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    長旅の準備

    2012-06-28 21:20 / Category: 夫の実家はカラブリア
    友人の結婚式に出席するためにカラブリアに帰省していたが、
    短い滞在中、いろいろ考えることの多い帰省になった。


    アモーレ実家は2世帯ハウスで、上がアモーレ実家、下が祖父母の実家になっている。
    下に住んでいる祖父母はマンマの両親で、もとはパパの両親が住んでいた随分前に2人とも亡くなってしまった。


    マンマの両親は、どちらもカラブレーセ(カラブリア人)なのだが、貧困な時代、仕事を求めてスイスに渡った。
    その頃には彼らには2人の幼い子供(叔父とマンマ)が居たが、まずはノンノ(おじいちゃん)が仕事をしながら
    新しい土地となる場所を把握して、次にノンナ(おばあちゃん)も働きに行き、
    (昔のスイスへの移民は大人には仕事のVISAがないとだめだったらしい)
    ようやく家族でスイスに渡ることが出来た。

    その後、祖父母にはもう1人子供が出来て、マンマは3人兄弟になった。


    夏には必ずみんなでカラブリアに帰省していた。
    そしてカラブレーセのパパと出会い、マンマだけカラブリアの土地に戻ることになった。
    戻ると言っても自分には馴染みのない習慣、生活で暮らすことになる。


    その後、叔父はスイスで家族を持ち、
    一番下の叔父は、イタリアに住むことを決めた。


    祖父母が2人暮らしに戻った頃から、もともと身体の弱かったノンナの病気が重くなり、
    医者に「ここの空気は彼女の身体には合わない、もってあと1,2年だろう。」と宣言された。


    カラブリアに嫁いでからノンナにほとんど会っていなかったマンマは、
    (身体が悪くノンナは長旅が出来ないので、いつもカラブリアに訪ねて来る時はノンノだけだった)


    それなら最後は世話をして見取りたい。と申し出た。


    カラブリアの暖かく、風のある空気なら状況は変わるだろうとお医者さんも言ってくれたらしい。
    そうしてノンナとノンノは、スイスを去る覚悟を決め、カラブリアの土地に戻った。


    その後ノンナは10年以上も、今でもカラブリアで暮らしているのだから
    その土地の空気というのはとても重要なのだろう。


    そんな訳で今までいつも「身体の悪いノンナ」のイメージがあったのだけれど、
    実は去年の夏、元気いっぱいだったノンノが病気になり、毎回帰省する度に衰弱している。


    去年の11月に私だけ日本に帰省したけれど、
    その時も実は容態が落ち着くまで帰国キャンセルを考えていたりする日々だった。


    もしかしたらあの頃が一番容態が悪かったかもしれない。
    息を吹き返したノンノは、

    「ジュセッペが上手く連れて行ってくれなかったよ」
    (その数ヶ月前に亡くなったノンノの友達)

    と言ったらしい。


    病気の進行と付き合いながら余生を生きているノンノ。
    あれから、歩くのもやっとなノンノだけれど、意識はしっかりしている。
    最近はめっきり食も細くなってしまったノンノは自分の意識がしっかりしているうちにと言って
    先日、ノンノは自分の子供たちに遺産分けをした。


    彼は、静かに旅立つ準備をはじめている。





    ノンノにはまだまだ頑張って長く、長く居て欲しいと思う。

    本当に若い頃からいろいろ大変な決断に迫られる人生だったと思うけれど、
    最期まで自分で決めて終わろうと準備しているノンノの人生。


    それは誰もが出来ることではない人生だと思う。
    ノンノはすごく強い人で、ノンノはすごく幸せな人だと思う。

    DSCF5183.png
    台所の天井についている扇風機を交換するように頼まれたアモーレと叔父。
    ノンノもヤジで参戦中(笑


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    イタリアの贅沢品でカンパイ!

    2012-06-20 20:37 / Category: 食べる☆イタリアン
    DSCF4871.jpg

    プロセッコprosecco(スパークリングワイン)を共同購入した。
    ヴェネツィアのあるベネト州 ・ COLLALTO社のもので、通常価格より2~3割引きだったので、
    割引率というより共同購入に魅力を感じて購入。


    冷えたプロセッコと共にこの日テーブルに乗せたもの(アペリティボ用のおつまみ)は、
    天然酵母の白いパンとライ麦パンは、コモのお気に入りのBIOのお店で買ったもの
    グラナチーズ grana padanoは、エミリア・ロマーニャ産、
    トリュフ入りペコリーノチーズはトスカーナ産、
    チーズに付け合せるたまねぎジャムはトスカーナ産、
    もう1種類のアプリコットジャムは私が作ったもので(アプリコットはイタリア産)、

    サラミはノンノが作ったカラブリア産。


    この組み合わせ、

    「うわ~、みて~、食のイタリア代表や~」 と彦麻呂氏なら言ってくれるかもしれないが、

    さらに、
    パテはフランス産、
    アボガドは南アメリカ産(どこの国か忘れた)もあるので、

    「うわ~、食のオリンピックや~」 と彦麻呂氏、言いなおしてくれるかもしれない。


    (産地バラバラすぎ?食べたいもの食べれるのが家のいいとこだもんねー♪)

    ***


    お隣さんから自家製のワインやサラミを貰う度に
    「コモでもそういうことをするんだ」と思うと同時に、「どこで作るんだろう?」とも思う。

    アモーレ実家はカラブリアだし、畑があるし、豚を飼っている「農家仲間」なんかが居るから
    自足できるのは理解できるのだけれど、私たちが住んでる場所には畑もないし、
    豚や羊も居ない場所。

