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    雪の降る前の日に

    2010-11-26 08:16 / Category: イタリア生活☆見聞録
    ミラノはぐんぐん寒くなってきている。
    書きかけの旅行記の話は9末から10月初旬の話だから、あれから約2ヶ月がたとうとしている。

    この2ヶ月で何が変わったというわけではないが、
    最近は仕事に行くのが苦痛で仕方がない。
    年末に向けて12月に入ると週6日出勤のシフトになるし、とにかく忙しいらしい。
    今でも忙しい日は十分忙しいので、それの何倍も忙しいと聞かされるとぞっとする。

    それに2月には契約が切れるので身の振り方を考え出さないといけないこともにわかにめんどくさい。
    次もまた同じような仕事がしたいかと聞かれると??が頭に飛ぶ。

    さらに、産休明けの人が戻ってきたとして(通常なら私はそこまで)、
    お店に人が必要なら契約が変わる(伸びる)可能性があるから、
    もしかしたらこのままここに残るかも。

    と思ってもいたが、かなりそれは難しい。
    というか、自分で難しくする選択をした。


    理由は、副店長とそりがあわないこと。理由を簡潔に書くとただそれだけ。

    9月初旬に店長がクビになり、副店長が店でNo1になった。

    その副店長は誰もが認める「最低人間」で、私もふつーに被害をこうむっている。

    一番被害をこうむったのは、9月末~10日間の家族旅行のための休暇。
    この休暇の申請を6月からしていたのに許可が出たのが9月の3週目だった。
    私はもう、仕事を辞める覚悟をしていた。

    たかが休暇で。かもしれない。
    だけど、私にしてはされど休暇。

    入社の2面接と3時面接の時に
    「申し訳ないが、この期間は計画しているので休みが欲しい。
     ミラノはファッションウィーク(といってファッション関係のイベントとかが増える)の時期なのも
    知っているので、もし出勤できないことが迷惑なら残念だけど諦めます」

    と時期を告げて採用になった。
    面接官は時期をメモをとっていたし、それで採用になったので私としては休暇がもらえるだろうと思っていた。
    研修明けに店長に休暇のことを言ったら「9月下旬なら問題ないわ」と答えた。

    そして研修明けに休暇申請を出すと、
    店長が1ヶ月ほど休みで申請書にサインできず、次の月は2週間ほど副店長が休みで
    副店長の帰りをまつように言われた。
    副店長が帰ると、事務所に呼ばれて「休みを変えてくれ」と言われた。

    なんで?と聞くと、副店長が9月半ばに結婚することに決めた(子供が数ヶ月前に生まれた)から
    副店長がファッションウィークの時期に居ないのはすごく大変なのに、あなたまで居なかったら
    頭数が足りなくなる。
    と言われた。

    私としては日本ではありえない話だと思う。
    副店長と言っても、りっぱに店長の名前が入ってる役職、自分の店だと思ってもいいのでは?

    それが仕事が一番大切な時期に結婚式を挙げる。さらにその前後3週間は休むという。
    それなりの、私より数倍以上の給料をもらっているだろうに、
    その責任感のなさに素でおどろいた。

    「休みは変えません」

    そう私は答えたものの、結局9月に入ってもシフトの行方は分からず、
    旅行予定の10日ほど前になって、

    「休んでいいいから」

    とお達しが出た。はっきり言ってほっとした。という穏やかな気分ではなかった。
    自分が出発する前日にそんなシフトを張り出して出発するこの男に
    嫌気がさした。

    それでも休暇は楽しく過ごせた。


    休暇明けからか。
    そりがあわない人だったけれど、あたりがきつくなった。

    仕事のことで質問すれば、聞かないふりや、無視したり、お前はそんなこともできないのか。と人の前で言ったりするのは茶飯事になって、
    そのうちあることないことを言い出すようになった。
    「それはありえない。うそです。そんなことありません」と言い返すと怒鳴られる始末。
    彼と話すのが苦痛になってきた。

    苦痛のなか、書類を投げられたこと、わざわざ英語の資料を印刷してやったと恩着せられたこと(どうせイタリア語だと理解できないんだろう。という含みがある言い回しをされたこと)そして数回、腕を捕まれて濡れ衣を着せられたこと。そしてそのいずれの場合もたいした反論ができなかったこと(その場ですぐに反論できればいいのだけれどやんわりとしたイタリア語でしか反論できない。その結果言いまくられて終わる)。

    その状況を変えたくて、ネットを見てこれはパワハラだと確信して、
    彼と直接話しはできないと判断して会社の本部の人事の人に電話をした。
    そしてこの数ヶ月何があったかを伝えた。人事の人は丁寧に話を聞いてくれて、
    それはいけない。と言って今から彼と話をすると言って電話を切った。

