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    私はテオ

    2012-07-23 20:51 / Category: ヨーロッパ ni 旅行
    美術品を見て鳥肌が立ったり、目が潤んできたりそういう経験はあっても
    号泣したことはなかった。

    アムステルダムでゴッホ美術館に行ったら涙が止まらなくなってしまった。

    ゴッホ美術館は小さい美術館で、入ってすぐゴッホの自画像に迎えられるのだけれど、
    そのゴッホの顔を見て早速目が潤んできた。

    私、ゴッホって特別好きだったっけ?

    と思いながら作品を追っていくと、彼の人生が進むにつれて絵に色がどんどんついていく。
    音声ガイドを借りていたことも手伝って彼のパリ時代の彼の絵が希望に満ち溢れていたことを知り、また目が潤んで。

    思想的にも希望に燃えたアルル時代の絵の部屋に入った時には
    ずっとにわかに鳥肌がたっていて、涙をこらえるのに必死。

    そして、彼がゴーギャンをもてなす気持ちで書いた「ひまわり」の絵にたどり着くと、
    私の何の、どこの琴線に触れたのか、涙が溢れて溢れて止まらなかった。

    himawari.png

    彼のなんとも温かな気持ちと、未来への希望に満ち溢れたこの絵を前に
    自分にも温かな気持ちが入ってくるというか、
    希望がまぶしいほど伝わって、
    私があなたと共に時代を歩んでいたら、あなたを助けることが出来ただろうか。

    などとぐるぐる頭に周って、もう止まらない、涙が溢れて。


    それにしてもこんなに心に入ってくるなんてどうかしている。
    周りもみんな涙が止まらない。


    ハズ。と思ったら、



    意外と周りはフツーで、泣いているのは私1人。(あたりまえ?)
    パッパッと見て先に行っていたアモーレが私が遅いので戻ってきて、私の顔を見て


    「お腹痛いのか?」張りに「どうしたの?」


    って問いかけられるものだから一気に現実の世界に連れてこられたかな、1人で来ればよかった(笑


    その後の彼の絵も、それから彼と交流をもった人の絵(とりわけ私の好きなロートレックの絵も!)
    もじっくり見ていると、さっきほどではないけれどやっぱり涙が溢れてきた。



    アモーレに言った。

    「私、ゴッホがこんなに大好きだとかそんなこと考えたことなかったし、
     まさかこんなに自分の心になにか訴えるなんて思ってもみなかった。
     でも、私、芸術はやっぱりよく知らない、芸術品を見て出た涙じゃないと思うの。

     どちらかと言うと、「よかったね。」とか「ほらね」とか「大丈夫だよ」って気持ちで見てたの。

     私、たぶん前世はゴッホをずっと支え続けた弟のテオだった可能性が出てきた。」



    とまだ終わらない涙を拭きながら言った。

    アモーレは


    「あ、また?」



    と言うので、


    「確かに前世はアイルランドの姫だったはずって言ったことあるけど、あれはきっとそれ以前。
     私の人生 アイルランドの姫 → テオ って順番だと思う
     (久しぶりに姫ネタ、出た~と思ってる人もいるかも(笑
     )」


    と答えたら


    「ポベリーナpoverina(かわいそうに)。おめでとうAuguri」


    って言ったんです。やつは(笑


    んーー、まーーー失礼ね!そんなこと言われて一気に涙も引っ込んだわ。
    こんな心を騒がす絵を目の前にして並みの美術館程度の感動でしかいないなんて、
    アモーレの前世、絶対ブロンズ像だと思うわ。



    何年かして、また自分の人生が変わった頃またいつかこの場所に戻りたい。
    そしてアムステルダムにも。


    2010 アムステルダム旅行記
    アムステルダム一人歩き
    ヨルダン地区歩き@アムステルダム
    オランダの風車@キンデルダイクKinderdijk

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    コメント:
    Michie 
    号泣したことはないけど、特に好きでもなかった作家の作品に、どーっとのめり込んだことは経験済みなので、お気持ちよく分かります!
    有名どころ以外では、百済時代の壁画の、玄武ですね。もちろん、展示されてたのはレプリカなんですけど、もう魅了されてしまって、そこからずーっと動けなくなっちゃった。大阪だったから、後日また観にいったほどです。(30年くらい前)
    やっぱり芸術は素晴らしいと思います。