    聞いてみると

    「季節になると、共同購入するのよ、あなたたちもやりたいなら呼んであげるわよ」

    と教えてくれた。


    とはいえ、ここはコネ社会のイタリア。

    お隣さんたちはそういう農家の人と知り合いなんだろうね、だから共同購入できるのね。

    と理解していた。

    ***


    先日、このプロセッコを購入した時にまた、共同購入の話題が出てきたので
    アモーレ同僚に詳しく聞いてみると
    (共同購入の彼、トスカーナ出身。 地元に居た時はよく共同購入を使っていた)
    彼がコモに来ていろいろ調べること数年、

    どうやらコモにある「共同購入」コミュニティーは無数にあって、その数はイタリアでもトップ。
    ただ、大きなコミュニティーが幅を利かせて活動しているわけではなく、
    小さな宣伝もしていないようなコミュニティーが多く、
    その大半は口コミ(やっぱりコネ社会イタリアだねー)だったり、
    たまに時期になると新聞やネットの掲示板なんかに共同購入募集の記事が出ていたりする。
    けれど生産者からの確保数もある程度限度があるので、すぐに締め切ったりもするので、

    自分が欲しいもの、求めているもの

    を買えるコミュニティーにたどり着けるのは難しいけれど、
    それでもいろんなものがあるから欲しいものが見つかると楽しい。


    という。

    とりあえず「興味があるならば」と大きい団体のホームページを教えてくれた。

    coope.png
    Cooperativa sociale Corto Circuitoのホームページ


    ホームページには、先日の北イタリア地震で普通に売れなくなってしまった
    パルミジャーノチーズの購入お知らせがTOPにきていた。(締切日が過ぎてしまっていて頼めなかった、残念)

    こういうの生産者にも購入者にも本当にイイネ。
    是非ココ利用シタイネ。



    アペリティボをしながら「食べ物」と「共同購入」につい考えた。

    口にしている物の産地(生産者)を知って食べるのは、今の世の中では贅沢だよね。
    そういえば、BIOやスローフードの情報をくれる人に会う確立増えたよね。
    でもそれは、自分たちがそう考えてるからかもしれないね。 だから共同購入の話が入ってきたのかもね。

    何でも出会いはいつでも自分から掴むものだものね。




    彼が言った、「自分が欲しいもの、求めているもの」 という表現。

    とてもイタリアらしいと思う。


    ここは日本のようにプッシュ形式では情報が入ってこない。
    自分で情報を探しにいかなければならない。

    ここでは地元しか知らないような美味しいもの、丁寧に作られたもの、
    人には売らないけれどものすごい逸品なんかが、まだまだ、ごろごろしているから。


    それを探さないといけないのがイタリア。
    面倒だけれどそれがイタリア。
    高いものだけが贅沢品というわけではない、「贅沢品」にも幅ああるのがイタリア。



    それに出会うためにも自分が欲しいもの、求めているものを知る努力も必要。


    美味しいものと出会うためには努力と忍耐(笑

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    ジョージがコモに来てるって

    2012-06-20 04:33 / Category: コモ de オサンポ
    geprge-tile.jpg

    今、まさにコモ滞在中のジョージクルーニー。
    彼ががコモに来る時は、

    「ジョージの家が滞在準備を始めた」

    と(地元)新聞でお知らせがあるので、たちまち私たちが知るところとなる。


    コモ滞在と言っても、私の生活エリアとはなんらかぶらない場所なので(←クリック)

    すれ違いざまに、彼とロマンスが起きる可能性は0.008%(意外と高い?ええ、希望ですとも)。
    それでもハリウッドスターが、「オラが町」に来るなんて、いいねー。なんか、テンションあがる。


    ここ数日、ようやくイタリアの夏らしい気温になってきて、昼間は熱風が吹くようになった。
    先日の日曜の午後、ジョージには会えなかったが、夏らしいコモに会えた。

    DSCF4879.jpg
    誰が置いたか赤いVespa
    DSCF4884.jpg
    カモ?も休憩したくなる暑い午後

    DSCF4885.jpg
    水浴びする子供たちは涼しげで

    DSCF4886.jpg
     その後ろには裸族。

    ヨーロッパ人は太陽が大好き。
    サンブロック(日焼け止め)後進国イタリアでは、まだまだ夏は日焼けが基本。
    シミ、そばかすが顔や背中いっぱいでも「だから何?」の精神。
    日に焼けない夏ほどさびしいものはないのです。

    太陽を真正面から受け止めることが大好きなイタリア人。一方で、

    夏に日焼けをしない = バカンスに行くお金がない Or バカンスを過ごす人が居ない = さびしい人

    という考え方も根元にあったりします。

    DSCF4897.jpg
    鳥専用の桟橋があったり(?)

    DSCF4900.jpg
    美しい景色を背景に魚釣りをしている人も居て


    夏を楽しむ人で賑わっていているコモ湖畔。


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    思ひでのエッフェル塔

    2012-06-18 21:17 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    DSCF4698.jpg

    これは小さなフランスパンで作られたエッフェル塔(のピック)。


    パリ旅行ブログの最後の話はこの私のエッフェル塔の話。


    このエッフェル塔はいただきもの。
    KAYさんからの頂き物。


    パリ在住のKAYさんとは意外と細く、ながいお付き合いだから時間をつくってもらって
    会えることになったと分かった時は「ようやくだ!」という感じがあった。

    KAYさんは思った以上にころころ笑う方で(なぜかパリの人ってアンニュイな雰囲気持ちだと思っている)、
    やさしいオーラのある、素敵感がすごく出ていたので
    待ち合わせした場所に近づいたときに横顔を見ただけで「あ、あの人がKAYさんだ」とすぐに分かった。