    翌日。

    朝のミーティングの時から彼の態度が軟化していた。
    たぶん人事から話がきたのだろう。
    しばらくして昨日電話で話した人事の人が店に来た。
    そして人事を挟んで3人で話し合おうということになった。

    話し合いはどうってことなく、彼はものすごい役者魂を出していい人になっていた。

    「Navia!何か困ったことがあったら直接言ってくれればよかったのに。
     嫌な思いさせて悪かったね。でもそんな気はさらさらなかったんだよ。
    たぶん、僕の言い方が直接的すぎてびっくりさせちゃったかな」

    みたいな(笑
    彼は小一時間そんな調子だった。


    結局あれからはあからさまな嫌がらせはなくなった。


    周りからしばらくは小さなヒーロー扱いされた。
    あれから2週間くらいは人とすれ違うたびに私の話をみんなが直接聞きたがった。

    まさか、こんなおとなしいNaviaがそんな行動に出るなんて。
    彼は明らかに人を見て態度を変える人だから、
    最近のターゲットはNaviaだったのかもしれないね。
    Naviaを小突いても、つねっても何も言わない。とたかをくくっていたけれど、
    人事に報告されてすごく驚いたと思うよ。
    Naviaのしたことはほかの同僚にも恩恵があることだったんだよ。
    ほら、ここのとこみんなに対して親切ぶってるでしょ。
    ああ言われたからしばらくはおとなしくするよ。
    よくやった!!


    私は、ほかの同僚と同じように「とっさに言い返してやる」ということが私にはできなかった。
    それは私がイタリア語が普通に話せる人でなかったからだと思う。
    もし、日本語でいやみを言われたらいやみですぐに返せただろう。
    私はそれなりに言い返す人だし(かなり言い返す人かもしれない)、そうしたい人だけれど、
    イタリア語はまだまだで、なんというか普通の言い回しでいっぱいいっぱいで、
    けんのある言い方なんかはできない。
    それに言い返した時に目を細められて「何て言ってるの?」と言われると
    反射的に「私のイタリア語が伝わってないんだ。ちゃんとしゃべれてないからだ」と
    自分を責める傾向にある。
    もう4年も。

    そういう小さい自分を責める癖が、4年も経つと性格の一部になってしまってるのか。
    日本に居るときより3割、4割弱気な私がイタリアモードになっている気がする。

    だったら、イタリア語を勉強して強化したらいい!と努力モードにもなりきれない、
    そういう自分に対してまた自分を責める要素が沸く。


    たぶん、わざわざここに居る意味は絶対にあるはずだけど。
    なんだかここ数年自信と自身を少々見失っている気がする。


    長くなったが、そんな上記な理由から2月以降の更新はないな。と。
    それに新しい人が来たけれど1年更新の契約社員契約で来たので、
    かなり会社としてもコスト削減に本腰を入れてるのも分かるので
    そういう理由からも正社員雇用はないな。と。

    もし雇用を伸ばすと言われたらどうしよう。
    とりあえず仕事を続けるか?
    それより、私はこの仕事が好きなのか?
    好きな仕事をしている人は多くないかもしれないが、
    自身や自信をそぐ仕事をするとそのうち病むな。と思った。

    だからやっぱり2月には辞めたい。
    でもそのあと何をしよう。。。


    そんな葛藤に悩む日々。

    明日のミラノは雪の予報。
    本格的な冬になった。


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    コメント:
    amarena  1. 無題

    読んでて涙出てきました異国の地で よくそこまで耐えたなと思います。私だったら後先考えず その場を去ってますね。今調度私も 上司の納得のいかない対応に腹が立ってる所なんです。
    読んでて涙出てきました異国の地で よくそこまで耐えたなと思います。私だったら後先考えず その場を去ってますね。今調度私も 上司の納得のいかない対応に腹が立ってる所なんです。
    体を壊してまで 家庭を壊してまで働きたくないものね
    2010/11/26 12:51 * URL [ 編集] | TOP↑

    ICHA  2. 何だそいつーーー!!!!

    なんだそいつなんだそいつーー!
    もー腹立ち過ぎて心臓ばくばくしちゃったよ、、、

    でもさ、naviaさんほんっとよく頑張ってるね。エライエライ!!!私だったら絶対続いてないよ。。ブチ切れてサヨナラ~してると思う。(短気は損気。)

    あとちょっと頑張ってその先はそれから考えれば良いんじゃない?この数ヶ月大変な思いした事は絶対後々役に立つはず☆

    来年一緒にイタリア語勉強しようよ~~
    2010/11/26 19:27 * URL [ 編集] | TOP↑

    はむ  3. 無題

    違うお仕事がみつかると良いですね。
    2010/11/26 22:13 * URL [ 編集] | TOP↑

    LEO  4. 頑張ってください!

