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    言葉と文化

    2007-05-29 10:10 / Category: ブログ
    私は大阪弁を使っている。無意識でも意識的にも使っている。
    大阪で生まれて育ったので、その「訛り」は使っていきたと思って使っている。

    私は出来れば学校で「訛り」の授業を必須でして欲しいとも思っている。
    その土地でしか伝わらない言葉がたくさんあると思っているから。
    せっかくその土地にいるならお土地訛りの方言も喋れたほうが得した気分で楽しい。

    沖縄の三線を習っていて散々注意されたのは
    「ウチナーグチ」という沖縄の方言。
    三線は弾きながら歌うことが大事。
    この言葉の多くはドラマの「ちゅらさん」などで見れるような訛りではなく、
    もっと古い言葉。
    唄というのはやはり言葉の真意を理解して状況が目に浮かばないとダメになる。
    人が多く歌う古典や民謡では上手い下手が顕著に現れる。
    先生に言葉を訳してもらって理解しているつもりでも
    体の奥でひらめくリズムが沸いてこないのだろう。

    先生はよく、
    「なびあちゃん、かーちゃんの唄聞きや。
     かーちゃんはやっぱり、うちなんちゅーやわ。
     味があるのよ。うちなんにしか出せない味があるのよ。」
    と言う。

    うちのおかんが子供の頃は日本語教育のために
    家ではウチナーグチ、学校では「日本語」という喋り方をしたらしい。
    そのおかげでおかんはどちらも喋れる。
    私の沖縄の従妹などはウチナーグチを「理解」はできるが喋りはしないと言っている。

    「もったいないよね~」と従妹が言う。
    「もったいない」と私も思う。

    有志で沖縄の言葉を学ぼうとしている人もいらっしゃるようだから期待したいけれど。。


    +++
    アイルランドは英語が喋られている。
    それはイギリス統治からの話で、アイルランド人は本来あった言葉「ゲール語」を忘れかけていた。
    近年、それではいけない。と必須科目として学校で教えている。
    ホームステイさせてもらった家族には9歳になる子供がいた。
    ゲール語の教科書もあり、彼女は私にゲール語を教えてくれた。

    親としては、この先使いもしないゲール語を教えるよりスペイン語か中国語を教えてくれる方がいいと思う。
    と言っていた。
    この意見はたいていのアイルランド人も同じ考えで、学校のテストが終われば
    「もう忘れた」と言っている人が多かった。

    けれど、100人に1人でも、150人に1人でも確実にゲール語が好きな子供は出てくる。
    民族として忘れてはならないものを育てるとするならば、いい方法だと思う。

    アイルランドには小規模だけれどゲール語を第一言語として使用している「ゲールタクト」と呼ばれる地域がある。
    ここでは普通にゲール語が話されている。
    もちろん英語も通じる。

    +++
    約150年前までイタリアという国は存在しなかった。というのも大きく関係しているのだろう。
    イタリアは方言だらけである。
    「方言」という言葉では生ぬるいかもしれない。地方語が発達しているらしい。
    (この話は別の機会にもう少し詳しく書いてみたいと思う。)

    アモーレは地方語を使う。
    アモーレの友達(別の地域出身)も地方語を使う。
    つまり、地方語はばりばり健在で使われている。

    ところが、ミラノ近郊では私と同世代でも数個の言葉しか理解できない人が多いらしい。
    親は使うが子供は使えない。知らない。という。

    「なんで?」と聞くと、みんな「う~ん、必要ないから。」と答えてくれた。
    確かに。通じる言葉があればそれでいいのだけれど。

    都会は1世代先に統一化されたんだ。と感じた。
    アモーレの子供の世代にはミラノのように、地方語が喋られなくなっているかもしれない。

    風土と言葉と文化はどうしても切れないものだと思う。
    グローバル化だからこそ文化が作った言葉が必要なものだとも思う。

    共通語、共通弁で喋るの大いに賛成。
    別に普段方言じゃないとね~なんて思わない。
    ただ、知ってて損はないんじゃないか。
    いや、風土を知ることはものすごい財産ではないか。


    なんでこんなことを今ブログに書いているのか自分でも?である。
    今日の朝寝すぎて、今夜寝れなくなってしまった。(あほ?)
    今、夜中の3時すぎ。草木も眠る丑三つ時。
    寝たほうがいいよね~。
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    コメント:
    hone  1. 言葉は文化で人格

    イタリアは都市国家の集まったもので、その意識が拭えないから、経済活動に支障が・・・
    ってことを学生の時、教わった。

    私的に経済活動がヘタなワタシは、イタリアの肩をもちました。「い~じゃん。それぞれ違うのが面白いじゃん!」

    ハワイもそうだけど、一度封印された言葉を復活させるのは、
    忍耐と共有意識と価値への理解が継続的に要る。
    めっちゃタイヘンね。
    沖縄・ハワイ・アイルランドには、伝承の歌があったから、よかったのですねー。

    どんな言葉でも、つまるところは使うひとの人格、かもね。
    気持ちよければ、マネする人もある、そういうのが拡がることになる♪
    2007/05/29 13:23 * URL [ 編集] | TOP↑

    chip  2. すごい!