    ブログではもう少し「パシッ」とした感じかなと思っていたけれど、
    いい意味で期待が裏切られた。「パシっ」というよりもっとふわっとあたたか感じ。
    どんな感じだ?(笑

    彼女と一緒に入ったお土産屋さんで見かけた「フランスパンで出来たエッフェル塔スティック」。

    一目ぼれして、このスティックを手にして店内を歩いている人に
    どの棚にあったのか聞こうと声をかけた。彼女も日本人だった。
    彼女は私を商品棚に連れて行ってくれたが、全く同じ物はなかった。

    彼女は、
    「自分が手に取っているものと、商品棚に残ってるものとどちらにするか実は迷っているんですよ。」

    と言うので、

    「ぜーーーーったい、あなたが選んだバージョンのほうがかわいいから迷わなくていい」

    と助言しながら、彼女と同じものを探したが見つからなかった。
    その彼女が定員さんに在庫を聞いてくれた。
    そうしているうちに彼女のお母さんもこのピックのそばにやってきた(親子旅行だと言っていた)。
    私たちがあまりにも盛り上がっていたもんだから、このお母さんもコレが欲しくなったみたい。

    しばらくして戻ってきた店員さんの手には1つだけ。
    これが最後、売り切れだと言う。


    私は明日午後お買い物出来る時間があるし、
    フランスだって近いし、もうジュテーム・パリだから絶対戻ってくるし、
    次の時にGETしますよ~!


    と彼女のお母さんに譲ることにした。
    お母さんは申し訳なさそうだったけれど、縁なんてそんなもの。

    そう思っていたら、

    KAYさんが、
    別のお店にきっとあるだろうから、ナビアちゃんそんなに気に入ったのなら私が送ってあげるよ♪

    と言ってくれたがそれは申し訳ない。


    KAYさんとお別れの時間になって、またピックのことを聞いてくれたが
    もうパリに戻る気まんまんだからその時でいいと言った。
    というよりコモ来る時に持ってきて~♪ とも言ったかな(笑


    そんなことより、すごく楽しかったし、やっと会えた~っていう満足感でいっぱい!
    またパリには戻ってくるから、その時も絶対会いた~い!!



    と言ったら、彼女もオーラの笑顔で「私もよ!パリかコモでね!」


    と言ってくれた。


    そして「残りのパリを楽しんでね」と言ってくれたKAYさん。なんかやっぱりオシャレだな~。




    翌日のパリ最終日。
    朝からルーブル鑑賞してランチをして、最後の街散策をして。
    ムーランルージュ前にホテルに休憩に戻った私たち。


    フロントの人が届けものがあるという。


    届け物? と包みを開けるとあのエッフェル塔。
    わざわざ他のお店で探して、買って、このホテルまで届けてくれたKAYさん。


    発パリの思い出の大きな部分に、このエッフェル塔が焼きついた。
    この記憶はこれからもずっと。


    KAYさん、ありがとう。


    こういうオシャレな演出が出来るのがオトナの女性だよな、かっこいいよな。やっぱりパリだよなー。


    2012 パリ旅行記

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    ムーラン・ルージュMoulin Rouge5

    2012-06-16 20:37 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge1
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge2
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge3
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge4 の続き


    そんな大人の世界を垣間見ながら館内入場の時間がやってきた。
    中に居るウェイターさんの独断と偏見で席が振り分けられる。
    アモーレは私の影に隠れて、

    「ナビアの方が服装を整えてるから、ナビアがウェーターさんに申し出て」

    と言った。

    身なりを整えている方が損をしないヨーロッパ社会。
    しかもああいう大人のやりとりまで見てしまったものだから、
    おめかししている方を前に出すのは得策だろう。

    結局6人がけテーブルの、ステージの正面エリアに案内してもらえた。
    そして「にんにくゲップ」を食らわせてしまう、ブラジルからのカップルと、ベルギーからのカップルと会った。
    席はいい席のほうだったと思う。

    それは私たちが1時間弱並んだので、早く並んだ人からいい席に入れてもらえたのかもしれないし、
    そんなことは全く関係なかったのかもしれない。

    ただ、どこでもジーンズで現れてしまうアメリカ人や、
    「パックツアーだから来てるんですよー」的に全く服装に気を使っていない中国人ツアーの人たちなんかは
    端の方や、もしくはステージ直下の「クビ上げ鑑賞席」なんかに通されていたから
    私としては服装は関係あると思っている。

    100年前はどこまでの服装がOKだったのだろうか、
    次の100年では今ではとんでもカジュアルな服装がエレガントになっているのだろうか。


    ところで入り口で大人の契約をした方々は、
    2階席であり、カップルテーブル席でもあった。
    下から見上げると2階席のインテリアの美しさと裕福層の着こなしで、とてもきらびやかにみえた。


    そう、こうい区別・差別が堂々と許される夜の世界。


    とても興味深い。

    DSCF4668.jpg
    帰りのTGVで開いたの冊子の広告



    ショー自体はあっという間だった。宝塚のヌード版といった感じで
    女性のトップレスにいやらしさが微塵もなかった。
    キャバレーという言葉があっているのか?と思うぐらい。


    バレイを見に行ったらダンサーの服が透けていて乳首が見えていた。


    ああいう感じ。



    鍛え抜かれた、世界から集まってきた容姿が美しいダンサーたち。
    そのダンサーたちが練習を摘んだダンスとショー。

    彼らの美しさに、トップダンサーであり続ける厳しさを考えた。
    美しく、健康であること。

    いつの時代もストイックに目標を持っている人は輝いているのだろう。
    ストイックになればああやって輝けるのかもしれない。
    自分の身体の贅肉は心の贅肉でもあるな。などと考えさせられ、
    パワーをもらった2時間。


