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    挙式の予約~喜びも、悲しみも。

    2008-07-18 00:45 / Category: イタリア de ウェディング
    教会に挙式の予約に行った時のことだった。
    私達は前日に神父さんとアポイントをとってやってきた。
    神父さんはスケジュール帳と挙式予約する際の申し込み用紙のようなものを用紙を用意して待っていてくれた。

    神父さんは私達に、なぜ教会で婚姻するのかなどの軽い質問をした。

    その質問が始まってすぐ、1人の男性がドアをノックした。

    神父さんはそこで待つように言った。
    けれど、その人はなんだか神父さんにすぐに伝えたいような、困った表情をしてノックした扉から離れようとしない。

    神父さんは、私達に言った。

    「細かい個人情報を聞いてる最中だから、あそこにいられてはまずいでしょ。
     先にちょっと用事を聞いてくるね」

    そうして、扉のところまで行くと、神父さんは彼に少し説教していた。

    「いつ?」
    「なぜ?何日前から?」
    「どうして僕を呼ばなかったんだ。。ご愁傷様でした。。。」



    直後、神父さんは部屋を出た。アモーレは私に言った。

    「彼のお父さんがどうやら亡くなったらしい。
     亡くなる前に神父さんを読んで説いてもらうんだけど、彼らは出来なかったみたいだね。。。」


    そして、鐘がガランゴロンなりだした。
    神父さんが鐘を鳴らすスイッチを押すのが見えた。
    教会は人が亡くなったら、ああして鐘を鳴らすんだ。その音を聞いて町の人は誰かが亡くなったことを知るんだな。

    と私は妙に冷静にその光景を見ていた。



    それから数ヵ月後、カラブリア帰省の際にまた教会に行った。
    前回伝えた情報を元に、神父さんが必要書類を集めてくれていた。
    アモーレの、洗礼証明書や、カトリックにおいての独身証明書なんてものもあった。
    それらの書類と、私達が(民事)結婚した書類。
    そして、今から作る書類が1点。これは教会で結婚式を挙げたい動機などの質問項目が10個ほどあって、
    それを答えて埋めていくというもの。
    カトリックの人だけに訪ねられる質問だった。(私の解答欄は埋めない)

    「どうして教会で挙式がしたいのか」
    「家庭とは何か?」
    「家庭の中で宗教の話をすることにOKか」などなど。

    その質問に1問1答する、神父さんとアモーレ。


    そんな時、神父さんを呼ぶ声が聞こえた。扉の脇には1家族。

    神父さんは扉に向かった。そうして少し話したら、「ご愁傷様でした。」と言った。
    そうして、鐘を鳴らした。


    私はちょっとびっくりした。今回も?だれかの悲しみのタイミングに重なるものなのだろうかと思った。
    そして、不謹慎ながら


    ふと、


    挙式の打ち合わせのタイミングで亡くなる人がいるっていうのはちょっと良くないジンクスとかないの?
    (ごめんなさい、ごめんなさい!)


    と思った。
    アモーレに言うと、教会だからね。そんなことがあっても当然だよ。とフツーに答えた。


    あぁ、やっぱり教会の国の人だなぁ。


    神父さんというのは24時間そこに居て、彼らの生死を届けられる仕事で、
    その忙しさと、地域への密着性と、信頼性が
    なんというか、昔の?駐在さんみたいだと思う。


    イタリア・カラブリア式 ウェディング
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    コメント:
    Sette  1. 人が・・・・・

    なくなると鐘を鳴らすんだね。私は教会の鐘の音を聞くと、「ヨーロッパだわ~」なんてのんきにしているのだけど、そういう役割もあるんだね。
    淡々とそういう動作が行われていくんだ。ちょっとタイミングが合っちゃったけど、そういうこともあるさ。
    2008/07/18 04:08 * URL [ 編集] | TOP↑

    Michie  2. 宗教

    Maririnさん、私の実家は浄土真宗で、私も自動的にそうでした。ところが、職場の人にキリスト教徒がいて、折にふれ、教義を聞く機会があって、興味があったんです。そして主人と知り合ったら、彼はカトリック。私も勉強することにし、その1年後に洗礼を受けました。
    ですから、偏った考えと受け止められちゃうかもしれないんですけど、人が亡くなるのは、家族にはとっても悲しいことだけど、神様の元に召されるという意味では、いいことなんです。主人の母方の祖母は92歳で亡くなりました。もうすご~~~く優しい、家族みんなに愛されてたおばあちゃんで。私も大好きでした。彼女が逝ったとき、義両親は、シャンパンを開けてお祝いしたんです。

    Maririnさん、縁起が悪いなんてこと、絶対ありませんよ。大丈夫!アモーレさんの仰るように、教会は、人間の精神的な生死にかかわる場所だから、気になさることないですよ。
    2008/07/18 06:39 * URL [ 編集] | TOP↑

    positive0thinking  3. 無題

    そんな役割があるんですね~!知らなかったです(>_<)
    2008/07/18 12:24 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  4. コメントどうも☆挙式の~

    Sette さん
    鐘っていうのはめでたいときだけにならすものじゃないんだね~。私もいつも鐘を聞いたら「ヨーロッパだ」って思ってたんよ


    Michie さん
    Michie さんのおっしゃること良く分かります。私も悲しさよりそうやって感じようって思うようにしています。おばあさま92歳までお元気だったんですね!!92年間も人に愛して愛される力をくれたんだから、シャンパンでお祝いされるご両親のイキさがかっこいいですね。おばあちゃんにとって素敵なご子息ですよね。


    positive0thinking さん
    私も知らなかったんですよ~!!びっくりした。あんなボタンがあるのも知らなかった(笑
    2008/07/22 23:49 * URL [ 編集] | TOP↑


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