    でもNaviaさん、テオ生まれ変わり…だったんですか??アモーレさんがブロンズ像なんて…、かわいそう、でもごめんなさい、大笑いしちゃった。
    2012/07/24 01:20 * URL [ 編集] | TOP↑

    ねーねー おー久しぶりの!
    Naviaちゃんの前世シリーズ久しぶりやなー。あはは、前世がブロンズ像ってそれはそれですてきやん。
    前世がヒグマのウチのおっさんは、私が立ち止まって泣いてても戻って来てくれへんわ(笑)

    作品が入って来て、泣けて泣けてってようわかるわ。私もこないだピサロ展と、恩師の個展で、こみ上げてきてガマンするの大変やったもん。絵に自分を投影するというか、作品で自分の奥深いところにあるものが開封されるからやと思うな。
    ほんま芸術ってすごいよね。
    2012/07/24 23:02 * URL [ 編集] | TOP↑

    わたあめ 
    わたあめ、占い師に「あなたの前世はおじぞうさん」と言われた事が有った。
    もうそれは、かなり落ち込んだ。
    せめて生き物がよかった。生き物プリーズ。

    あ!!パリの格安チケットを見つけたの。行ってきます!!
    2012/07/25 06:24 * URL [ 編集] | TOP↑

    パナッタレ 
    あー、また出ちゃったんだね。前世シリーズ。

    「私、たぶん前世はゴッホをずっと支え続けた弟のテオだった可能性が出てきた」とかって、泣いてるわりには、やたら説明的なセリフがイケてます。

    ヨーロッパあたりで前世が像だとさ、素っ裸であの部分にだけ葉っぱ乗っけて、一番目立つ場所に突っ立ってた可能性が大だね、アモーレ(笑)。
    2012/07/25 11:04 * URL [ 編集] | TOP↑

    コメントどうも☆私はテオ 
    Michieさん
    じゃぁきっとMichieさんもその時代、その玄武を眺めていたか、もしくは描いた人だったとか? 何か胸につきささってまた戻ってしまうなんてよっぽどですよね!
    そうそう、あんなに感動しないなんて、アモーレ絶対ブロンズ像(笑


    ねーねーさん
    おっさんがヒグマでも、ぜったいねーねーとこに気になってもどってきてくれてたと思うよ。なんか想像できるわ、容易に。
    ねーねーが感動して立ち止まっていても、「鮭とったどー!」ってうれしそうにくわえて来るツトムはんが(笑
    ピサロで投影きたんや~、ねーねー前世ヨーロッパ人だったかも!


    わたあめさん
    おじぞうさんって(笑 それはありがたいな(笑 えええーー、落ち込むことないですよ、ロバとか言われるより断然ありがたい!パリいいなー♪ いっぱい楽しんできてください!!!結構寒いらしいですよ、セーター持っていってきてください~!


    パナッタレさん
    だって説明しないとアモーレ分かってくれないからさー、号泣しながら説明ですよ(笑
    そうなんだよね、きっとおっしゃるような格好で広場に立ってたんだろうね、彼。って彼は前世もヨーロッパに居たということかー(笑
    2012/07/26 19:31 * URL [ 編集] | TOP↑

    Michie 
    いやぁ~。はっきりした記憶がないから、前世かどうかわかんないですけど…。もし前世があるのだったら、私、やっぱりどこかでドイツとつながりがあったんじゃないかと思います。
    幼稚園時代からドイツの国旗を描いたり、ドイツに行きたい、って言ってたそうなんですよ。ヘンな子供でしょう?
    2012/07/27 16:55 * URL [ 編集] | TOP↑

    なおこ 
    パリでもゴッホとゴーギャンを特に集めた展覧室がいろんな美術館にあったように覚えています。駆け足で回ってしまうとどうしても、それぞれの作品に心から向かい合うことができないので、そういう意味では、それほど琴線に触れる作品に出会えたNaviaさんがうらやましいです。