    ショーの帰り、美しいヌードだったと賞賛するアモーレに、

    「自分の娘がやムーランルージュで働きたいって言ったらどうする?」

    と聞いて見た。



    「うーん、でもあれはエロ目的のショーじゃないからね。
     身体の美しさがあって、ダンスも出来て、美しい人じゃないとなれない
     特別な世界で、あれは芸術のショーなんだよ。
     いいんじゃない? 反対することは何もない。 ショーも見に行くよ。
     家族割引してくれるならね。」



    と言った。



    芸術に関してイタリアのDNAは寛容だなと思った。


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    ムーラン・ルージュMoulin Rouge4

    2012-06-15 18:49 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge1
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge2
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge3 の続き

    DSCF4627.jpg

    ムーランルージュの赤い風車の下、1時間ほど入場を待つ人たち。
    それより遅れること30~40分、「開演前の時間帯に訪れる」タクシーでムーランルージュ入り口に乗りつける裕福層たち。

    そんな彼らに「並んでください」と説明する黒服たち。
    それを聞いて裕福層がしぶしぶ列に加わろうと歩き出そうとする時、
    黒服たちは彼らの肩にそっと手を置いて声をかけるんです。


    「何かお手伝いできることはありますか?」


    と言ったかは知らないが裕福さんと黒服の目と目のやりとり、
    黒服が出すウィンクのサイン。


    その後、黒服と裕福さんは入り口の少しだけ奥まったところに身を寄せる。
    さらっと自分の服をなでる裕福さん。
    そして、その後黒服とにこやかに握手する裕福さん。
    先ほどとは全く違う笑顔で対応する黒服。


    そして交渉成立が成立する。



    私たちの目の前のロープが開けられ、裕福さんたちは優先的に入場を許可された。





    その一部始終を見ていた私たち。


    「アモーレ、見た?」
    「みた、みた。あの一瞬で裕福さん、お札出してたね」
    「それを握手と見せかけて手のひらに入れて渡すなんて、すごいチップのやりとりね」
    「オレ、ライブで見たの初めてだわ~、こわ~い! マフィアちっく!」
    「私もはじめて~、お札、何色だった?」
    「緑(100ユーロ)に見えた」
    「私も緑だと思った。」


    この方法で気がつけば私たちのロープの前には裕福さんで埋まっていた。
    この日私たちが見たのは6回!
    黒服は数人居たので全部の現場を見れてないと思われる。
    アモーレは

    「うわ~、汚いもの見てしまった~!
     俺たちだって1人100ユーロ払ってるのに1時間待たされて、ロープの外。
     なんだこの動物的扱いは?
     Ferrie(私たちの立ち位置上の看板)ってフランス語で「夢とかマジック」って意味みたいだけど、
     夢ないわ~これ。
     大人の世界すぎるわ。ナビア、俺たち100ユーロ払って貧乏って感じるって悲しくない?」


    と言ってショックを受けている。


    さらにお札には黄色もあった(200ユーロ)ので、
    そういうことから50ユーロ(パリでのうちのディナー予算額)ぽっちのチップじゃ、優遇してくれなさそう。

    さらにさらに、イタリアから来た小学生程の子供2人を連れた4人家族。
    こちらも黄色いお札を渡して私たちの前に入ってきた。


    アモーレは


    「ナビア、オレはショックだよ。俺が親ならちゃんと並ぶことを教えるのに、
     
    親がこういうアンフェアなことしちゃうんだよ!
     こういう裕福層の子供が親を見て育つんだよ!
     だからこういう子供は何でもお金で解決できるって覚えるんだよ。
     世の中もっとアンフェアになっていくし、そんな教育間違ってるよ」


    と言っている。

    「と言ってもヨーロッパはすでに階級があってフェアじゃないし。
     こういう子たちは親から、スマートに便宜を図ってもらう方法を習うんだよ、こうやって。
     例えばチップの渡し方とかお願いするときに何かをちらつかせるとかさ」

    と答えたら

    「うわ~見たくなかったわ~」

    と、アモーレ。





    ムーランルージュは妖艶な大人の世界だわ~。


    つづく~


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    ムーラン・ルージュMoulin Rouge3

    2012-06-14 21:28 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge1
    ムーラン・ルージュMoulin Rouge2 の続き

    DSCF4627.jpg

    ムーランルージュ前に着いたのは10時を少し周ったころ。
    それでも23時公演への列はもうはじまっていて、私たちも周辺を観光するほどの時間もないし結局並ぶことにした。
    (MOLUN ROUGEと白ランプの下は既に列。隣のお店の向こうまで列)

    並んでしばらくしたら店先の黒服の人が入場する人を整理しはじめて少し列が進んだ。
    そこからは列は進まず、30分以上同じ場所で待つことになった。
    私たちが待っていたのは、ムーランルージュの入り口、Feerie と赤いランプの真下あたり。
    そこに先頭で待っていた。


    ここに居ると、いろんな人が見れた。
    ムーランルージュに予約してきた人たちはみなこの列に驚いて
    「チケットあるけど並ばないといけないのか?」
    とフランス語や英語で聞いている。

    黒服の人たちも流暢なフランス語や英語で「そうですよ」と答えている。

    中にはチケットを持っていない人も当然いる。
    そして当然当日席はないので、パンフレットだけもらって帰っていた。

    私たちは黒服の仕事って大変だなー。365日同じような質問されて、同じこと答えるんだなー。
    注意事項を書いたパネルでも出しておけばいいのに。などと話しながら仕事ぶりを見ていた。



    余談だが、「ムーランルージュ」という言葉でネット検索をかけると、かなりの数で
    「ムーランルージュの服装は?」といったトピックを見つけた。

    が、

    悩むな。ドレスアップでGO!

