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    会いたい気持ちは千里を超えて

    2006-11-21 23:35 / Category: 心に響く話
    私はものすごく泣き虫です。

    喜怒哀楽や、驚きも全て涙が出てくる。
    しょーもない映画でも、美しい1小説の詩でも、美味しい食べ物でも
    面白い話でも テキストなんかの後ろに、
    ちょこっとついているコラムなんかでも泣いてしまう。

    そんなわけだから、通勤の本選びは
    たんたんと事実がつづられているものや、
    伝記、風土、文化、風習 のような種類の本を選ぶことが多い。

    今週は「死後の世界」についての本を手にとっている。
    宗教によっての「死後の世界」の違いが面白い。
    ただそれだけを、さらっと見ているのでよかった。


    のに。。。




    本の中で「雨月物語」について一部引用している箇所があった。
    これが、私を号泣させた。電車でね。


    =============================================================
    ソウエモンという男が勤めの道中、伝染病にかかった。
    まわりの人はうつるのを嫌がって避けた。
    そこへ、学者で心優しいサモンという男が
    「人が生きる死ぬは天のさだめ。病気がうつることなどあるものですか」
    と看病をする。

    そしてソウエモンは元気を取り戻す。

    ソウエモンは恩返しを誓い、
    そして2人は親友になり、兄弟の契りを交わした。
    サモンはかあちゃんと2人暮らしだったので、かあちゃんも喜んだ。

    しかし、ソウエモンは武士で、出雲への偵察の道中だった。

    9月9日の菊の日には必ずかえってくるからと出雲へ旅立った。

    ----------------
    9月9日。
    サモン親子は、ソウエモンのために家中を掃除し、ご馳走を用意して
    それはそれは楽しみに待っていた。
    家の前で待っていた。

    待っていた。

    待っていた。

    。。。。。

    もう日もどっぷりと暮れたが、ソウエモンは帰ってこなかった。

    サモンは「今日は無理かもしれない」と家に入ろうとしたとき。

    黒い影が動くのが見えた。

    ソウエモンがそこにいた。

    サモンは喜んでソウエモンを招きいれた。ソウエモンは何も喋らない。ただうつむくだけだった。
    サモンはそれでもうれしかった。心ばかりの魚などのご馳走を差し出した。
    ソウエモンはうつむくだけだった。

    サモンは言った。
    「粗末なお料理でおもてなしになりませんが、
     真心込めました。そんなものとは思わないで どうぞお召し上がりください。」

    それでもソウエモンは黙っていた。
    うつむいていた。
    そして、ようやく口をきいた。

    「サモン殿のココロのこもったおもてなしをいやがるわけがありましょうか。
     ほんとのことをいいましょう。 私はこの世のものではございません。
     汚れた死霊が仮の姿をあらわしたのです。」


    ソウエモンが訪れた出雲の国は以前とは情勢が変わっていて彼は幽閉されていた。
    9月9日が近づくにつれていてもたってもいられなかった。
    だけど幽閉の身。脱出もできない。

    約束の日に、
    「人間の体は1日で千里はいけない。魂なら千里を超える」
    と思い出し、自害して彼に会いにやってきた。



    ソウエモンの苦悩を思った。
    1日1日がどれだけつらく、契りを交わした家族をいとおしく思ったのだろう。


    ====================================================

    この物語の終わりは、サモンが敵討ちに行くのだという。


    幽霊の話だけど、怖くなくて、今も書きながら涙が出てきてる。
    「雨月物語」読んだことなかったから、読みたくなった。
    でも、電車ではよまないぞ。
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    コメント:
    ねーねー  1. 切ない

    泣けた・・・。
    「雨月物語」中学生の時に買ったまま読んでないのがあるはず。
    探してみるから買わんとってね。
    2006/11/22 00:41 * URL [ 編集] | TOP↑

    Sette  2. 私も泣けた

    それは電車の中ではきついね~。映画館なら他の人も状況わかってるけど、電車じゃ、他の人はふつうだもんねえ。電車に乗ってる時間って有効に使えそうで、結構限界があるよね(笑)
    2006/11/22 23:22 * URL [ 編集] | TOP↑

    ナビア  3. コメントどうも☆

    ねーねーさん
    ねー、泣けるでしょ(;;)うちにもとうちゃんとこに雨月物語あるはずなんですよね。一緒に読み始めて感想文ブログで書きましょうか!


    Sette さん
    そうそう。そうなんですよね。本読みながらでも号泣してる人みたら、失恋したのかな?とかなんかそんな風に思いません?本がはぐらかす小道具みたいな。ね?どっちにしても鼻水が出るくらいは泣くのはいやだぁー♪
    2006/11/23 23:17 * URL [ 編集] | TOP↑

    aishitewantyou  4. 無題

    やめてくれ~。泣いてまうわ。
    私もかなり涙腺が弱い。
    テレビ見ても映画観ても本読んでもすぐ泣く。
    そしてすごく感動するタイプょ。
    2006/11/25 06:57 * URL [ 編集] | TOP↑

    ナビア  5. コメントどうも☆

    桃毛さん
    ねっ。ねっ。ないてまいますよね(;;)
    桃毛さんも感動しぃ?うちらみたいなタイプは、ほんとに電車で読む本とかに気つかいますよね。1駅でもぼろぼろきちゃう♪
    2006/11/26 17:02 * URL [ 編集] | TOP↑


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