    Naviaさんのブログのファンで、いつも楽しく読ませていただいています☆
    職場でとっても嫌な目に合われた様子、胸が痛くなりました。ただ、人によって物事のとらえ方っていろいろあると思うんですけど、Naviaさんの会社は、一契約社員の問題にきちんと耳を傾けて誠実に対応してくれて、私はいい会社だな~と思いましたよ。日本ではこういう人間がのうのうと『長』の付くポストに居座って好き放題してるってこと事態ありえないかもしれませんが、ここイタリアでは結構普通だったり・・・
    同僚の方のようにきちんとイタリア語で対応できないからって思ってられるかもしれませんが、イタリア人って言いたいこと言ってるようで、実は意外に敵を作らないように上手に立ち振る舞う人が多いと思います。結局イタリア人にとって仕事って『お金を稼ぐ手段』に過ぎないんですよね。そこには責任とか情熱はありません。できるだけ揉め事を避けて、うまく立ち振る舞って、適当に同僚と愚痴を言い合ってウサ晴らしをして・・・。もちろんみんながみんなそうではないと思いますけどね。
    なんだかダラダラと長くなりましたが、私はNaviaさんって情熱的だけどすごく冷静さを持ってる人だと思うし、今回もすごく正当な方法を取られて解決されて、さすがだな!って思いました。自分のイタリア語に問題があるから・・・って思ってられるかもしれないけど、たとえイタリア語がきちんと話せる人間でも、今回のような場合Naviaさんの取られた方法が一番だと思います。その副店長のような腐った人間は『かわいそうに・・・』って内心哀れんであげておけばいいです!きっと幸せな生活を送ってない人んですよ。
    なかなか仕事がないイタリアで、自分の好きなやりがいのある仕事を見つけるのは大変と思いますが、今後ゆっくり時間をかけて見つけていけばいいと思います。嫌なことがあったとき、何か好きなモノを買ったり美味しいものを食べたり、あとヤケ酒飲むのにも『おこずかい』は必要です!今はそう割り切ってください!
    同じくイタリア人の夫を持ち幸せに暮らしながらも、イタリアにいる自分の環境に満足しきれてない立場の者として、Naviaさん、応援してますよ~!また楽しい『おかん』の話楽しみにしてます☆
    2010/11/26 22:53 * URL [ 編集] | TOP↑

    yuki  5. きゃーー!!

    Naviaさん、そんな大変な目に遭われて
    いたなんてー!ていうか、あたしも若干
    同じような職場関係でした。。。でもあたしの
    場合、もっとたちが悪くて、同じ日本人に!

    異国の地に来て、同郷の人と仕事をして
    いるのに、こんなのって!とショックでした。

    でもって、あたしの場合は時期を同じくして
    体を壊してしまい、辞めなければならない
    状況に陥って、何だかアイツの為に職を
    失った感が・・・とても嫌な辞め方でした。

    とにかく、あたしはNaviaさんを応援して
    います!!

    追伸:12月の『結婚前に家族に会いに
    行こうカラブリア旅行』が中止になって
    しまいました・・・。残念無念。
    2010/11/27 07:54 * URL [ 編集] | TOP↑

    チャンチャラ  6. ちわーす

    >そういう小さい自分を責める癖が、4年も経つと性格の一部になってしまってるのか

    これ、私も実感中~・・・。
    自分でインド病と名づけてるよ。

    私の場合は、周りの人とのコミュニケーションがちゃんととれてなくても、自分の頭がそのことを半分無視して行動できるようなシステムが、インド4年で出来上がっちゃった感じ・・。そのことが気にならないというか。

    ちゃんと周りの輪に入れてなくても、勝手に生きていけれるようになっちゃってて、でもそれってたぶん周りから見ると、「何考えてるかよくわからない人。あんまり人と話をしたくない人。人間に興味が無い人」みたいな印象を与える結果となってるらしい。

    でも、もう性格の一部みたいになっちゃってて、すっかりそのシステムが自分の中でできあがっちゃってて、治らない・・・。

    外国にいると、言場も早口だったりするとわからないからなんとなく蚊帳の外の人になるし、「外人だから」ってみんなも別枠で見る(やっぱり蚊帳の外)し、あまり会話や輪に入れてなくても、ある意味、そういうポジションでいることを許されるし、だんだんそうなっちゃったんだよねぇ・・。