    というのが私の意見。


    ***

    まず、ヨーロッパ(イタリアだけでなく)というのは階級社会なので、冗談ではなく身なりで区別&差別されます。
    そこまで言ったらいいすぎか?(笑 それでも敢えて言いたいのは、
    日本ほど中間層がごっそり固まっている世界ではなく、上中下がはっきりしています。
    ですから、

    「身なりを整える = ある程度丁寧に扱われる」


    ということは常識。TPOもこちらではある意味日本よりはっきりしているかもしれません。

    ムーランルージュの場合、私が行った日は、
    男性は襟付きシャツ&パンツ ぐらいから浮かない(以上ならなお良し)、
    女性はエレガント度が増すほどいい(私は結婚式に参列したことある程度のワンピースとヒール)
    といった感じでした。
    エレガント過ぎることはありません。羽をさしたハリウッド並みのドレスのご婦人も居ました。
    男女ともジーンズの方も居ましたが。

    ***


    10時30分を周ったころ、ぞくぞくとタクシーでドレスアップをした人たちが到着しだした。
    見るからに裕福層の人々。

    男性はカジュアルなジャケットにシャツ、パンツなんだけど、
    ほら、裕福層カジュアルジャケットってあるでしょ、あれです(笑
    女性は新作のプッチの足首ドレスにバーキンといういでたちで到着するカップルだとか。

    夜の22時を周っているのにストローハットにシャツとパンツで現る男性の後に出てきた女性は
    真っ白なドレスにアレキサンダーマックインのキラキラバックとか。

    とにかく一目で豪華な裕福層。


    そんな彼らは行列を見て、必ず「並ぶの?」と私たちの入り口横に居る黒服に聞きにくるわけです。
    黒服たちは、「並んでください」と説明するのですが、そういう裕福層が「ちっ」という顔をして
    列の最後尾に行こうと、きびすを返すその時

    黒服たちは彼らの肩にそっと手を置いて声をかけるんです。


    つづく~

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    にんにく泥棒

    2012-06-13 19:29 / Category: 食べる☆イタリアン
    DSCF7948.jpg DSCF2694.jpg

    イタリア料理ではにんにくはみじん切りにせず香りをつけるだけで用済みなことが多いんですよ。
    とブログに書いた時に(→クリック)


    「じゃぁそのにんにくの欠片はどうするの?」


    と質問いただいたことを今思い出しました!!(Michieさん、Yumiさん どうも♪)



    で、その欠片は、イタリア人は捨てます。私は食べます。



    イタリア人はパスタを作るときなどは、にんにくの欠片とオリーブオイルを炒め、
    オイルに香りがついたらにんにくをしゃもじで掬い取り、まな板の端に置いたりするので、
    人が調理している最中に、まな板に置かれたにんにくを見つけては、私はペロッと盗みに行くわけです。

    私がにんにく泥棒をすると必ずイタリア人は驚きます。

    イタリア人は驚いて必ず、「ナビアがにんにく食べたよ?!」
    "その場に居る他の人に伝えるイタリア人の光景" はもう見慣れたもので、
    ここでは少々奇行なのかもしれません。


    よく火が通っているにんにくはあまり匂いがないこと、
    それからにんにくは血の巡りを良くしてくれることをイタリア人は知らないのでしょうかねー?(笑


    ペロッと泥棒をして失敗したことも何度もあります。
    例えば、上の写真の白い方、ピツォッケリPizzoccheriなんかは
    ソースを作るのにあまり火を通さないので、にんにくはほぼ生の状態でまな板に置かれます。
    それをペロッと泥棒をすれば、たちまち口の中が辛味とともに部屋がにんにくくさくなります。

    それからブルスケッタなんかになる、トマトのサラダのにんにくは生。
    もちろんイタリア人はちゃんとよけて食べるのですが、
    私は確信犯的に、にんにくの欠片を自分のお皿に乗せます。
    運が悪ければアモーレに見つかって「よけろ」と言われますが(笑
    しら~っと食べれることも多々あります。

    でもその晩は「食べただろう、にんにく!!」と詰問にあいますが。



    たまに、作った人がにんにくを取り忘れてお皿に盛り付けることがあります。
    食べてる最中、やはりイタリア人はフォークでお皿の端によけるのですが、
    それを見て料理した人が

    「ごめんなさい!にんにくが入ってた?」



    というのが普通の反応で、
    それが起きるのが私のお皿だという確立はそんなに高くありません。

    そういう時は、近い関係の人ならば「じゃぁ、そのにんにく食べていい?」と聞いてみるのですが、
    この時の反応も

    「あははは。どうぞ。」

    と冗談だと思ってかえされます。ですので、「じゃぁいただきまーす」

    と言っていただくと、一瞬テーブルが凍てつきます。
    奇行なんでしょうね(笑


    美味しいのにね。


    ***

    奇行と言えば、以前30人くらいの少し大きめの夕食パーティーのこと。

    アンティパスト(前菜)はチーズやサラミやプロシュートの盛り合わせが大皿に盛り合わせ
    というのが一般的で、その日もそうでした。

    自分の分を取り分けても、少し余分に大皿には盛られているので、
    そこからまた少し取り分けていただきます。

    人数も多いので、しばらくすると食べきれないテーブルの分の大皿がこちらに周ってきました。


    あら、うちの大皿にはラルドなんてなかったわ、いろいろあるのね
    (※ ラルドとは、脂肪のラードをサラミにしたもので、ラルドという名前で売っています。
       寒い冬なんかに食べるカロリー食。薄く切って食べます。油の香りと味わいが、お口の中で溶けるのが魅力)


    と思って、何度も周ってくる大皿からラルドをお代わりしていたら


    少し遠くのテーブルの女の人を見て、このラルドは、ラルドでもなんでもなく
    あの彼女が食べたくないから切り落とした、プロシュートの脂身パートだったんですよねー。


    自分が妖怪・油すましになった気分がして、激しく赤面しましたよん。
    あれは奇行だったなぁー。


    あれ?今日はにんにくの話?奇行の話?

