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    全てがあるところだから

    2011-07-12 08:50 / Category: 夫の実家はカラブリア
    カラブリアに帰省する度、マンマがアモーレや私にお洋服を買ってくれている。
    そして、帰省中は寄生虫状態で、全てをやってもらっている。
    帰省最終日の朝には、畑で取れた野菜を持たせてくれようと、出来のいいものを探してくれる。
    そして「少しだけど」とお小遣いをくれ、出発の時間になれば毎回、今でも
    別れ際は泣いて手を振ってくれる。


    そんな話を実家のおかんにすると、

    「いいお母さんね。でも、それに甘えちゃだめよ。ちゃんと断ったり、お返ししたりしなきゃ。
     帰省の時はなんかもって行ってるの?」

    と言われる。
    そして私は

    「別に何も持っていかない。どこか行った時のお土産くらいかしら」

    と言うと、おかんは、

    「だめよ~、そんなんじゃ~!」

    と言われて思った。


    実は、私も帰省にあたり、最初のうちはお菓子ややミラノ近辺のジャムやら、スカーフやらアクセサリーやら。。。
    何かを探しお土産に持っていっていた。

    が、

    気を使わないでいいとマンマに言われ続けたことが、ほんの少し3%の理由で、
    あとの97%の理由は、カラブリアに何でもあり、しかも豊かだということに気づいたから。

    ハムもサラミもジャムもオリーブもどれだけ美味しいブランド品を買っても
    手作りの、その土地の空気で、その土地の水やワインと食べる味に勝るものはない。
    コマスカ!
    実家で取れた野菜


    美味しいピザ屋も、レストランも、町自慢のドルチェ屋さんも
    イタリアのど田舎というのは、豪快で地元の味がいっぱい詰まっている。
    コマスカ!


    私は日本では雑誌を見ては、美味しいレストランを周りたい食い倒れ系だったけれど、
    やっぱり、ミラノでもたまにしてみるが
    「お金で買える(食べれる)地方の味」というのは
    ミラノに戻り数ヶ月すると美味しいと思うが、
    カラブリアや旅先直後に好奇心で行ってみるとがっかりする。


    毎回帰省するとイタリアの田舎の底力を感じる。
    イタリアの田舎には濃ゆい、濃ゆいものがある。


    私はカラブリアを「お金や贅沢品が価値のない世界」だと思っている。


    食べ物は前述した通りだし、
    アクセサリーや服飾品を選んでみても、朝から晩まで必死になって働いてるマンマたちには
    全く無用なもので、たまの外出に。と買ったものの大切にしすぎて、たんすの肥やしなんてことは
    めずらしくない。
    自分を飾るより、家を磨くことを優先するマンマたち。
    綺麗な海も、地中海にふさわしいスカッとした青空も田舎にはある。
    毎日取れたての野菜を食べ、そしてまた働く。

    質素に必要なものを大切に長く使う生活をして、
    いつでも地に根を下ろし働き、よく笑うマンマたちを見ていると
    お金で買えない幸福感と、大げさに言うと大地との接点を感じて
    この生活には足りないものがないように思えてくる。



    だから何をプレゼントしていいのか分からない。
    何でも喜んでくれるが、
    こんなに充実して、なんでも作り出す人たちには
    物ではお返しできない。
    私はそう思っている。


    実家になくて、私が出来ること。


    彼らにとってアモーレと私の生活は興味深いだろう。
    そして大きい家に2人暮らしとなったパパとの会話のネタにもなるだろう。

    そう考えるようになってからは、メールで近況写真を送ったり、どの薬のんだらいい?とか
    レシピ教えて~とか、ネットで調べたら分かるようなことでもマンマを頼って電話するようになった。
    それが私に出来ること。


    そして、カラブリアに行くと必ずマッサージをしてあげる。
    それはほんとに喜んでくれる。
    これも私が出来ること。


    出来る事が見つかったら惜しみなくやっていこう。


    田舎には全てがあるから。
    買えないものをプレゼントするって難しい。
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    コメント:
    KAY(ケイ)  1. 無題

    ""ハムもサラミもジャムもオリーブもどれだけ美味しいブランド品を買っても手作りの、その土地の空気で、その土地の水やワインと食べる味に勝るものはない。""
    このフレーズ、かなり納得ですー!!!
    そしてお金で買えないものをプレゼント。私もノンナには、よくマッサージをしてあげます。たださすってあげるだけなのに、喜んでくれるんです。
    田舎のマンマに、イタリアの底力を感じる日々です。レシピを聞いたり、一緒に料理したりするのも、親孝行の一つですよね!!
    2011/07/17 00:38 * URL [ 編集] | TOP↑

    Navia  3. コメントどうも☆全てがあること~

    yumiさん
    ほんとにマンマたちはたくましく、太陽のように必要な存在ですよね。yumiさんはノンナやマンマが近くに居て、いろいろ伝授してもらって、すごく愛され上手で、温かい家庭なんだな~ってブログからも伝わりますよ~!これからもレシピUPしてください♪


    KAY(ケイ)さん
    やっぱりそうですよね!なんか日本だと手土産ってついつい持っていく感覚がありますよね。そうそう。KAY(ケイ)さんの言うとおり。ブランドや有名レストランがいいとはほんと、限らない。日本ほど情報が細かい国でもないし(笑 「今はやりの~」と言ってもぽか~んとされることのほうが多いですし(笑
    KAY(ケイ)さんもマンマといっぱいお話されてるんだろうな、しかも流暢なフランス語で。私ももっと励みます(笑
    2011/07/28 23:51 * URL [ 編集] | TOP↑


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