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    褒めて、褒めて

    2009-02-20 00:38 / Category: OKAN
    先日Xmasとバレンタインのプレゼントとして
    欲しがっていたミシンを買ってもらった。

    特別上手に使えるわけではないけれど、ミシンや手芸は好きだった。

    早速ならしがてらに小袋なんかつくりながら考えた。
    私はこうやってあれこれ考えながら物を作るのが好きなんだって。
    そしていろいろ思い出した。

    子供の頃、授業で作る作品が、学年代表や学校代表で展示されたり、
    どこかへ持って行かれたりしたことがあった。

    編んだマフラー、
    歯磨き週間の絵、レコードジャケットをつくる工作で描いた絵、
    箱の彫刻、書道。


    学校外に持ち出された作品が、賞状と拍手で返してもらえる時はうれしかった。


    そうして誇らしげに持ち帰った作品と賞状をうちの親はあまり関心を示さなかった。
    両親働いていたし、忙しかったし、正直その頃は生活的にもきつかったのも覚えている。
    今はそう理解しているけれど、
    その時、学校での自慢をしても
    「へ~。よかったね~。分かったから早くご飯食べて」という返事が多かった。
    怒ってた日もあったかな。だからそれほど褒められた覚えがない。

    小学校の頃は音読の宿題があった。
    音読をしだすと、「テレビ見るから。だまって」などと言われたことも1度や2度ならず。
    それでも音読の気持ちを込めて読むのが大好きだったので、
    先生たちの研究授業が国語なら、音読する生徒によく選ばれた。
    そんな話も親にはあまり特別なことには思えなかったようで、褒められた覚えはない。

    ある年、自分の作文がなにやら大きい文集に載せる選考会に残ってると言われたことがあった。
    先生は「学校代表で出すから、段落分けして、清書してきて」と言った。
    そんなことを親に話して清書して親にチェックを頼むと
    「はい。よく出来ました」とか2秒で言ってたっけな。読めよ!って今なら突っ込めるけど(笑

    その作文が気になっていたので、後日先生に確認したら別の子が選ばれたと教えられた。
    そして他の子のがきちんと段落分けされていて以前の作文より読みやすくなっていたと説明された。
    子供心に「親がチェックしてくれていたらいけてたかも」とチャンスを逃した気がしてがっかりした。


    (いや~、改めて書くとまるで虐待(笑 でも、親をうらんでるわけでもないですし、そんなもんと思っています。)



    通信簿で見ると私は成績の良くない子供だったし、生活欄には「集中力がない」「忘れ物が多い」
    などと毎度書かれていたので、親として叱る要素はいっぱいある。
    褒める要素が少ない子供だったのだろう。


    それでもあれらのことを褒めてもらっていたら、
    もしかしたらものすごいアーティストになっていたかもしれない?!
    子供なんて誰でも無限の可能性があるはずだから、褒めればいくらでも伸びるはず。
    今の自分がタイムマシンで昔の自分と会えたら、もう絶対褒めまくるな(笑
    自分だけでも、子供の自分を100%信じて褒めまくる。これしかない(笑


    ***


    イタリアでは、子供は褒められて育つ。
    子供を叱らない親 = イタリア人 と言う批判があるくらい子供は愛情たっぷり褒めて育てる。

    日本人に比べてイタリア人は道徳が欠けてると私は思うが
    子供の褒め方、愛情表現に関してはイタリア人が優れていると思う。

    自分にまだ子供は居ないけれど、近所の子や甥っ子たちに接する親戚だけでなく大人全ての
    接し方を見ていて、「ここまでするんだ」と関心することがよくある。
    そこまでされた子供たちはみんな満面の笑顔を浮かべている。

    子供が覚えた詩、作ったおもちゃ、絵、理解の不可解なへんてこな考え、習いたての下手な演奏。
    それらを子供が見せたとき、大人はとにかく褒める。褒める。褒めちぎる。
    そしてダッコしてキスをしてあげる。


    こうして育てられた子供たちは、誰もが「オレ天才。何でもできる」と勘違いして大人になっていく。
    (驚くことに多くのイタリア人に見られる症状(笑 )
    でもそういう勘違いは希望があっていい。


    私は自分の経験から子供は褒めて育てよう。と子供の頃に決心していた。
    そしてイタリアに来て、こういう風に子供を育てたいって思えるお手本がここに普通にある。
    そういうこと学ぶためにイタリアに呼ばれて来たのかな。などと考えてもみた。

    ***

    ミシンを片付けながら思い出した。

    あの幼い頃。
    学校でミシンを習ってしばらくして、百貨店に行ったらたまたまミシンフェアをしていた。
    母は
    「私は全然だめなんです。ミシンとか機械とか。でもこの子ミシンが使えるから」
    「この子器用だから。機械の説明はこの子にしてあげてください」
    と言ってミシンを買ってくれた。
    ミシンの色はピンク。モデルは私が選んで色は母が選んだ。
    母はピンクが好きだから。

    ミシンは幼い私の器用な部分を伸ばしてあげよう母がと購入してくれたもの。
    それで丈上げやパジャマなんかを作ると母は喜んだ。
    そして褒めてくれた。

    私がミシンが好きな理由の潜在意識にはこのことも含まれていると、
    この新しいミシンを見て気がついた。

    褒められた記憶に時効はなく、いつでも温かい思い出として残っている。
    そして無意識に好きなこと、大切なこととして残っていくものだろう。
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    コメント:
    Sette  1. 器用さ