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    ムーラン・ルージュMoulin Rouge2

    2012-06-13 01:30 / Category: ヨーロッパ ni 旅行

    ムーラン・ルージュMoulin Rouge1 からの続き

    午後11時開演なので、午後10時30には速やかに入場できるように並んでおく必要があるというので、
    その時間に現地に着くためには午後9時すぎには夕食を終える必要があった。

    調べてきたレストランに着くとそこはまだディナーの時間には早く、
    午後8時を周らないとレストランメニューはないという(ドリンク&軽食のみあり)。

    仕方がないので、ベルギー発・ムール貝の料理のチェーン店、リオンLionで夕食をとることに。
    パリでの最後の食事に私が選んだのは
    DSCF4618.jpg
    ムール貝のオーブン焼き・ガーリックとチーズとパセリ?ソース
    DSCF4619.jpg
    アモーレが頼んだものはムール貝のゆで鍋

    DSCF4617.jpg DSCF4620.jpg  
    ほかにコロッケやワッフル、クリームブリュレなんかも注文。

    エスカルゴのオーブン焼きを頼むとかかってくるこのソースが、ニンニク臭い&チーズっていうのがとても好きだから、
    このソースもフォークでガリガリ焦げたところを剥がしながら完食。


    そうして、心ほくほくでムーランルージュに向かった。


    ムーランルージュで待たされること小一時間、私たちが入場すると、
    そこは思ったより小さなハコにも思えた。
    一部の人たちは1組1テーブルだったけれど、
    私たちが案内されたのは会議机のように細い机で、しかもぎりぎり6人がけのテーブルのようで、
    隣の人とは常に肘があたっているようなテーブルだった。

    席はムーランルージュのウェイターさんが席を決めるのでこちらでは注文はつけれない。
    私たちはブラジルから結婚30周年記念で旅をしているご夫婦、それから
    ベルギーから来た私たちより少し若いくらいのカップルと相席だった。

    私の両隣は男性、アモーレの両隣は女性といったかんじで、
    自分の目の前に相方が来るようにテレコにエスコートされた。

    各カップルに用意されたシャンパンで乾杯しながら、
    ショーが始まるまでの間、軽い世間話で6人で盛り上がっていた。

    こうして偶然知り合えた方とのご縁を大切にしたくて
    私も積極的に話そうと思ったとき、
    シャンパンを飲んだことによって出てきそうになったゲップに気づいた。

    私はゲップを上手に分散させれる特技があるので、それをやってみた。


    すると口の中に広がるにんにく臭。。。


    あら!いやだ! とお口直しに飲んだシャンパン。


    その強いスパークリングで、また新しく上がってくるゲップの感覚。



    「やだ!どうしよう!私臭いかも?
     やだ、どうしよう。。。私、日本人って言っちゃった!(こういう時は中国人と思われててもよかった)」



    などと思いながら、ゲップを押さえては会話に相槌し、
    それでも自分からはあまり話さないようにしながら、
    シャンパン → ゲップをおさえる → シャンパン → ゲップをおさえる
    を繰り返した。

    そのうち、シャンパンだとどれだけがんばっても上がってくる(涙

    ということに気づきシャンパンを放棄。
    唇をしめ、口角を上げ、目を笑わせ、微笑みで答える女性になってみた。

    自分が話しはじめる前は必ず、シャンパンを口に含んでから
    息を吐かずに3秒だけ言葉を発して、また唇を閉め、微笑む。

    こうして、言葉少なげに楽しむ日本女性になりきってみたが、


    しばらくするとまたゲップが上がって。。。


    という繰り返しに、タスケテ~!となった時にショーが始まった。


    ショーの間もとにかく席が近いのでなるべく鼻呼吸をすること2時間。



    ショーが終わり、本当は残りのシャンパンを飲みながら一期一会の出会いを楽しみたかったが
    匂いが気になって、アモーレを引っ張って

    「電車で帰るので急ぎます!どうもありがとう!」

    と言って速攻ホールを後にした。



    ホールを出たアモーレは

    「ナビア。ものすご~~くニンニク臭かった!
     オレは離れていたけど(目の前)どずっととむわ~んと臭かった
     周りの人たち100ユーロ払って、
     あのすし詰め状態の席で
     2時間ずっとニンニク臭いって。ほんとにかわいそう」



    と言った。 それだけ臭かったんだ。。
    鼻呼吸を頑張ってたのに。鼻息からもニンニク臭がただよってたってことだよね。

    私もにおいには申し訳なくてさ。
    鼻呼吸とゲップ対応に追われてるうちにフィナーレになってたからさ。
    「ロートレックはこんな光景を見たのかな~」とかそんな余裕なかったなー。。。


    教訓 : 本能に任せて食べたいものを食べるべからず。食事には気をつけましょう。


    ムーランルージュの話続く

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    人の下、人の上

    2012-06-11 05:22 / Category: イタリアーノな彼
    ここ1週間ぐらいコモは天気が悪い。
    太陽は1時間置きに雨雲に隠れてしまうから、気温もあがらない。


