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    マレーナ いい映画なのに2度と見なくない映画

    2008-05-26 19:35 / Category: イタリア生活☆見聞録
    大阪では週に何日か夜中の2時頃から映画を放送する。
    見ているうちに「あ。。。もう4時半だ。。。」と、眠れなくなってしまった日も結構ある。
    「マレーナ」という映画を始めてみたのは、この深夜放送。

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    寝床に入ってなんとなくテレビをつけたら、丁度始まるところだった。
    主役のモニカ・ベルリッチMonicaBellucciの演じるマレーナの美しいこと、輝かしいこと!
    そのマレーナが美しすぎるから招く妬み、嫉妬、孤立。そして生きていくための選択。
    第二次大戦のシチリアの平常を舞台に美しいマレーナの生活が刻々と変わっていく。

    同じ女として、
    マレーナに嫉妬する女達の冷たい、汚い目線も分かるし、
    嫉妬されて知らぬ顔して生きていく彼女の気持ちも分かる(つもり(・∀・))。

    女の汚さがじわっ。じわっ。と感じられて見ているうちにどんどん怖くなってきた。
    見るのを辞めようかと思ったけれど結局最後まで見た。

    最後の15分くらいのシーンは、本当怖かった。
    「戦争」という大きな恐怖の背景と、人々が普段からもっているフラストレーションが
    一気に爆発する時、人ってこうなるんだなっていうのが
    「日常の一片」のように表現されていて、怖かった~。


    あの時は、イタリアに縁なんてなかったから、
    「イタリア人怖い~、情熱的とかいうけれど嫉妬の情熱もでかすぎる!」
    イタリアの田舎には行きたくない。そう思った。


    あの映画はその後、何かのタイミングで思い出しては、1ヶ月くらい後味が悪かった。

    (余談ですが、私は悲しい映画が好きだけどがダメです。
     見ると、「悲しい結末」に至った経緯を思い出し悲しくなる。
     どうして、別の方法をとらなかったんだと思い腹が立つ。
     映画がハッピーになるように考えすぎて、しばらくは夢でみてしまう。
     感受性が強いね~とかそんな問題じゃなくて、完全に同化してしまうんです、重症でしょ?(笑 )



    ところで、この映画の監督はジュゼッペ・トルナトーレGiuseppe Tornatore
    私も好きな映画「ニューシネマパラダイス」

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    どちらの映画も、「シチリアの片田舎」の派手でない日常がよく見える映画で、
    映画の中の建物や、車、市場の様子や人々の話方、人のまなざしの向け方などなど
    全てが「南イタリア」なんですね。しかも「田舎の」。
    閉鎖的な感覚が根強くある「田舎の南イタリア」がそこにある。
    イタリアのそれがそこに表現されている。

    小津安二郎の静かな日常のような感覚とか、
    「男はつらいよ」のおっちゃんたちの掛け合いの雰囲気とか、
    「北の国から」で感じる北海道とか、ああいった、そこに日本がある。ああいう感じ。


    こっちに来てこれらの映画を少し垣間見た気がする。


    映画の中のような古い建物が今も使われていたり、
    男達がジャケットを羽織り、ハンチングをかぶり、
    片手をポケット、片手は激しくゼスチャーしながら歓談している様子、
    横目に荷物を持って足早に歩く働き者のおばさんたち。
    濃い青い空に、乾いた風、
    広場のベンチではおじいさんと犬がぼーっとしていたり。
    おお~!イタリアだよ~って思える。


    別の角度でも垣間見た気がする。


    観光客が訪れにくいような、例えばアモーレの戸籍上の田舎町なんかに行くと、
    めずらしいアジア人な私を(あのあたりは中国人も居ないので)
    あからさまに振り返って見るあの視線。排他的な目線を感じるときは痛いです(笑

