そういえば、おばあちゃんが若い頃や、マンマが子供の頃なんかは、
    こういう時の夜に始まるミサはちょっとワクワクしたんだって。

    こちらも昔は男社会。

    女が夜に1人で歩くことなんてありえなかったので、
    夜に堂々と外を歩ける時というのはうれしかったらしい。
    そして
    ミサの後に続く列に繋がって夜道をみんなで歩いたんだって。


    ここには別の楽しみが。


    その頃は帽子やスカーフで頭を覆っていたので
    (喪に服す意味でこの時だけって人もや、古い伝統などで)


    ちょっとうつむきながら周りの若い男の人を見定めてたりしたんだって。
    かっこいい人とか見つけていたらしい。

    その頃はまだまだウブな時代。
    女の子から話かけるなんてとんでもない!
    気に入った男の人から話かけてくれるのを待ってたりしたんだって。

    でも、その頃は男の人もまだまだウブな時代。

    月の明かりの下でウブな恋が始まるための「出会い」もあったんだそうです。


    だから、夜中のミサは
    若い男女にはちょっとした出会いの場所だったんだって。


    この日も誰か恋に落ちたのかしら。

    この日も夜は更けていきました。
    naka12


    2008年 パスクワでの話(クリックでとびます)
    パスクワ
    パスクワ明け
    クンフルンタcunfrunta カラブリアのパスクワの行事
    パスクワのお昼ご飯 カラブレーセ
    2回目のパスクワで
    ナカNaka1 カラブリアのパスクワの行事
    ナカNaka2 カラブリアのパスクワの行事
    ナカNaka3 カラブリアのパスクワの行事

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    ナカNaka2 カラブリアのパスクワの行事

    2008-04-02 00:16 / Category: 夫の実家はカラブリア
    ナカ1からの続きです(クリックでナカ1へ)

    さて、続々とやってきました。
    naka4

    こんな衣装の人たちはそれぞれ意味があるのです。
    naka18

    看護婦さん(女性だけ)ですね。
    naka16
    naka15

    白い天使の衣装(写真中央)や、黒い喪服のマリアの衣装を着てパレードに参加している子供が居ました。
    この役目は自分が子供だからといって回ってくるものではありません。
    志願してこの格好をしています。
    ほとんどの場合、この子自身が健康などのなんらかの問題があるため
    願掛けを兼ねた祈りのため参加しています。


    ローマ時代の格好をした人たちが来ました。
    naka5

    その人達に挟まれて、十字架をかかえたキリストが通ります。
    キリストをする人は、裸足でこの格好で十字架を背負って町を歩きます。
    場所によっては、茨を頭に乗せて本当の血を流したり、
    ビンを体にうちつけたりして自身の血を流したりするところもあります。
    キリストの受難を分かち合うためです。

    このあたりは、そこまでではありません。
    ですが、十字架を背負って歩くのは重労働です。

    これも、毎年志願者が行います。

    今年やろうと思った!というひらめきで背負う人や、
    やはり天使姿の子供達と同じように
    「身内が病気」のための願掛けに行う人が多いです。
    naka1

    キリストが通り過ぎてしばらくすると、
    前日のミサで教会に飾られていたキリストの遺体安置の棺 = ナカ の登場です。

    道脇で見ていた人々は十字をきり、軽く膝まついたあと、
    大きな拍手で通り過ぎるのを見守ります。
    お祈りも動きながら捧げます。

    naka8

    ナカを担ぐのは消防員と相場が決まってるんだそうです。

    naka19

    ナカが去って行きます。

    naka9

    キリストが死んで悲しみのマリアが喪服姿で通って行きます。
    このときもナカが通ったようなしぐさでみんなが迎えます。
    祈りの歌や文句も捧げます。
    naka10



    naka11

    マリアが通りすぎるとこの列は終わりです。
    けっこうな人が祈りを唱えならが列に続いて行きます。
    そうして列は長くなっていくのです。

    naka20


    ナカの余談も書いちゃうから、次へ~


    2008年 パスクワでの話(クリックでとびます)
    パスクワ
    パスクワ明け
    クンフルンタcunfrunta カラブリアのパスクワの行事
    パスクワのお昼ご飯 カラブレーセ
    2回目のパスクワで
    ナカNaka1 カラブリアのパスクワの行事
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    ナカNaka1 カラブリアのパスクワの行事

    2008-04-01 23:40 / Category: 夫の実家はカラブリア
    2日前の金曜日には(詳しくはここをクリック)、イタリアの各地でビアクルチスvia crucisが行われる。

    これはキリストが十字架を背負って歩かされた受難の14の場面を再現したり、語ったりして祈りを捧げる。
    といったもの。

    ローマではローマ法王が行ったミサがニュースで流れていた。

    カラブリアでもビアクルチスは盛んに行われる。
    町によって始まる時間が異なる。
    車で15分くらいの町では、夕方6時ごろから、アモーレの町では夜9時を回ってから。といった具合。

    去年見たから、今年はナカを見に行こうとアモーレが言うのでそうすることにした。

    ナカNakaとは、ビアクルチスの絵巻物(パレード)と言ったら話がはやいかもしれない。

    ビアクルチスはキリストを先頭に人々が後へ続いて長い列になっていく。
    途中町を徘徊し、祈りの度に(14回)、みんなが立ち止まり祈りを捧げていく。

    ナカはミサの後、さまざまな衣装の人達が列をなして教会を出発する。
    この列にはそれぞれグループがある。参加教会ごとにグループに分かれる。
    ここでは4つの教会が参加していたので、大きく分けて4つのグループがあり、そのグループごとに
    キリスト役の人が裸足で十字架を抱えて歩いてく。
    長い列のためか祈りのための立ち止まりはない。


    ナカはもともとスペイン語で「ゆりかご」の意味。
    キリストが死んでから復活するまでの「棺」を指している。
    南イタリアがかつてスペイン領だった時、ナカのような形式のミサを教会内ですることを禁止されてから、
    路上に出るようになったのがナカの始まりらしい。


    予断ですが、カラブリアあたりの方言はスペイン語と同じ言葉っていうのもあるんですよ。
    おもしろいですね。また、ぼちぼち書いていきますね。




    さて、広場の人数が増えてきました。そろそろですね。
    naka2

    ナカが通る道沿いのバルコニーでは、綺麗な布を飾って歓迎の用意。
    naka1

    白バイの先導でパレードは始まりました。
    naka3
    旗を担いだ人たちがやってきました。
    写真上の方にバルコニーに綺麗な布をかけてるのが見えますか?
    ナカが通る道ではこんな風にベランダが飾られていました。

    写真が多くなるので次へ~


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