    ベットは既に夏物の掛物に変えていたので、
    私のパートだけその上に薄い布団をかけ、さらにここ数日はフリースのブランケットもかけている。

    ここのところ毎晩、夏物の掛物を合いものの掛物に変えようかと言ってみるが

    ※「あいもの」というのは、春と夏、夏と秋、秋と冬といった四季の間、に使うものという意味です。
    「あいの布団」「あいもの(あいに着る物→あい物 =ちょっとした薄手のジャケットやセータ等 )」
    といった具合に使います。大阪弁だとつい先ほど知りました。
    大阪の人は大阪弁だと思っていないと思います。詳しくは下記コメント欄を参照ください。


    以前も書いたようにアモーレは暑がりなので
    アモーレはこのままでいいと言うのだが。



    寒い時期が始まる時にアモーレはよく、私の布団エリアに進入してくる(→クリック)
    ことで寒さをしのいでいるのだが、

    ここ3日間はなんと、私の下にもぐって寝ている。
    こんな感じ。
    neru.png
    写真はこちらから拝借→


    たぶん本人も重いと感じているだろうし、私も体が斜めに浮いて気持ちが悪い。
    お互い安眠できていないと思う。


    明日から月曜だし、こんな変な寝方をしていては疲れるだろうと


    「アモーレさ、寒いから人の下にもぐりたくなるんだよ。布団をあいの布団(冬と夏の間の布団)に変えない?」


    と言ったら、


    「でも言うほど体重かかってるわけじゃないし(=だから重くはない)
     パジャマを長袖に替えるからダイジョウブだよ」


    だって。


    。。。この人、結婚したときもこんなに頭悪かったかしら?







    寒いことをうすうす気づいているのに布団を「あい」に戻す選択はないアモーレの不思議。

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    ムーラン・ルージュMoulin Rouge1

    2012-06-06 02:41 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    DSCF4689.jpg
    自分へのパリ土産。ロートレックの絵のコースター


    絵画に明るくない私が唯一気に入って実家の部屋に飾っていたのが
    ロートレックのムーランルージュのポスター数点で、
    絵から魅力を感じて、興味が沸いて伝記の本を読んでみた「画家」は彼だけかもしれない。

    そんなロートレックが通ったムーランルージュだから。
    あの絵の世界がまだ残っているムーランルージュだから。
    パリに行けるなら是非入ってみたかった。
    ロートレックが向けたまなざしのような目で私も踊り子たちが写るかしら。
    昔からの憧れと、そんな歴史ロマンでアドレナリンが出まくりな状態で、
    パリ行きを決めてからすぐに、ムーランルージュの予約を取ることにした。

    ムーランルージュは、1日2回のショーが午後9時~と午後11時からの2回あって、
    シャンパン付き鑑賞が105Euro。
    午後9時~のショーに限り、食事付きプランがあって180Euroほど。
    (値段はムーランルージュ公式サイト、直接予約の場合)
    ちなみに1回の入場人数が850人も入るオオバコな場所。

    この値段にアモーレは

    「ディナーつきは高いね。ドリンクプランにしよう。ナビアが行きたいなら予約していいよ」


    と言ってくれたので、ありがとう!とお礼を言って予約サイトの支払いページを開けて見せた。
    支払いページを見てアモーレは


    「は???105Euroって1人105Euro???2人でじゃなくて?だめだめだめだめ。
    こんな値段高すぎ!!ぼったくりもいいとこ!!
    だいたいここはコンサートホールでもないし、生バンドでもないのにこの値段?
    ミュージカルでも、SAKAMOTOでもこんなにしなかったよね?


    このボッタ具合、イタリアのキャバレーでも聞いたことないよ!
    (※ムーランルージュはキャバレーです)」



    イタリアのキャバレーとは根本的に違う思いまーす。
    アモーレの突発的な反対がめんどうだったので、そのまま放置。
    軟化をした数日後、やはりムーランルージュの話を持ち出すと


    「あのさ、こういう値段はまだ俺たちの年では早いよ」


    って、またもや却下。
    アモーレ、いつまも若者のつもりなのがいいね。でも私たち十分早い年齢ではないのよ。

    言ってはみたが、また放置。
    果報は寝て待てとか?


    さらに軟化を待って数日後、ムーランルージュの話を振ると


    「あのさ、俺たちそもそもパリには、すごくお買い得のチケットがあるから
    ふらっと行って、ふらっと帰ってくる、お手軽旅行にしようと選んだんだよね。
    これを入れるだけで軽く予算が200ユーロ上がるって意味分かってる?」


    相手もつわもの、理由を変えあの手この手で阻止(涙
    しかも、今回のは一本とられたな。アモーレのおっしゃるとおりです(涙


    「アモーレ、私もし行けるなら、滞在中は毎日食べるものはずっとフランスパンと水でいい。」


    熱意的なことを突発的にアピールしてみたら、


    「パリって水が高いってNavia言ってたでしょ」


    とか言われ玉砕(涙
    変な前情報を相手に入れてしまった!


    出直ししたのは数日後、今度は頭を使った戦略に。


    私の実家の壁に貼ってある数点のロートレックの絵をネットで探して見せながら、
    「これ覚えてる?」
    「あー、覚えてるよ、Naviaの部屋にあるよねー」
    という会話から、ロートレックがあの絵を描いたときの心理なんかを語ってみたりして。えへ。

    題して
    「昔から眺めていたあの絵の場所に行きたいな。ーアピール戦法」


    結果は。



    OK!!! (アモーレいやいやモードだったけど)



    イエーイ、勝ったわー!! 持久戦だったわー!!



    また、ブログが長くなってムーランルージュの核心話がかけなかった。から続くー。


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    ここは日本?な冷凍おかず@イタリア

    2012-06-01 23:24 / Category: 食べる☆チョッと和
    うれしー♪ 昨日の記事のコメントに

    うちの冷凍おかずのレパートリーが知りたい!