    同じ本を何度か読んでも、年齢に応じて、それまでの人生経験に応じて、心への響き方や解釈の仕方が違うとは言いますが、絵画にも同じことが言えるのでしょうね。
    2012/07/27 23:04 * URL [ 編集] | TOP↑

    KAY 
    ブログ久しぶりに読んで(ごめん)笑わせてもらいましたー。
    ブロンズ像も生き物のカテゴリーにはいるのねー。
    私、そういえばテオさんのお墓行きましたよ。
    パリ郊外で、絵にも出てくる教会なんかがあるところ。印象派の画家が結構住んでいたみたいです。
    一応観光スポットにはなっていましたが。
    このひまわりの絵を見ると、日本人がバブルのときに購入したのを思い出しちゃう…
    2012/08/06 19:07 * URL [ 編集] | TOP↑

    私はテオ☆お返事遅くなりました 
    Michieさん
    それはへんな子供だと思います(笑 じゃぁ百済時代の人→ ドイツの森の人だったんじゃないですか? だって今住んでる場所もすごく好きだって感じがすごく伝わるし、森の民?山の民?だったはず♪


    なおこさん
    作品数が多いとどうしても駆け足にならないといけないですものね。ここは作品数も少なかったので絵心のない私でも十分足を止めてみることが出来たのですが、ほんと、私の前世はテオですね!(笑 また自分の立場が変わったときに訪れたいです。出来ればもっと若いときにも会いたかったな、あの絵たちに。


    KAYさん
    実は私もブログを開くのはひさしぶり、バカンス中はPCとか見てないですからねー(笑
    そうなの、アモーレの前世は絶対ブロンズ像だったと思います。血が通っていないことばかり言うもんだし!(笑
    テオのお墓、前世の私のお墓参りしてくれたんですかー!
    しかもパリ郊外にあるんですね。
    あ~、行ってみたいなー!
    ひまわり、保険会社が落札しましたよね、確か。
    2012/08/07 00:41 * URL [ 編集] | TOP↑

    Michie 
    百済時代の人…とは考えなかったですねぇ!座布団一枚!
    ほんとにね、誰かに教わったということもないのに、子供時代、フランスが嫌いだったり(今はもちろん、違いますよ!!)、なんか今思うと、古いドイツ人の偏見のようなものを持ってた子供でした。
    で、南ドイツへの愛着…。何が何でも南ドイツ、ドイツだったらどこでもいいっていうんじゃなかったんです。
    最初に住んだのはMainzだけど、主人の仕事の関係でこちらに来た時は、すっごく嬉しかったです。
    …へんですよねぇ、やっぱり。
    2012/08/09 05:02 * URL [ 編集] | TOP↑

    micio 
    ナビアも絵が好きなのね、知らなかった。時々世界のどこかで同じ絵に出合う時があると、例えばロンドンでフェルメールの真珠の耳飾りの少女をみて京都で再会とか、何か縁があるんだわと思ったりしてうれしくなる。そしてその絵をうちの父がこの間大阪でみたとわたしに語る。小学生の時、絵の展覧会を見に行ってキリストの顔の絵に引き込まれてじっと動かないでいる私がいた。イタリア人の主人はイヴ生まれ、これは何かこじつけかしら?
    2013/01/12 20:59 * URL [ 編集] | TOP↑

    micioさん☆コメントどうも Re: タイトルなし
    それこそたぶんmicioさんの前世ヨーロッパ人で、絵と接点があった人なのかしら? 絵を見て再会って感じるってすごくみずみずしい感性がステキ!だって私なんて、「あ、あの絵大阪に来てる!本場で見ておいてよかったわ、今行ったら込むし」とか思っちゃうもの(爆
    もしかしてmicioさんは、教会とかでも何か感じるタイプかも!そうよ、前世ってばかにできないわよ、きっと関係があるはず(笑 じゃぁ、一度はフランスの画家、もう一度は修道女としてキリストをつねに敬愛していた。どう、ありえませんか?(笑
    2013/01/14 23:16 * URL [ 編集] | TOP↑


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