    ナビアちゃん器用なんだね~。
    色々学校でも選ばれたなんてすごいよ~。
    私は手先はまったくだめ(笑) 家庭科とかでスカートとか作ったけど、最初は丁寧なんだけど、すぐ飽きちゃって出来上がりはそれは恐ろしいものだったよ(笑) ミシン、もう何年も見ていないなぁ。今度作ったものとか見せてね~♪
    2009/02/20 02:24 * URL [ 編集] | TOP↑

    Junbugizm  2. いろいろと

    考えさせられました。このたびのBlog。

    きっとご両親も悪気があったわけではないって
    おもうし、あたしは実はナビアちゃんのおかあさんの隠れファンなのだけど。^^

    なびあちゃんとアモーレさんはきっと、
    アメとムチを使いこなす素敵な両親になることでしょう^^

    ミシン・・・いいなぁ^^
    2009/02/20 05:45 * URL [ 編集] | TOP↑

    mahaloba  3. 読み応えありました☆

    うちの母も。。。褒めない事多かったです。私はO型、母も兄もA型です。彼らは几帳面で工作、図工、家庭科。。なんでも得意で私の大胆な作品を「雑。。乱れてる。。大雑把。。。」等などで評価されます。ミシンも徹底的に仕込まれました。けどあれだけきっちりしてたから今でもミシンは得意かな。あんまり普段褒められないから、たまーに褒められた時凄く嬉しくて今でも思い出します。もしかするとずっと褒められてたら思い出しもしないであろう内容だけど。うちの子にはやはり意識して褒めます。けどやはり母の子だから完璧を求めて「ここをこうするともっとよくなるね。」って足りない事をいってしまう時あります。反省。。。けれど。。。相対的にうちの子も私にくらべて自信家!自信を持つ事って大事ですよね!以前 テレビでイタリアのお母さんは小学校高学年の子に毎朝靴下を履かせてあげているシーンをみてさすがに驚いた事があります。。これって一般的なのでしょうか。。あ、けど 私 娘の髪 いまだに毎朝結んでるから変わらないか!?
    2009/02/20 16:16 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  4. コメントどうも☆褒めて~

    Sette さん
    そうなの、典型的な器用貧乏なの(笑
    私自分で分かってるの。センスはないの。独創性もないの。だけど1ミクロン単位でずれると嫌だから麻とか夜とか残ってみっちりするの。多分それで努力賞みたいな感じで出品してくれてたんだと思う(笑
    お互い子供は褒めちぎろうね(笑


    Junbugizmさん
    ありがとう~!そうなのよね~、悪気はないのよね。うちのおかん、今頃になって、「あの時ごめんなさいね」とか言ってくるの。おかんきゃらでしょ~(笑
    あめとムチか~。Junbugizmちゃんはあれだよね?子供はトラ吉にするんだよね?(笑


    mahaloba さん
    mahaloba さんはいいお母さんですよね。ブログでもお母さんとしていろいろ考えられてる姿が見えて、本当にそう思いますよ。
    やっぱり意識して褒めてるんですね。私も!絶対いっちゃいそう!「ここをこうすると~」って。今でも子供と接していて何気に言ってしまって、毎回はっとするんです。しまったって。だから子育てはアモーレに任せようかな(笑 
    小学校で靴下?はさすがにどの家庭でもってことはないでしょうし、引きますが(笑
    髪の毛っていいんじゃないですか?やっぱりスキンシップは大事ですよ~!
    毎朝結われてる娘さんもかわいらしいですね。素敵な親子だと思います!
    2009/02/20 20:39 * URL [ 編集] | TOP↑

    KAORIDIMO  5. どちらかというと・・・

    すごく考えさせられるブログ記事ですね( ̄ー ̄)

    ぢちらかというと、ウチの両親(とくに母親)は
    完全な「親バカ」で、人様の前で私のことを
    褒めまくる人でした・・・未だにそうですが・・・(笑)

    だから、子供ながらにいつも恥ずかしい思いをしました(笑)自分は、そんなにできないのに
    恥ずかしいなぁ・・・とか(*^▽^*)
    だから、やけに自分を過小評価する子でした
    でも、褒めるって本当に大切なことだと
    思うし、褒めることを基本として、ダメな時は
    ダメときちんと言ってあげた方がいいんだろうな・・って思います。

    子供ができたら、沢山褒めて褒めて
    育てていきたいデス
    ミシンで色んな物、作られたら
    ブログでみせてください!!
    2009/03/06 21:00 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  6. コメントどうも☆褒めて2

    KAORIDIMO さん
    うわぁ!日本だったら少数派のご両親ですよね。でも素敵です。恥ずかしかったのも想像できますが(笑 でもやっぱりそうやってたくさん褒められたKAORIDIMO さんはいろんなところでまっすぐに物が見れる方なのではないでしょうか。
    そうですね、褒められながらダメなことはダメって言われて育った子供はきっと強い子供になると思います。お互いがんばりましょうね。
    怒りたくなるときも、しかりたくなるときも、褒めることを忘れないように、えへへ。
    2009/03/09 23:11 * URL [ 編集] | TOP↑


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