    というコメントをもらったのを見て(ありがとう♪)
    なんだか、こういう「今日の晩御飯何食べるん?」的な身近な話題が、
    ブロ友はほんとは身近に居るかも? みたいな感じがしてうれしー♪

    こんなとこで(?)繋がりを感じて早速ブログ更新してみたり。えへ。


    うちの常駐度の高い冷凍おかずたち
    ●カレー
    ●シチュー
    1箱半分(つまり18皿分)のカレー(シチュー)を作って、その日と次の日ぐらいまでの夕食で食べて
    余った分を200g1人分として冷凍。
    ※アモーレ好物のため一箱分だと冷凍分まで余らない。

    ●コロッケ
    ●クリームコロッケ
    だいたい1.5Kgほどのポテトで20個前後の大小のコロッケの計算。
    大のコロッケ(通常サイズ)は作った日に食べる。
    小のコロッケは衣をつけた状態で保存。冷凍おかずで食べる日に、冷めた油から小コロッケを入れると
    衣がこんがりした頃に中もあつあつ。
    クリームコロッケは、ラザニアなどに使うベシャメッラを多く作りすぎた時などに作る。
    缶詰のグリンピースやとうもろこしを入れる←カニは常備していないので(涙。。。

    ●アランチーニ
    イタリア風揚げおにぎり。でもこのアランチーニってほんとに美味しいの♪
    こちらはどうしてもサイズが大きくなってしまうので油で揚げて保存。
    食べる時はオーブンで暖める
     DSCF3577.jpg DSCF3569.jpg  

    ●餃子
    Satoさんが作ってるのを見て私も食べたくてなんと2年ぶり?に食卓復帰!
    大量に作って15個づつ保存。
    ここでは皮が売ってないので、皮も作るが意外と簡単。
    さらに、餃子の具、餃子の皮(生地のかたまりの状態でもOK)だけでも冷凍保存可能なので
    具を作りすぎた!とか餃子を作るのが途中で面倒になったら作りたくなった時に続きをつくればいい。
    って、どんだけてきとー(笑
    DSCF3454.jpg DSCF3466.jpg    
    餃子の皮の作り方レシピはチャノマ。さんのブログから(→クリック)

    ●ハンバーグ
    ●ロールキャベツ
    ●パプリカの肉詰め
    ナスの肉詰め
    といったミンチ系の料理のいずれか。
    例えばトマトソースの中にミートボールの4分の1ほどの大きさのミニミニミートボールを入れると
    パスタのソース、「ポルペッティーネ アル スーゴpolpettine al sugo」というイタリア料理が
    あるのだけれど、この肉団子(イタリア風ミートボール)を作るのが面倒な時には
    上記のものを崩して使う。
    少々のチーズを足してあげるとポルペッティーネ風になる。
    だから、和風にもイタリア風にも使えるすぐれもの。

    常駐おかずはこんな感じ。
    あとは素材系です。

    ●パプリカ、きのこ等の野菜
    大量購入した時に冷凍しておく。きのこは、絶対きらさない!!私はきのこ党。
    ※でも、この方法だと栄養素はすごく落ちるらしいです。

    ●たこ
    洗ってゆでて、切って処理したもの。
    なぜたこ?だって、私大阪出身だからーー。たこ焼きは結構ヘビロテですからーーー。
    大阪には土曜の学校帰りはたこ焼きという文化が存在するので。(大阪人しかワカラナイかも?)
    DSC_0316.jpg DSC_0317.jpg

    ●キャベツの切ったやつ & 豚ばら肉
    理由は上に同じ。大阪と言ったらオコノミヤキねー!

    保存おかず?ではないけれど寿司酢(冷蔵)
    たくさん作って保存しているので寿司は意外と簡単にほいほい作って食べてるんですよー。
    さっぱりしたものが食べたい日にも。
    寿司酢レシピは 寿司屋のおかみさんブログより(→クリック)

    例えば切るだけの具
    →アボガドとかスモークサーモン、きゅうり、きのこ、ゴマ、あればシソ(素材は現地で購入できる)
    だと、ご飯が炊ける時間を待つ間に用意できるので、簡単。
    DSCF3172.jpg
    巻き寿司もほいほい。


    なんだか和食・和洋食にこだわってる人みたいですが。
    そういうわけでもないんですよー(笑


    ミラノの家に着いていた冷蔵庫はウィークリーマンションのような金庫形の小さな冷蔵庫だったから
    冷凍庫の中は、まさにテトリス状態!

    今の家に着いてる冷蔵庫は「いやがらせ?」って思うほどふっるい型で、
    愛するみゆきの「世情」が聞こえてきそうな頃のモデルだけれど、
    冷蔵庫は人並みの身長があって、冷凍庫も3段あって、
    たくさん冷凍保存が出来るのでとてもとても重宝している。


    ※ちなみにうちは炊飯器はありません

      ↑
     だからご飯は鍋でたいてまーす。

    ※さらにレンジもありません。
      ↑
     意外とイタリアではめずらしいことではない。ことだが、
     確実にこちらに来たときよりレンジを持っている人が増えたと思う。
     あれ?ないの?と言われることが俄かに増えたようだ。
     レンジのない生活に最初は不便を感じたが、慣れてしまえば
     レンジが安売りしていても素通りし、
     友人からレンジをあげるよと言われても、「なくてもいいや。」と思えたりする。


    みなさんはどんなものを冷凍おかずにしてるの?教えてくださーい。
    ブログでこの井戸端感、すきー♪

    Buon weekend!  楽しい週末を~!

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