    あと、田舎のマーケットで売ってる大人用の服なんかは同じような色やデザインばかり。
    それが需要があるからだろうけれど、その需要の根源は、
    誰かが別のきらびやかな服を着ると別の女達が嫉妬して、悪く言うから悪く言われないためには
    みんなと一緒にしよう。という心理が根底にあるようにも思えたりする。
    地味に人よりめだたず、人より働き者でないと田舎暮らしは大変だろうな。

    もちろん、そんな風に思えるのもマレーナという映画を見たからだと思うけれど(笑


    なんで今日こんな話をしてるのかって?
    昨日、こちらの深夜放送でこれやってましてね。
    最後の20分ぐらいのシーンだったんですが、
    「いや、見たくない。いい映画だけど見たくない!」と葛藤しながら見てしまった。


    そうして、昨晩の夢は悪かった。


    あぁ、1週間くらいは、また夢見が悪いだろうな。。。
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    コメント:
    Michie  1. マレーナ

    Maririnさん、この映画、ドイツのテレビで見ました。ずいぶん前ですが…。
    見終わってからも、後を引く映画ですよね。テーマが濃い、というか。考えさせられる映画ですよね。私ももう一回観るの、二の足踏んじゃいます。結構、疲れちゃう。
    濃いテーマの映画も好きだけど、最近は、かる~い日本のドラマばっかり見ています。こればっかりでもまた、つまらなくなってくるんですけれどね。日本の映画にも、いいものがあって、「三丁目の夕日」なんて、感動しました。時代設定は、私の子ども時代よりすこし前なんですけど、生活用品なんか、祖父や祖母の時代のものを見て知っているだけに、懐かしい気持ちになれました。
    2008/05/27 14:23 * URL [ 編集] | TOP↑

    Sette  2. わかるわ~

    いい映画なんだけど、私も見たくないかな~。マレーナって感情表現が全然なくて、映画の中で、彼女が初めて積極的に感情を出したのが、表に引きずり出された時だったでしょ。あれはちょっと辛かったわ、見ていて。しかも意地悪かった女の人達って、旦那さんがちゃんとそばにいる人達だったよね。
    その国に行ってみて肌で感じる事はいいよね。、微妙な時もあるけれど、世の中のことをまた1つ、自分なりに見ることができるものね。
    2008/05/27 18:23 * URL [ 編集] | TOP↑

    kimu  3. お久しぶりです

    この監督の「題名のない子守唄」を見たくって。でも衝撃すぎて妊娠してる人は見ないほうがいいっていうレビューみて見損ねた。
    yahooメアドに携帯からメールしたけど届いた?
    贈り物どうもありがとう!!大切に使わせてもらうね♪
    2008/05/28 15:19 * URL [ 編集] | TOP↑

    nyaori  4. 私は別の理由で・・・

    マレーナ,私は別の理由でもう見ないと思います.まあ監督が男だからしょうがないのだろうけど,かなり男目線でマレーナが美化されていると思うし,主人公に共感出来ない.・・・それに比べニューシネマはもう涙なしには見られませんな.
    音楽聴いただけで泣けてくる,トトの映画とエレーナに対する愛情もいいけど,そんなトトを愛し続けたアルフレッドが更にいとおしく思える.もうコメント書いてるだけで涙です.
    去年日本で公開されたLa sconosciuta(題名の無い子守唄)は重かったです.でも最後に救いはありました.これは見るのにパワーが必要だけど,また見てもいいかと思いました.ナビアさんは見ましたか?
    ところでモニカ・ベルッチの作品で私が好きなのはL'ultimo capodannoです.内容は特にお勧めできませんが軽く見られる所が好きです.彼女の立ちションシーンもたまりません.もしまだ見ていなかったら試して見て下さい.
    2008/05/28 15:47 * URL [ 編集] | TOP↑

    ナビア  5. 無題

    こんばんは。
    まだ見たことないこのマレーナ。たくさん軽い映画を見たあとで、見てみます。
    少々重いけど、見る価値ありと最近思ってるのは
    NHKのスペシャルドラマ、’海峡’。
    見るチャンスがあればどうぞ。
    2008/05/29 19:48 * URL [ 編集] | TOP↑


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