    「こんなインド人なんかといちいち、つきあってらんない」って自分からシャットアウトすることも多かったし。実際、イタリアもそうだと思うけど、日本人からすると「ありえない」って事態起きるじゃん?そういうとき、「あ、これは無理」ってもう、そこで相手と自分をさっさと切り離してたりしてたし。しかも、それってやっぱり、他に方法なかったし・・。

    ま、何がいいたいかって、「4年もたつと性格の一部になっちゃう」って、本当だと思う、ってことよー。いまも、オーストラリアで、世間とまったく交流がなくても実は平気でいられている自分がいて、ときどきそれを客観的に考えて「わたしって、ちょっとおかしいのかも・・・」って思うよ。
    2010/11/29 07:18 * URL [ 編集] | TOP↑

    チャンチャラ  7. 無題

    ムカつくねぇ。
    お給金が多いと言うことは責任も重いと言うこと。上に立つ器じゃないんだね~。・・・やっぱどの国でも、人事は怖いんだね(笑)
    自分の言葉じゃないから、ムカついてもきっちり説明&言い返すことができないのは後々まで残るよね。私もパートみたいなもんだったけど、嫌がらせされたさ。自宅勤務だったからまだ良かったけど。
    仕事が好きなら続けてもいいと思うけど、そんな人のために嫌な思いをしにいくのもちょっとあれだね。
    今気づいたけど、上のコメントされてる方って、もしやあの人かしら。いつの間にかオーストラリアに行かれてたのね(笑)
    2010/11/29 07:46 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  9. 無題

    Naviaさん、偉いです。ちゃんと会社の人事の人に相談して偉いです。私なら何も言わず辞めちゃうかも・・・。
    「自信と自身を少々見失っている気がする」「日本に居るときより3割、4割弱気な私がイタリアモードになっている気がする」
    私も同じ気持ちです。
    イタリア語がわかっても方言まではわからないから、結局つまづくし、いつまでたっても自信が持てない・・。
    でも頑張っているNaviaさんを見て、私も頑張りますね!!!
    2010/12/27 00:37 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  11. 遅くなりました☆雪の降る2~

    yuki さん
    私もニースで強力な家族にもまれているyuki さんを応援しています(笑
    yuki さんには申し訳ないですが、いつも面白いブログ楽しみにしています(笑
    前の職場は退職の際は残念だったかもしれないけれど、でもアモーレさんと出会えたし♪やっぱり嫌な思いしたぶんありましたよね♪

    カラブリアは次回のお楽しみになったんですね~。残念だけど楽しみが伸びたってことで♪


    チャンチャラ さん
    確かに正直「ロンドンに居ました」っていうより、「インドに居ました」は変わった人のレッテルはられやすいと思う。私もいつも人のコミュニケーションに入りきれなくてもそれはそれでOKって流すくせが出来てるし、たぶん日本の時からそういうとこあったんだろうけど、こっちにいると「外国人」っていうことで一歩は入れない部分が多いし。っていうか勝手に空気よんで勝手に判断してるだけかもしれないけど。
    チャンチャラ さんは確かにおかしいけど(笑、それは「個性が強い」ってことだよ、私はチャンチャラ さんのブログからにじみでる個性が好きだから、もし今もすっきりしてないとしてもそのままで居て欲しいけど。いや、きっと変わっても、やっぱりチャンチャラ さんだからすきだよ、フォローさせていただきます(笑
    でもさ、チャンチャラ さんが言うとおり、やっぱり自分を責める癖はなくしたほうがいいよ、ほんと考えすぎても意味ないし、そもそも外国人はそんな感覚ないだろうし。そういうとこって私たち日本人だよね(笑 
    そっちの生活はどうよ?ちょっとなじんできた?


    Sette さん
    ほんとにむかつくよ~。うん、やっぱり人事の人は強いんだね(笑
    その後あからさまにはないからよかったけど、今となってはやっぱり言ってよかったよ。あのままだったらほんと悔しい思いだけの12月だったよ。ちなみに、そうそう、チャンチャラさんってあの方よ、やっぱり日本には縁がないみたいね。また出ていっちゃったよ(笑


    yumi さん
    コメントありがとうございます。なんかイタリアだと弱気に過ごしてしまってます(涙
    でも、やっぱり小さいことでもいいようになるように変えていきたいですね。お互いちっさくなりながらもがんばりましょうね。私もYumiさんを応援しています! 
    2010/12/27 01:01 * URL [ 編集] | TOP↑


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