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エミレーツ・パビリオン
ここはパビリオンの完成度、それから今回の万博(EXPO)の
"地球に食料を、生命にエネルギーを" に
沿った内容の展示だとメディアで評価を受けていたパビリオンです。
私が気に入ったパビリオンのTOP3の一つです。
さすがに並びます。並びますが中に入ってしまえばそれほど時間を取られることはないです。
何が気に入ったって、まず、このうねるような砂漠をイメージした巨大な建物(奥の方までずっと続きます)。
この1枚1枚の瓦は中国で作られた熱を吸収する技術がある瓦だそうで、外気との温度差を作れる瓦だそうです。
そうしてお金と技術をかけた建物を、今回の万博だけでなく、
2020年のドバイ@アラブ首長国連邦での万博でそのまま使用されることです。
建物自体を説明してくれるパビリオンはなかったので、それも新鮮でした。
エミレーツ・パビリオンの自信を感じました。
5年後にも色あせないものを持ってきているという自信、
5年後にドバイ万博に訪れる人にミラノ万博の懐かしさも感じさせられて、
そして何よりすごくエコロジーです。
全てではないでしょうけど、万博の後は単に撤去になる建物も多いと思います。
入場して科学を見るコーナーがあり、その後がフィルム上映です。
映像技術もよかったですし、砂漠が国土の多くを占める国ならではのストーリーになっていて
日本やヨーロッパとはまた違う、厳しい自然と水の大切さをを感じることが出来ました。
このパビリオンを出た後は、水の大切さ、自分が人と資源を分け合って生きていくために
出来ることというのを考える余韻が出来た、でも説教くさくない、
楽しくて考えさせられるパビリオンでした。
このパビリオンがどれだけよかったというと、
他国パビリオンでフィルム上映を見た後拍手が起こることが何度かありましたが、
それはそこにいる、説明してくれた引率ガイドや、演者に対してという感じがありました。
このパビリオンには演者も引率ガイドもいません。フィルム上映のみでしたが、
フィルムが終わるとフィルムに対して拍手がありました。
その場に居た私も含めて言語の違う人たちからの、とても大きな拍手でした。
待ち時間がネックですが、お薦めです。
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