    眠りかけていた<教師魂>をワシヅカミにされました・・
    機会を作って、地域の言葉を教えていきたいです。
    ガンバロ~っと(*^-^)b
    2007/05/29 17:53 * URL [ 編集] | TOP↑

    Sette  3. 興味深いトピック

    私も地方訛りは残して欲しいな~と思う。楽しいじゃん、違う雰囲気の言葉とか聞けるの、地域色を大切にしてるな~と思う。それに、ローカルの事話すのには、その言葉が一番しっくりくるんじゃないのかな。ドイツも訛りというか何なのか、北と南では随分違うみたいよ。勉強する方は混乱するけど、私は好きよ、そういうの。相方はオーストリアなんだけどさ(笑)
    訛りとか地方語だけならまだ良いけど、今の日本、英語の教育ばかり考えて、母国語がどこかに行っちゃってるよ。あるテレビで、大学出身の新入社員が、簡単な言葉、例えば異質とかそういうのが読めなくて、違う物ができちゃって会社に損害を与えたらしいよ。日本語使わないからってなくなっちゃう日も近いかも?
    2007/05/29 18:03 * URL [ 編集] | TOP↑

    カンポ  4. 方言

    私のイタリア語もローマなまりですが、あまりバリバリに使うと女の子にはキツイらしいのでほどほどにしてます。
    ローマ弁はイタリアの方言の中でもあまり評判がよくないみたいです・・。
    前の記事で「階段から転げ落ちた」とありますが大丈夫でしたか?
    私も妊娠中、新撰組のような階段オチしまして(笑)、救急病院に行って5時間ほど待たされました・・。最初外科担当の先生のところに行って切り傷の処置を受け、その後産婦人科担当の医者のところに行ったんですが、自分の知り合いを先に優先したあげくエコーもとらないつもりだったので、お腹が痛い!!と大騒ぎしてやてもらいました。(お腹は痛くなかったんですがそこまでやらないとみてもらえないので・・。)結局無事何事もなかったんですが・・。
    2007/05/29 20:45 * URL [ 編集] | TOP↑

    きの  5. ご無沙汰してま~す。

    確かに我が家のダーリンもローマ弁は話さないですねぇ。でも、もちろんローマ訛り(アクセント)です(笑)。

    ちょうど先週末にイタリアの訛りについて話したのですが、彼のお母さんは高校生の頃からローマに住んでいるにも関らず、ローマの訛りが出来ないらしいです。真似は出来るけれども、微妙に違うみたいで。私も真似してみたけれども、「バカにしてるわけ?」と睨まれました(笑)。

    都市部では方言を話す人はあまりいないんでしょうけど、でも少なくとも、必ずその地域の訛りや癖が残ってるのはいいですよね。個人的にイタリアのそういうところが大好きです!

    ところで、ナビアさんのお母様は沖縄の方なんですね。2回しか行った事はないけど、オプショナルツアーのガイドをしてくれた若い男の子の言う沖縄なまりの言葉が、とっても穏やかでリラックスできた思い出があります。

    前にイタリア人にお料理を教えたお話がありましたけど、ゴーヤチャンプルーは私も教わりた~い!我が家も好きでよく食卓に上がりるのでが、ゴーヤチャンプルーの素使ってます...。
    2007/05/31 17:18 * URL [ 編集] | TOP↑

    aishitewantyou  6. 無題

    方言ってすごくいいと思う。
    子供が方言を喋ってると 何だかとてもかわいくて、心がほっこりします。
    2007/06/01 05:14 * URL [ 編集] | TOP↑

    ginno-techo  7. コメントどうも☆言葉と文化

    hone さん
    文化復興に力をいてれるっていうのはすごく大事ですよね。文化の発展がものすごいスピードで進んでいる今、今まで以上に復興にかける時間もお金も費やすのがいいのじゃないかなって思います。ハワイも70年代にはじまったんですよね?ってhone さんのとこでこないだ言ってた気がして。今で約30年。長くて短い30年。いろんなほかの国もそうあってほしいです♪


    chip さん
    chip さんが日本語の違いなんかを教えるときは、是非!大阪弁と、なんちゃって琉球語もお手伝いしますから~!!
    ミラノで方言講座って楽しいですね!


    Sette さん
    なるほど~母国語教育の衰退ですか。
    確かに英語の教育にものすごい時間とお金を費やすけれど、もう10年以上も前から敬語と謙譲語が使えなくなっている~とか言っているけれど別になにも教育に変化なさそうですよね。。。
    その、大学出身の新入社員の話、安易に想像できるくらい異様な話じゃなくなってきてますものね。
    そういう意味ではヨーロッパの人は自分の言葉大事にしてますよね。オーストリアはオーストリア訛りっていうのがあるんですか?
    2007/06/02 20:40 * URL [ 編集] | TOP↑

    ナビア  8. こめんとどうも☆言葉と文化2

    カンポさん
    心配いただいてありがとうございます♪自己判断が正しく(?)強打の打撲ですみました♪ 新撰組ですか?失礼ですが笑ってしまいました( ´艸`)そこまでやってエコーをとってもらうことを考えついたカンポさん、すごい!!もうこの時点でほんとのお母さんですね。
    ところでローマ弁の使用をほどほどに調節できてるってこともすごい(笑 そのうち方言の話を書いたら是非、ローマ弁でも教えてください!!


    きのさん
    へぇ~ダーリンさんはローマアクセントですか(笑
    うちの彼は「ローマアクセント=面白いことを言う人」という意識があるらしいです。これはコメディアンが多いかららしいです。
    大阪弁と扱いにてるなぁと思いました(笑
    きのさんもローマ弁覚えて使ってみてください(笑
    ところで、沖縄2回行ったことあるんですか
    沖縄訛りも好き?(≡^∇^≡)それは沖縄が好きってことですね♪
    あ~、ゴーや。こっちで探すのムツカシイそう。私も食べたいです~


    桃毛さん
    そうそう。子供が方言で喧嘩したりしてるのって、もう、まとめて抱きしめたくなるくらいかわいい♪
    2007/06/02 20:41 * URL [ 編集] | TOP↑


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