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引越しして家が大きくなった。
今の家はバスルームとダイニング、リビングルームにベットルームが3部屋もある。
ミラノの家はワンルームにロフト(といっても腰を曲げることはなく、ベットやクローゼットが余裕でおけた)だったので、家の大きさは大出世した。
別にそんな大きな家を望んでいたわけではない。
ずっとコモに通って探してきた物件は2部屋ある家。
1つのベットルームと1つのリビングルーム、ダイニングは小さくてもいいし、リビングルームと共用タイプでも
十分いい。そう思って物件を探してきた。
が、
郷に入ればなんとやら。
ミラノでは1部屋や2部屋の物件は少なくないが、
コモではかなり少ない。
もともと物件が少ない上に、
ヨーロッパの避暑地でもあるこの土地に、部屋数の少ない物件を建てようという考えがそもそもないのか、
それとも都会と違い、腰を下ろして暮らす土地なのか、家族用の部屋数の多い物件が多いように思えた。
ネットで物件を探しているとコモ湖が見える物件なんかもあったりする。
それを見つけてはアモーレに、「どう?」と聞いてみるものの、
「おい、値段みろよー。目ぇ覚ませよー。頼むぞー。まじめに物件さがせよー」と言われ続けて、
たまに家賃の欄を隠して見せたりしてみたが、一瞥して終了。といった具合で
本気にされることもなく、湖を見下ろすセレブなコモ計画は、幻で終わった。
ちなみに月1500ユーロ(18万?20万くらい?)ぐらいなら、コモ湖が一望できる物件はそこそこある。
で、話を現実に引き戻して物件を見ていたのだけれど、
部屋数が少なくても部屋数が1つ2つ増えてもあまり家賃に差がない物件もあった。
試しに大きい家を見て見た。
そのうちの1つが今住んでる物件だった。
この家に決めた理由はいくつかあるけれど、
この家を拒んだ理由もいくつかあった。
拒んだ理由の1つは、「家がでかい」ということだった。
すごく贅沢な話かもしれないけれど、大きい家というのはそれなりに掃除や気配りも大変だと思ったし、
いくら友達が泊まりやすい家になっとはいえ、そんなでかい家に2人で住むのは寂しいし、
家が小さい故に、今までいつでもアモーレと私は見えあっていたけれど、
こんな大きい家になるとお互い別の部屋に行くとお互いが見えなくなるよ?それでいいのか?
ということも考えた。
だから、この家に決めたくなかった。
結局、予算内で、それなりに納得できる家のNo1はこの家になったので覚悟を決めた。
ここに住んで3週間ほどたったが、
家が大きいということは、こんなに歩くことが多いのか。と実感している。
携帯がなっても、どの部屋に携帯を置いてきたか分からなくて部屋をさまようんですよ!!(笑
で、そのうちに携帯がきれちゃうんですよ!!(笑
こちらから掛け直して、「家が広くて電話とれなかった」とか言い訳してるんですよ!!(笑
(友達は「バカだね~」とか言って笑ってますけど、まじですよ)
アモーレに、ちょっとそれとって。と今までのようにつぶやいても聞こえないんですよ!!(笑
アモーレが旅行かばんを探していたので、「ベットルームだよ」と言っても「ない」と言うんです、
お互いが思いついたベットルームの場所が違っていたんですね、
だから、今では「ベットルーム2は見た?なかったらベットルーム3の右の棚にあるはず。」
とか、番号つけて呼んでるんですよ!(笑
窓を開けていて、風でバタッ!と閉まっても、どの部屋の窓が閉まったのか部屋が多いから分からないんですよ!(笑
いちいち、必要なものを各部屋から探しに歩くのめんどくさいから
ローラースケート買っちゃおうかな~ですよ!!(笑
慣れる日、来るのかな。
でも慣れちゃう日が来ても、
小さい家を楽しめる気持ちは変わりたくないなぁ~。
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